初夏の伯耆大山、北壁の風景です。
広島の山好きなら誰もが登っている山です。もちろんタカ長も登りました。
若いころは足しげく、と言いたいところですが、、、、仕事を持っている時なので自分で思うほどは登山回数は伸びていないかも分かりません。しかし、春夏秋冬この山に数多く通ったことは事実です。
そしてこの山で鍛えられました。この山はタカ長にかぎらず、広島の登山者の師匠のような山です。
しかし、加齢とともに大山に登ることから遠ざかり、、、、
考えてみたら、この写真を撮った2013年5月以降大山の頂上を踏んでいません。
若いころには考えられない、、、、永い永いご無沙汰です。
この大山だけではありませんが、、、、この歳になると、、、、、
日々登る山が、、、、少なくとも裏山以外の山が、、、もう二度と訪れることのない山頂のように思えることが多くなっています。
それらの山々に毎回毎回お別れの挨拶は出来ないとしても、、、
主だった山には、特に「師匠」と思っている山には、心をこめてお別れする登山をする必要があるのでは、、、と考えているのです
といっても今年の予定はほぼ決めているので、、、大山登山は来年になりそうです。
最近のタカ長は速く歩くことができないので、、、、
のんびり歩きの出来る人たちと小さなパーティを組んでトライしてみたいですね。
暮れて行く大山。
これは夏の風景ですが、、、、暮れゆく大山といえば初めての冬山登山のことが忘れられません。
その日は6合目から上は深いガス。その中を先輩リーダーに連れられて無事下山しました。
ホワイトアウトと言う言葉がありますが、あの時はそれよりも厳しい状態、、、グレイアウト状態でした。
2メートル先もまともに見えない風雪の台地状の山頂から慎重に、慎重に歩を進め、迷うことなく下山したリーダー氏の能力には舌を巻きます。
タカ長などいまもってあのレベルに立つことは出来ていません。
そのような、、、、色々な思い出が数多くある伯耆大山。
あの山だけは、、、、今生の別れになることを意識しながら「感謝の登山」をしないと考えています。