何年か前のことですが、親しい鳥友が一足早く逝ってしまいました。
仲間内でも元気印でした。そのような鳥友の死、人に生き死には分かりません。
どちらかと言えば病弱なイメージだったご主人が残されましたが、そのご主人も先月亡くなられました。
子どもさんもいないと言うことで、昨日親戚の人と故人の親友で遺品整理が行われ、タカ長たちも呼ばれました。
遺品の中に双眼鏡などがあったからでしょう。
正直言っていまさら双眼鏡など欲しくはありません。
ただ、そのような中古の光学製品も東南アジアの学生たちには高級品で、そこに寄付する手立ては知っています。
そのために呼ばれたのですが、、、、、
マンションのフロアいっぱいに積まれたものを見ながら、鳥友との楽しかった探鳥旅行を思い出していました。
彼女とは多くのところへ行きましたが、一番遠かったのはカナダでした。
この2枚はバンクーバーのスタンレー公園での探鳥風景です。これはツアー旅行で、タカ長も皆さんについて行くだけ、気軽で楽しい旅行でした。
国内で遠かったのは北海道。この時はレンタカーでまわりました。
北海道から九州まで、思い出してみればずいぶんたくさんの探鳥旅行をしました。
その鳥友のマンションに行って足の踏み場のないほど積まれた遺品を見ていました。
どこかの国に持って行けば宝の山ですが、タカ長たちにはそれほどの物欲もありません。
彼女やご主人との思い出の品を少しだけ頂いてきました。
彼女のマンションも拙宅も、床面積としては似たりよったりですが、、、、
その家にあるものを床に積むとひどいことになることを実感しました。
元気なうちに処分するよう娘から何度も言われていますが、、、、、
それが出来なくて困っているのです。
今の日本人は本当に多くのものにかこまれて生活しているのですね。
最初の写真は開聞岳登山の時に撮ったもの、最後の写真はその開聞岳、薩摩富士です。
タカ長の山ときどきタカ見は金子みすゞの詩です。