タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月14日

2008年09月14日 | タカの渡り観察
サメウラダムにツバメ飛び、、、

 昨日の観察終了にあわせるように雨が降りました。馬の背を分ける夏の雨、その時間タカ長はガソリンを給油中でしたが、ガソリンスタンドの周りは一滴も降っていませんでした。しかし、給油を終わって200m走った道路は水浸しの状態です。



 その雨がタカ長観察地にも降ったのでしょう。一夜で砂漠状態だったわが「サメウラダム」の水位は80%に回復しました。満水になると前方の4本の木の幹のところまで水が来ます。



 こうしてみるとタカ長観察地も瑞々しく見えますね。

 この水を求めて渡り途中のコシアカツバメが何度も何度もやって来ました。彼らも途中給水しながら渡っているのでしょうか?

 昨日は水不足の四国にも雨が降ったはずですが、本家「早明浦ダム」の水位は回復したのでしょうか?貯水率がゼロになって久しい早明浦ダム、その水に頼って生活している人の苦労と心配が思われます。

 四国に実家を持つわがトビ吉おじさんも早明浦ダムの水位の変化を心配している一人なのです。

今日の結果

  9月14日   晴

   観察者  タカ長・トビ吉・御大・カンヌシ・カメ吉・キョージュ・コリ吉他
   観察時間  8:00-16:00

     ハチクマ        56
     サシバ         1
     ツミ           1

  県北の観察地では72羽のハチクマを記録しています。

  渡りの最盛期に向けて確実のときが流れています。

今日の野鳥~コサメビタキ


     写真: キム・ソンヒョン

 色々話題があって紹介が遅れましたが、タカ長観察地でも3日前にコサメビタキを確認しました。何時見ても可愛い鳥ですね。

 エゾヒタキやノビタキもこの観察地の常連ですが、今シーズンはまだ記録していません。間もなく姿を見せるはずです。

 先日写真を紹介したので今日は省略させて頂きますが、観察終了直前5羽のサンショウクイが観察地の上を渡っていきました。

 タカの動きばかりでなく、小鳥たちの動きにも目が離せないタカ長観察地です。

今日の観察~9月13日

2008年09月13日 | タカの渡り観察
大山鳴動してハチクマ 1羽

 週末のタカ長観察地、観察者も増えて楽しく観察出来ました。

 居つきのハチクマは相変わらず度々現れます。毎日観察地に出かけているタカ長やトビ吉おじさんは少々食傷気味ですが、週末組の観察者には新鮮に見えるようです。

 どう言うことなのか一度に5羽も6羽も出たこともあります。A山のほうに3羽、B山のほうに2羽、それらが渡りとは関係ない方向に飛んで観察地は大騒ぎです。
 
 右に行った、左に飛んだ、、、、と大騒ぎしても、結局渡ったハチクマは1羽だけ、まさに大山鳴動してハチクマ 1羽でした。

 それにしても今シーズンは居つきのハチクマを見かける機会が例年になく多いようです。繁殖の成功率が高かったのか、繁殖した場所が観察地に近かったのか、それともその他の理由があるのかも分かりませんが、とにかく渡りをしないハチクマが目につくこれまでのタカ長観察地です。

 それに伴って木の上に止まって休むハチクマをみる機会も増えています。今日も朝からA山とB山に同時に止まっているのを確認しました。
 
 「最近のハチクマは脚力が落ちたなぁ、すぐ止まりゃーがる」

 トビ吉おじさんとハチクマの悪口を言いながら観察を続けています。

今日の結果

  9月13日  曇一時晴  (観察終了後雨になりました)

   観察者  タカ長・トビ吉・御大・カンヌシ・アニマ・キョージュ・アサギ姫
   観察時間  8:00-16:00

     ハチクマ        27

  観察者の目が増えれば当然のことですが確認できるタカの数も増えてきます。

  初めにタカを見つけてくれた人にポイントを出して、そのポイントが多かった人に、シーズン終了時にタカ長から賞品を出せばよい、と誰かが言っていました。
  世の中なんでもポイントの時代、なかなか良いアイディアですが、タカ長に賞品を出すだけの財力があるかどうか、肝心なことは誰も検証してくれません。

今日の野鳥~セグロセキレイ





 2枚ともキム・ソンヒョン君が撮影したセグロセキレイです。この2羽にどこか違いが見つかりますか???
 小鳥の見えないタカ長には同じように見えるのですが、、、、、

 上の写真はソンヒョン君が来日したとき、世界遺産の島、宮島で撮影したものです。撮影日は2007年6月18日です。

 下の写真は2008年1月18日に韓国の南東部慶尚南道のポーハンと言うところで撮影されたものです。つまり韓国本土で撮影されたと言うことです。

 私が鳥を見始めた頃セグロセキレイは日本固有種で、日本でしか見ることが出来ない、と教えられました。その後韓国でもセグロセキレイが確認されましたが、このことは韓国で鳥を見る人が増えたことと無関係ではないと思います。ソンヒョン君からの情報によると、韓国では慶尚南道から韓半島の東側の河川部で確認されている、と言うことです。

 また詳しい情報が入りましたら紹介しますが、今日のところは韓国でもセグロセキレイが見られる、と言うことだけを頭において頂ければ良いでしょう。

 不勉強なタカ長はそれ以上の情報を持っていません。

今日の観察~9月12日

2008年09月12日 | タカの渡り観察
今日は息抜きをさせて頂きました。

 タカ長は十代の頃から山歩きをしています。ですからキャリアー的には鳥より山が圧倒的に長いのです。

 タカの観察も好きですが、唯一の欠点は運動不足になることです。そのために観察地に7時前に出かけて歩いたり、渡り期間といえども山歩きを忘れないようにしているのです。

 山を歩くことで健康な生活を得てきたタカ長としては、誰が何と言っても山歩きを手放すことは出来ないのです。何しろ健康あっての渡り観察ですから。

今日の結果

9月12日   曇

  観察者   トビ吉
  観察時間  8:30-16:00

    ハチクマ        6
    サシバ         2

  今日県北の観察地では23羽のハチクマを記録していますが、タカ長観察地にはハチクマの群は現れていないようです。

  この情報を得て週末組みの観察者は勇気が出たのでは?

  そろそろ渡ってきますよ。

今日のタカ長

2008年09月12日 | 山歩きから
今日のタカ長は猫山に登りました

 今日のタカ長、渡り観察はトビ吉おじさんに任せて、ハイキングの仲間たちと広島県北東部の猫山に登りました。



 猫山登山のお目当てはこの花、ネコヤマヒゴタイを見ることでしたが、、、、、



 前回何本も見たあたりをいくら探しても見つけることが出来ませんでした。上の写真は05年9月に撮影したものですが、花の最盛期ではないようですね。
 その05年のときとほぼ同じ時期に今回登ったのですが、何人もの人がいくら探しても見つけることが出来なかったのです。

 今年の開花が若干ずれてしまったのか?

 草が繁ってきてそれらに負けてしまったのか?

 植物音痴のタカ長には分かりません。



 これはワレモコウ。もちろん秋の花です。そのほかにはフウロ(本当のところ何フウロか識別できないのです)、トリカブト、アキノキリンソウ、アケボノソウなどなど秋の花を見ることが出来ました。



 猫山の山稜にはススキの穂も伸びて、秋の風が吹き始めていました。

 もう一つのお目当てタカのことですが、トビも飛びませんでした。空を飛んでいたのはトンボとツバメ、イワツバメ、ハリオアマツバメなどです。

 鳥の面ではまったく不作の猫山登山でした。

この人は何をしているのでしょうか???



 昨日紹介した写真です。もちろん釣りをしているわけではありません。竿らしきものの先端に注目してください。



 先端にはこのようなものがついています。

 この先端の幅とトビ吉おじさん作成のハチクマのパネルを、竿を前後に動かしてあわせます。例えば100m先のハチクマと大きさがあったところに印をつけておけば、空を飛んでいるハチクマまでの距離の概算を知ることが出来ます。

 もちろんこの竿には200m、300mと言うように数字を書いておきます。限られた字数でややこしいことを説明するのは少し難しいのですが、原理的なことはお分かり頂けると思います。

 この人は原始的な(?)方法でハチクマまでの距離を測っているのです。

 その精度は? 慣れてくれば案外正確に測れるのではないでしょうか。

今日の観察~9月11日

2008年09月11日 | タカの渡り観察
タカ長ブログを開設してまるまる1年が過ぎました。この間のご愛読に感謝申し上げます。

そろそろ渡ってほしいけど、、、、、

 東のほうの情報を見ると少しずつですがハチクマも動き始めているようです。わがタカ長観察地でもそろそろ5羽、10羽程度の群れがやってくるのを期待しているのですが、、、、、、なかなか現れてくれません。

 居つきのハチクマは相変わらず飛び回っています。成鳥2羽と幼鳥2羽、飛行練習も進んできたのか、その行動範囲も広がっています。そのため思わぬところから突然現れてビックリさせられますが、そろそろ居つきのハチクマの顔は見飽きてきました。

 そろそろ渡ってほしいけど、と言う意味は渡りが本格化して欲しいと言う意味が第一ですが、居つきのハチクマもこの山を飛び去ってほしいと言う意味もあるのです。

 贅沢なことかも分かりませんが、渡りをしないハチクマがあまり度々出ると付き合いにくたびれるのです。何しろ観察者の歳が歳ですから、、、、、。

今日の結果

  9月11日   快晴のち晴

    観察者    タカ長 トビ吉 コリ吉
    観察時間   8:00-16:00

      ハチクマ        1

  たくさんハチクマを見ましたが、渡りとしてはたったのこれだけです。

この人は何をしているのでしょうか???



 山に来て釣りをしている???

 ハチクマを釣りに来たわけではないでしょうが、、、、、

答は明日のお楽しみ、、、。

今日の野鳥~ホオジロ


      写真: キム・ソンヒョン

 先日このブログで紹介したサンショウクイは日本のサンショウクイと雰囲気が違うのではないか、と言う話を聞きました。言われてみると尾の長さなども違うようですが、これは写真の写り方の問題なのでしょうか?それとも本当に違うのでしょうか?不勉強なタカ長には本当のことは分かりません。

 それではこのホオジロは如何ですか?

 ホオジロはタカ長観察地の常連ですが、そのホオジロとくらべると頬の色が明らかに違いますね。韓国のイラスト図鑑を見るとホオジロはこのような色に描かれていますが、日本野鳥の会のフィールドガイドには私たちが普通に見ているように黒く描かれています。つまり両国のホオジロのあいだには違いがある、と言うことになるのです。

 タカ長は韓国に何度も行っていますが、不真面目な私は細かく見ていません。

 細かく見ていないと言えばスズメでも同じです。一緒に韓国を探鳥旅行した山口県の鳥友に言われて初めて気がついたのですが、韓国のスズメと日本のスズメは頬のパッチの位置が微妙に違うのです。

 鳥は良く見ないといけないのですね。

 頭では分かっていても実際には何も出来ないタカ長なのです。


      写真: キム・ソンヒョン

観察地紹介

2008年09月10日 | タカの渡り観察
あらためてタカ長観察地を紹介します

 韓国の鳥友、キム・ソンヒョン君の野鳥写真を紹介しはじめたらこのブログへのアクセス数が増えてきているようです。まさにキム・ソンヒョン様様ですね。

 それとは直接的な関係はまったくありませんが、あらためて私たちの観察地を紹介させていただきます。

 観察地の名前 通称「タカ長観察地」 と言ってもこのように呼んでいるのはタカ長ひとりだけです。

        本当の名前 佐伯運動公園
             広島市佐伯区にある運動公園の上側の駐車場のそばで観察しています。



 運動公園のテニスコートのそばから観察地を見上げたところです。少し見難いですが、左側稜線に見えるのが「50番鉄塔」です。右下に49番、48番と続いています。

 その49番鉄塔の手前が観察地になります。写真はほぼ真西を撮っています。



 メイングランドから通称A山(右側のピーク)とその稜線を見たところです。秋の渡りでもその稜線の向こうからタカが現れて帆翔して高度を上げ、50番鉄塔の稜線を越えていくことが多々あります。視覚的には南から渡ってきたように見えますが、これは海側を低く渡ってきたタカがこの尾根の向こうの上昇気流をつかまえて高度を上げているもので、ちっともおかしな動きではありません。



 同じメイングランドから通称C山(右側のピーク)やB山(左側の照明塔の上のピーク)を見たところです。

 このC山の右のほうから現れて、この画面の左側にむけて流れていく個体も多いのですが、これも同じように観察地北側の低いところへ渡ってきてこれらの山の上昇気流に乗るための行動で、おかしな行動ではありません。

 しかし、このようなことが確信を持って言えるのは、そして一見同じような行動をしていても、渡る個体と渡らない個体をある程度の精度を持って識別できるのもこの観察地で長く観察しているからです。

 初めての観察地に行くとこのあたりの状況がちんぷんかんぷんになります。だからこそ、よその観察地を訪ねたときには可能な限り地元で観察されている観察者の説明を聞くようにしています。

 あと10日か2週間すればこの観察地を多くのハチクマが渡っていきます。その日を指折り数えながら観察地に通っているわけです。

今日の観察~9月10日

2008年09月10日 | タカの渡り観察
ほとんど開店休業の状態です

 今日も快晴、昨日お話したように泣きたいような天気です。

 8時前から居つきのハチクマ・幼鳥が飛んでくれたので喜んだのですが、その後の動きは良くなかったようです。しかし、たまに現れるハチクマの幼鳥を見ていたら、そのハチクマにモビングするツミを見つけ、そのそばをわれ関せずと渡っていくサシバを見ることが出来ました。

 居つきのハチクマがいなかったらおそらく1羽も見つけることが出来なかったことでしょう。ツミなどは絶対に見つけることの出来ない今日の快晴です。

今日の結果

  9月10日   快晴

   観察者   タカ長 トビ吉
   観察時間  8:00-16:00

     サシバ        1
     ツミ          1


 と言うようにさみしい結果に終わりました。ほとんど開店休業の状態です。


      写真: キム・ソンヒョン

 東側を見ていたら背後から2羽のカラスに追われるようにオオタカが飛んできました。胸の縦斑がバッチリと見えました。今シーズンここでオオタカを見るのは初めてです。近くの山で繁殖したものか、どこかから移動してきたものかはまったく不明です。


      写真: キム・ソンヒョン

 サシバは止まっているところを紹介します。居つきのハチクマも何度か松の枯れ木に止まりましたが、とても写真が撮れる距離ではありません。

 ツクツクボウシとモズの高鳴きが同時に聞こえる今日の観察地です。
   

今日の観察~9月9日

2008年09月09日 | タカの渡り観察
爽やかですが、泣きたいほどの快晴です

 昨年の9月に比べたらはるかに快適な観察が続いています。何と言っても爽やかなのです。しかし、この快晴。鳥を見難い、と言うか見えないと言うか、とにかく標高の低いタカ長観察地にとって、一点の雲もない天気は観察日和とは言いがたいのです。ハイタカ属が主流になる時期だと「本当に泣きたくなるほどの晴天」と言いたいのです。



 朝の稜線です。



 ハチクマなど秋季の飛来方向です。タカ長観察地のゴールデンルートですが、もし渡ってきてもこの天気では本当に近くまで来ないと見つけることが出来ません。

 それより何より、若くはないトビ吉もタカ長もこの天気では目が疲れて困ります。

今日の結果

 9月9日   快晴

   観察者   タカ長 トビ吉 他 1名
   観察時間  8:00-16:00

     ハチクマ        5

 今日も居つきのハチクマやハヤブサ(同時に2羽)もそれぞれ数回でましたが、昨日ほどは目立たなかったようです。

今日の野鳥

 タカ長のハイキングのグループのメンバー11名は裏山を歩きました。半日の山歩きですが、今日はサンコウチョウは確認できなかったようです。そのかわりサンショウクイの群は見たそうです。


      写真: キム・ソンヒョン

 彼らはこのように木にとまっているのを見たようです。私ももちろん見たことがありますが、私には、サンショウクイと言えば頭の上をピリピリ鳴きながら飛んでいくイメージが強いようです。


      写真: キム・ソンヒョン

今日の観察~9月8日

2008年09月08日 | タカの渡り観察
とにかく証拠写真をお見せします

 9月1日から観察を始めて8日が過ぎました。この間の渡り総数は18羽。1日に2羽程度の渡りしか確認していません。

 ただそれだけなら、いくら物好きでも「やってられない」と言うことになるのですが、渡りのハチクマを見る以外にも楽しみがあるのです。

 その一つは観察地に足を運んでくださる人たちとの鳥談義

 そしてもう一つは居つきのハチクマなどがみられることです。

 今日も昨日と同じようにハチクマの幼鳥とハヤブサのバトルがありました。

 ハチクマの幼鳥2羽と成鳥1羽が何度も出ました。延べにすると30羽くらい?あまり何度も出るので、そして遠くを逆方向に飛んでいるタカを見つけても双眼鏡で確認することもしなかったのですが、すべてマメに確認したらのべ数はそれ以上になっていたはずです。

 近いのは2~3回写真を撮りました。タカ長のカメラは3万円出せばお釣りがしっかりと来るデジカメです。とても人様にお見せできる写真が撮れるものではありませんが、ハチクマの幼鳥だと言うことが分かる程度には写っていますから、証拠物件として紹介します。








今日の結果

  9月8日  晴

    観察者    トビ吉 タカ長
    観察時間    8:00-16:00

      ハチクマ       2

 この時期ですから数は出ませんが、終日涼しい風が吹いていたので快適な気分で観察出来ました。


      写真: キム・ソンヒョン

 今日はお粗末な写真をお見せしたので、お口直しに本格的なカメラで撮った写真を紹介します。

 3万円で釣りが来るカメラでこの程度の写真が撮れないかなぁ。

今日の観察~9月7日

2008年09月07日 | タカの渡り観察
延々とバトルが続きました、、、、、

 B山方面から出てきたハチクマを追っていたらハヤブサが現れてモビングを始めました。その2羽を追っていたらもう一組のハチクマとハヤブサが現れて4羽が延々とバトルを続けました。ハチクマが逃げればハヤブサが追い、ハヤブサが逃げればハチクマが追い、、、、、。ハチクマは2羽とも幼鳥。

 そこでタカ長とトビ吉おじさんの勝手な想像です。今年生まれの幼鳥どうし、お互い初めて会って興味津々、じゃれあいながら延々とバトルを続けたのだろう、と言うことにしました。

 家に帰ってハチクマ・ママに叱られた幼鳥たち、ふてくされて裏山を飛びまわったがすぐに疲れて木の上で休む羽目になりました。
 それが事実かどうかはもちろん分かりませんが、半日の間に私たちの目の届くところの木の上で3回もハチクマが止まるのを見たのは初めてのことです。

 トビ吉おじさんのエネルギー消費の試算を待つまでもなく「あれでは疲れるよなぁ」

今日の結果

 9月7日  曇りのち晴れ

   観察者  トビ吉 タカ長 タカカノ カンヌシ キョージュ コリ吉 他
   観察時間  8:00-16:00

     ハチクマ       7

 今日も今季最高です。この時期に三日連続でゼロが続かないのも初記録です。

 出足快調、この調子では今季は5000羽をオーバー? いくらなんでもそれはないかぁ。

今日の差し入れ

 

 このところタカ長観察地には差し入れが続いています。今日はこのブルーベリー。
 「これを食べたら目が良くなるから」と言って自宅でとれたものを持ってきて下さいました。



 そのブルーベリーをサクラの木につるして、適当に口に入れながら観察しました。そのために今季最高が出た??

 午後になって居つきを含めてほとんどでなくなりました。
 「もう飛んでいないのかなぁ」
 「いや、ひょっとしたらあの青空の上を『もっとブルーベリーを食べないとワシは見えないぞぉ』と言いながら飛んでいるのではない」


今日の野鳥


       写真: キム・ソンヒョン

 タカ長はブルーベリーを食べ過ぎてこの写真を出した、と思わないでくださいよ。いくらなんでもこの鳥くらい分かりますよ。これは「マツダ様」


       写真: キム・ソンヒョン

 この翼の形がMの字に見えるのでわが観察地では地元企業に敬意を表して「マツダ様」と呼んでいます。

 このマツダ様、タカ長観察地ばかりでなく日本では普通に見られる鳥ですが、韓国では一部のところしか見ることは出来ません。珍鳥とまでは言いませんが、韓国で案外目に付かないのがトビとカラスです。

 2006年9月、タカ長は韓国のホンド(紅島)で観光遊覧船に乗っているとき、頭の上をハチクマとともに西に渡っていくトビを見ました。この渡りが隣のフクサンド(黒山島)からホンドへの渡りなのか、韓国本土から中国への長距離の渡りなのか、確認する術はありませんが、韓国の海上でトビの渡りを見た人は多くないはずです。

 タカ長のチョッとした自慢ですが、その程度のことしか自慢のタネを持たないタカ長ということでしょうか(トホホ)