タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

助けられて

2017年11月30日 | 日々雑感
朝から曇り、この時間になって晴れてきました。

2回目の入院では26日の日曜日に退院したので支払いが出来ませんでした。

昨日支払いの連絡がきたので、今朝さっそく病院に出かけて支払いを済ませました。

何か物を買って、その支払いが少し遅れるのは気になりませんが、、、、自分の体のどこかに未払金があるのは何となく居心地が悪いものです。

    

その後クリニックに行って、2回目の治療が終わった挨拶、、、、、

今回は先生と話す機会がありました。お礼を言ったら、、、、

「大変な状態で、あの治療が出来るのは何十年もやったベテランだけが出来ることなのですよ、、、、」と

三途の川のそばから救い出してもらったことを告げられました。

そのことはタカ長も頭ではわかっているのですが、何しろ自覚症状がないので自覚に欠けることがあるようですね。

タカ長的には「三途の川の川岸まで行ったが、対岸から可愛い姉ちゃんが手を振ってくれなかったので帰って来た」ということにしていますが、、、

本当は冗談を言っている場合ではないのですね。

    

熟れた果物が何の前触れもなく落ちることがあります。

というか、果物の場合は前触れなく落ちるのが普通です。

    

木の葉が落葉するのも前触れなしです。

風がない日でも、、、、何となくふわりと落ちるのではなく、、、何かに引っ張られるように木の枝から離れて行きます。

歳をとって来ると、ピンピンコロリ、PPKが理想だと色々な人が言われますが、、、、

いくらピンピンコロリといっても、ブレーカーが切れるように逝ってしまってはまわりの人に挨拶する時間もありません。

一歩間違えればそのようなことになったかも知れなかったことを忘れないで、、、

すんでのところで助けて頂いた命を大切にして、これからの人生を生きていかないと、、、、とあらためて肝に銘じているところです。

          

クリニックの前にあるスーパーの書店でこのような本を見つけて、買ってきました。

この著者の本を読むのは初めてですが、パラパラとページをめくるだけで、何かしら心に響く言葉を見つけたから買いました。

     そよ風にふかれるだけで、

     なんて恵まれているのだろうと

     感じることの幸せ。


「多くを持たないことの幸せ」という一文の最後に書かれていることばです。

タカ長もこのような幸せを手に、これからの人生を生きていきたいのですが、山の仲間にも心にとめて頂きたい言葉として紹介しました。

もう一つはコメント抜きで紹介します。

     満開だけが花、

     満月だけが月ではない。


何気ないことばですが、一世紀以上生きた人のことばには何かしら深いものが感じられますね。