タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

同窓会のような登山

2020年11月04日 | 山歩きから
このブログで紹介したことのある「同窓会のような登山」を昨日行いました。

出発点の内黒峠には加藤武三のお嬢さま、姉妹をふくめて8名が集まりました。ささやかな同窓会登山です。

せめて赤帽さんが来てくだされば9名になり、野球のチームが組めたのに???

    

内黒峠から牛小屋高原に車で移動、ここから夏焼のキビレを経て山頂を目指すコースです。

「父が好きだった恐羅漢山を歩きたい」と言うお姉さまのリクエストによって決めたコースです。

タカ長たちが先月ファミリー登山で歩いたコースとまったく同じコースです。

    

山の紅葉はほとんど終わっていました。

いまは内黒峠の峠道やふもとの集落あたりが紅葉の見ごろだったようです。

    

加藤武三の長女は小学校の先生をされた人で、タカ長の母校にも赴任されていたことがあります。

その先生が地元紙のコラムに投稿されていたものを読んだのがすべての始まりだったようです。

娘から見たお父さんとの思い出などをうかがいながら歩きました。

   

ちょっと意外だったのはお父さんとの登山経験はほとんど無い、と言うことです。

子どものころは、山と言えば山菜などを採りに行くところで、登山の対象ではなかったそうです。

深入山や雲月山に山菜を採りに行ったのが良い思い出だったそうです。

   

お二人が登山を始められたのはお父様が亡くなってからでした。

誰かに誘われて恐羅漢山に登られました。

山を歩いている時、急に雪が降ってきて山は薄化粧。そのときユキザサの赤い実と白い雪のコントラストが彼女の心を一瞬にとらえたようです。

「一瞬で山にはまりました」と懐かしそうに話されていました。

ユキザサの赤い実と白い雪、タカ長にも思い出がある風景です。

    

天気図が冬型になり、山頂に着くころには風が強くなりました。

陽も陰り、寒くなりました。

山頂で急ぎ昼食。

    

              

昼食を済ませて早々に下山開始。

この時期ですからそれなりの支度はしていますが、それでも寒い山頂でした。

本当はもう少し山頂でのんびりしたかったのですが、、、、、。

下山している時、久しぶりに手がかじかむ感覚を味わいました。

本宅が狭くなったのでタカ長の山ときどきタカ見で紅葉の写真を紹介しています。

こちらもご覧いただけると幸いです。