仲間たちとの裏山歩き、、、
タカ長たちが「麗しの森」と言っている自然林の森に陽があたり、綺麗に見えました。が、、、
実際に行ってみると地形も厳しくて、岩場も多くて、歩くことは困難な森なのです。
そのため私たちはここを「裏山の秘境」ということにして、この森には近づかないようにしているのです。
そのような地形なので植林の手が伸びてこなかったのかも分かりませんね。
ということは余談ですが、、、
今日はあの尾根に登る仲間たちと別れて、、、、ガードマン役の仲間と二人で右折、、、自然歩道を通って大杉集落に向かいました。
一昨日、退院したばかりなので、一応、、、自重する、、、、ということにしたのです。
言うまでもないことですが、息がはずんでおしゃべりできないような歩き方は心臓への負担が大きくて、、、、
そのような歩き方は厳禁、、、、、そのようにならないよう自重しているのです。
同行したのは民泊クロ兵衛の親父さん、、、男二人では味気ないと言えば味気ないのですが、、、、
今日はリハビリのための山歩き、、、、終始おしゃべりしながらの山歩きでした。
大杉集落は紅葉の季節、、、、それは分かっていたことですが、、、、
集落にある柿はどの木にもいっぱいの実があって、、、、とにかくすさまじいばかりの実がなっていて、、、
実りの秋だなぁ、、、などと言っていたら、、、、実りすぎの秋だ、、、とガードマン氏に訂正されました。
柿との距離があったり、光線状態が悪かったりで写真的にはよく分からないものもありますが、、、、
とにかくどの木を見てもいっぱいの実、、、、柿は実っても採る人がいないのですね。
このような状態は好ましいことではなくて、、、クマなどを呼び寄せる原因にもなっているようですが、、、、
だからといって年寄りに収穫してくれと頼むのも酷なようで、、、、、
というか、そもそもその年寄りさえいない状況なのです。
タカ長が子どものころは食べるものがなくて、よその柿をとって食べ、叱られたことがありますが、、、
ある面ではそのような状態の時のほうが良かったのでは、、、、、と思うことさえあります。
子どもだったタカ長には詳しいことはわかりませんが、そのころは山村は人の手で管理されていて、、、
野生動物とのバッティングも少なかったのではないかと思われます。
秋になれば小さな集落でも紅葉を楽しむことができますが、、、、
一皮むくといまの日本の山村がかかえている問題が見えてきます。
実りの秋ならいいのですが、、、、「実りすぎの秋」では何かと問題がありそうですね。