タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

課題があると

2020年08月05日 | 山歩きから
梅雨が明けて低山歩きがきついシーズンになりました。しかし、自分の健康を考えたら山を休むわけにはいきません。

頭では分かっているそのことを実行するためにはそれ相応の動機づけが必要です。タカ長の場合、「とりあえず90歳まで山歩きを続ける」と公言していることがその一つです。

しかし、そのような抽象的なことだけでは重くなった腰を上げることが難しくなりました。
そこで「課題づくり」です。

    

何度も何度も歩いている裏山ですが、それでも未知な部分はいくらでもあります。牛池東側の森や大杉の巨木群、旧河内峠から高森(大杉山)へのルートなどがその例です。

人間いくつになっても未知の部分を探ることは面白いものです。その部分を刺激しながら裏山歩きを継続すれば、90歳まで山を歩くことが出来るような気もします。

    

カフェ46から見る388m地点です。こちらから見ると388mと言いたくなりますが、反対側から行くと単なる高みです。

その地点のことはどうでも良いのですが、あそこからカフェ46に帰って来たい、と言うのが最近の課題です。

     

7月31日の軌跡です。

右下の印のところがカフェ46ですから距離はありません。しかし、沢があります。あの峰から沢を渡って帰ることになりますが、これまでそのあたりを探索したことがありません。だから課題になります。

あの峰から真っ直ぐ南に尾根を下りてくるか、右側の尾根を歩くのが良いか、それとも途中から谷すじにルートを取るか、たったこれだけの範囲でも、地図を見ていると色々なことが頭に浮かび、課題が明確になってきます。

    

具体的な探索は涼しくなってからになりそうですが、このエリアはいつもの駐車場から近いので、その気になれば連チャンもあり得ます。

それだけ頑張るだけのものがあるかどうか、行ってみないと分かりませんが、この課題も今のタカ長には大切なものになりそうです。

具体的な探索は涼しくなってから、と書きましたが、、、、、、

いま気になっている高森(大杉山)や73番鉄塔方面は遠いので、この暑い時期は距離的に近いところへ行くべきか、と言う気持ちもあります。

タカ長のことだからすべては気分次第ですが、388m地点の近くのあの径が歩けるものかどうか、歩けるとしたらどこまで歩けるか、、、、

その程度のことは早々に探索してみたいような気もします。

    

このような「箱庭登山」など若いころには考えられませんでしたが、この歳になると悪くないように思えます。

そして遠出登山がままならない昨今の状況を見ると、課題を見つけて身近な山を歩くことは案外ナウい山歩きと言えるのかも分かりませんね。