タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

嫌な言葉

2020年11月14日 | 日々雑感
色々あってお疲れのタカ長、今日は軽い話題です。

と書きましたが、本当は重い話題かも分かりません。

    

    

わが裏山ではこのような掲示がされたままです。

各地で熊情報が報道されていますが、私たちの町でも例外ではありません。

タカ長の母校の近くを小熊が3匹歩いていたとか???

このような情報がどこまで信用できるのか???

親熊1と小熊が1なら県北の町でタカ長も見たことがありますが、小熊が3頭のこのこ歩いていることがあるのか???

上の掲示でも疑問を感じるのですが、わが裏山ではほとんど登山者がいません。

そのような山に熊がいてもおかしくはありませんが、裏山の登山口のように動物の足跡など付きにくいところで、、、

これは熊の足跡だと言える人がたまたま居たことが信じられないのです。

    

広島の山は熊の生息域ですから、熊がいること自体おかしなことではありません。

その熊が人間の生活圏に出てくることはお互いに不幸なことですが、、、

その時に言われるのが害獣を駆除

害獣?    駆除?

    

害獣とか     害鳥とか    害虫とか

ヒトは平気でそのような言い方をしますが、この地球上にそのようなものがいるのでしょうか?

ヒトが思い上がってそのような言い方をしているだけで、すべての生き物は宇宙船地球号の乗組員なのです。

この地球上に、もし、害獣がいるとしたらただ1種、ヒトだけだと思うのはタカ長だけでしょうか?

今年は山を歩いていてもドングリをほとんど見ないので、彼らのエサが少ないことは間違いありません。

それだけにヒトとのバッティングが心配されますが、、、、、

だからといって害獣呼ばわりはないでしょう。

    

タカ長も独りで山を歩くときは彼らと不幸な出会いがないよう、一応の気づかいはしています。

だからといって、そのために行きたい山に行かないような選択をしたことはありません。

世の中の熊騒動を見て、何かしら滑稽なものを感じるのはタカ長が能天気だからでしょうか?

    

ツキノワグマの分布域です。

これで分かるようにタカ長たちが活動しているところは熊のいるところです。

多くの登山者が出かけるアルプスなど、熊の生息域のど真ん中に行くことを意味しています。

そのことに過剰反応していたら日本のアウトドア活動は成立しなくなります。

それなのに、冒頭の掲示では不要の入山は避けろとか

わが町の役所は頭が悪いのか?

不要な掲示はするな、と言う気持ちでクレームをつけたことがあります。

しかし、担当者は自分の保身を考えるだけ、話にならないので深追いはしませんでした。