タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

バラの庭で

2019年05月19日 | 日々雑感
先日チョッと書きましたが、ブログの更新が95%、、、、いや、本当はもっと出来ていて、最後の最後のキーボードをたたいたら一瞬にしてすべてが消えてしまい、、、、

熱が出るような気分になって、同じようなことを書くファイトが無くなりました。

あれから少し時間が流れて、少しはその気になってきたので、その時のことを書いてみます。

    

山仲間の奥様が丹精しているバラが見ごろになったので、仲間たちと見に来るよう連絡があったのは数日前のことです。

その言葉に甘えて7名がバラの庭に行きました。基本的にはつるバラを植えて作られたバラ園です。

    

そのバラを見せてもらった後、テーブルの前に座りこんで、奥様に接待して頂きながら、、、、

あの話やこの話、と言っても何のことやらお分かりいただけませんが、、、、

〇〇さんが急死したとか、団地には独り暮らしの人が多いので、その人たちの、日常の安否確認をどうしたらよいとか、、、

ここでも話題は町内の役員会のようなことになりました。

そう言われてみれば、そのにいるのは町内会の副会長、運動部長、広報部長、顧問そしていきいきサロン活動の主要メンバー。

役員会をしていると言っても間違いないようなメンバー構成でした。

  

タカ長たち山の仲間は健康なので、町内会活動の色々な場で活躍しています。

それが私たちの誇りであり、チョッとだけ自慢しても良いことだと感じているのです。

この日は仲間の庭で、そして時には山を歩きながら、役員会のような話題を楽しんでいるのはごくごく普通のことです。

このような雰囲気はとても好ましいもので、この団地に居をかまえた幸せを、いつも感じています。

    

私たちの町でも、市街地の町内会の雰囲気は団地とは違うようですね。

人の生き方はその人自身の問題なので、タカ長があれこれコメントすることは出来ませんが、、、

若いころとは違って「お祭り男」のような感じになったタカ長にとってはこの雰囲気は最高です。

そのようなところで生活できているのですから、何はなくても日々幸せです。

このめぐりあわせには感謝あるのみ、ですね。




今日の裏山

2019年05月17日 | 山歩きから
昨日は更新を休みました。

詳細は後日記事にするかも分かりませんが、要するにパソコンの調子が悪くて、この件に関してはご機嫌斜めなのです。

ホークウォッチャーとしての疲れもかさなり、ブログのほうも休養日を設けることにしたわけです。

     

仲間たちとの裏山歩き、私たち2クラブの6名は本隊より遅れれ歩き始めました。

私たちよりロングコースを歩く皆さんはお先にどうぞ、と言う訳です。

    

    

私たちは本隊とは別コース、小さな沢を渡り、いつもとは違う森を歩き、、、

風通しの良い森で休憩して、、、、

本隊が帰る前に、森の中の新しいカフェに帰ってきました。

    

    

ここで風に吹かれながらのコーヒーブレイクです。

そのは沢の中なので涼しい風が吹きます。盛夏でもカフェが出来そうですが、そのカフェの名前はまだ決まっていません。

誰かいい名前を考えてくれないかなぁ、、、、、、。

    

本隊はさくらの里まで行ったようですが、そこまで足を伸ばすのはあとしばらくのあいだだけです。

間もなく暑い夏、ではなくて酷暑の夏がやって来るので、その頃になると歩く距離を大幅に短縮することになります。

これからは森の中のカフェが繁盛しそうですが、、、、

これっていいことなのでしょうか?

その酷暑の前の裏山は新緑がきれいで、のんびり歩きには最適です。


千秋楽に完敗

2019年05月15日 | タカの渡り
今日もお山に登りました。タカ長にとっては今日が千秋楽です。

その結果ですが、タイトルの通りです。千秋楽に完敗、変換ミスではありませんよ。

本当はもう少し見て、いい思いをして、千秋楽に乾杯したかったのですが、そのささやかな望みもかなわない一日になりました。

    

まったく渡らなかったわけではありません。

ハチクマが現れるときは目の前を一気に流れ、安物のカメラがピントを合わせる前に飛び去ったり、、、、

    

青空に突然現れ、一気に流れて行くのでズームも出来なくて、ご覧の画像になったり、、、、

この2枚はいずれもノートリ画像ですが、とにかく、思い通りに撮らせてくれませんでした。

そのような中で、うまく反応できて撮影したら、情けないことにそれはトビ。

ハチクマの渡りみたいな飛び方をするなよぉ、、、といったところでどうにもなりません。

そのようなわけで今日はタカに完敗した一日でした。

    

いい画像ではありませんが、今日はこれでも合格点を出でる写真です。

本当に低調で、写真的にも悪くて、、、、、、と愚痴っても仕方ありませんね。

    

    

目の前をゆっくりと飛んでくれたのはこの個体だけでした。

そのように、タカ的には低調でしたが、今日は登山者が登って来られ、ヒマにまかせて山談議を楽しむことが出来ました。

    

    

お山にはこのようなプレートがたくさんあるのですが、それはどこかの団体がされているものと思っていました。

ところが、今日登ってきた登山者の一人が金槌を持っておられたので、何をするのかと聞いたら、、、

このようなプレートを付けて歩いている、と言うことでした。

その人も登山経験のある人でしたが、することもないのでこのようなプレートを作って、設置している、と話しておられました。

その他には夫婦連れの登山者とウイークデイが休みの、57歳の登山者、、、

入れ替わりやって来る登山者と話し込んでいたら、あっという間に時間が流れ、タカは少ないのにいつもより1時間くらい遅い下山になりました。

タカには完敗しましたが、それぞれ個性のある登山者と楽しい時間を過ごすことが出来たので、今日の千秋楽はその登山者と一緒に乾杯、と言うことにします。

    


俺も人の子

2019年05月14日 | タカの渡り
    

今年は7連チャンすると強気なことを言っていましたが、、、

今朝は朝寝坊して、いつものように出発することが出来なくなりました。

天気予報もあまり良くない、というのは単なる言い訳ですが、遅い時間からの出発は気に入らないので、今日のお山行きはキャンセルしました。

お山に行かないと休養日ということですが、昼寝もしないで団地の広報紙づくりを進めました。今月中には発注予定なので、そろそろ気になっているのです。

    

お蔭さまでその作業も順調に(?)に進みました。

その作業をしながら、今回撮った写真の「逆光補正」をしてみました。

特別なソフトを持っているわけではありませんが、その作業をすると陰でつぶれた部分が見やすくなりました。

    

明日は天気予報が良いので、お山に行くつもりです。

タカ長も人の子なので朝寝坊もあり得ますが、アラームを使ってでも起きて、、、、、

明日こそはお山で今シーズンの千秋楽を独りで祝うつもりです。


こんな写真が撮れるから

2019年05月13日 | タカの渡り
今日もお山に登りました。これで6連チャンです。

さすがに疲れがたまってきました。でも、もうひと頑張りするつもりです。

昨年は6連チャンで一休みしましたが、今年はひとつ歳をとったので、ひとつプラスして7連チャンするつもりです。

それが終わったらタカ長の渡りシーズンは終わり、通常の生活に戻るつもりです。ヒマな年金生活者とはいってもすること、しなければならないことはあるのです。

    

疲れた足をなだめ好かせるようにしてお山に登るのは、そこに行くとこのような写真が撮れるチャンスがあるからです。

写真そのものは人さまにお見せできるようなものではありませんが、広島湾のカキいかだの上を飛ぶハチクマなど、いかにも広島らしいと一人で喜んでいます。

    

数的には今日も不作で、安芸の宮島をバックにしたタカ柱を撮るチャンスはまったくありませんでした。

そのようなことは当たり前ですね。ハチクマがタカ長の思い通りに飛んでくれることなどあり得ません。

    

それでも、今日も近くを飛んでくれるハチクマはいました。

突然、次々と目の前に現れると、何事が起ったのか、とビックリしました。

    

本当に突然現れるのでタカ長としては慌てふためくことになります。

しかし、そこは足場の悪いところなので、一歩移動するにも足元を見ながらになります。つまり、タカから目を離すことになります。

だから、次々と現れるときは座りこんで迎えることになります。

    

このハチクマもそのようにして撮ったのですが、ハチクマのほうが「撮れるものなら撮ってみよ!」と挑発してくるように感じました。

近すぎて、例のカメラでは連写でも3枚しかゲットできませんでした。これもほとんどノートリ画像です。

挑発されても目の前に来てくれるのは有難いのですが、、、、

    

タカ長のウデの悪いのをみこして、目線より下をこれ見よがしに飛んでいくのを見ると腹立たしい気持ちになります。

そのようにして撮ったハチクマはいつも、このような後追い写真です。裸眼ではハチクマが飛んできているのを確認しているのに、撮影体制に入ったときはいつも飛び去ったあと、それが現状です。

    

しかし、いくらウデが悪くても、このような写真を撮るチャンスはやって来ます。

だから、毎日お山に登っているのです。

ここまできても、ホームランといえるような渡りは5月8日の1日だけです。あとは鳴かず飛ばず、それでもこの程度の写真が撮れたのですから、ヨシとしなければいけないのでしょう。

    

これはおまけのミサゴです。他にはサシバとハイタカが飛びました。 

タカ長の独断では今シーズンの渡りは最終盤になったような気がしまします。そのこととは別に、明日もう1日頑張って、お山通いを終えるつもりです。

だから、神様仏様そしてハチクマ様、明日はどんどん飛んでくるよう、手配のほどよろしくお願いいたしますよ。

       

バードサンデーだから

2019年05月12日 | タカの渡り
そろそろ第2波がやって来ることを期待して今日もお山に登りました。

しかし、渡りのほうは不作でした。

タイトルの「バードサンデー」というのはタカ長の造語ですが、バードウォッチングをされている人はその意味がお分かり頂けるはずです。

鳥の世界にも日曜日があるようで、そのような日にフィールドに出かけても鳥に出遭うことが出来ない、という経験は皆さんがされているはずです。

タカ長たちも過去何度も経験しています。

今日がそのような日でした。お目当ての渡りが不作だっただけではありません。いつもは聞こえていたオオルリやキビタキの声もしません。

カラ類の声もしないし、平素は騒がしいと思うカケスの声もしません。ソウシチョウの声もまったくナシ、とにかく鳥の気配がしなくて、「今日は鳥の世界の総会があって、皆さんそちらに行っているのだろう」などと言っていました。

    

数少ないハチクマが現れても、帆翔もしないで流れて行くだけです。

それでもこのように多少でも光線状態の良い方向に現れてくれれば良いのですが、、、、

    

このハチクマ以外は太陽の下を流れて行き、写真撮影には不向きでした。

そのようなわけでタカの渡りでは話題ゼロです。しかし、、、、

    

今日は山メシ部長とタカカノが同行しているので、昼飯は最高でした。

これの中身は見えませんが、ご飯を炊いているところです。そして、、、、

    

メインディッシュはこれです。これだけはたくさん頂きました。

お山通いも今日で5日目、その疲れをいやすためには肉を食べないと、、、、という訳で山メシ部長に手配してもらいました。

幸か不幸かこの時間タカは現れなかったので、ゆっくりと山メシを楽しむことができました。

    

今日は日曜日なので登山者も多いはずだから、タカ長たちのレストランは道の端、皆さんの邪魔にならないようにしていたので、、、

今日は一人の登山者もやって来ませんでした。

今日はバードサンデーだけでなく、「登山者サンデー」でもあったようです。

    

昼食のあとはもちろんコーヒーです。

キレイな虹(?)にむけてカンパ~イ!

    

今シーズン初めてしだれ桜のほうに下りました。

枝枯れしているのか、青葉が見えていない枝がありました。

近郊では有名なしだれ桜なので心配です。

タカの渡りは不作で、このままジリ貧のまま終わりそうな雰囲気もありますが、渡りのことは分かりません。

タカ長たちが下山した後ドカッと渡ったかも分かりませんが、、、、

結果は別にして、あと二日頑張って、泣いても笑ってもそれで今シーズンの渡り観察を終えるつもりです。


山語りしながら

2019年05月11日 | タカの渡り
今日もお山に登りました。4連チャンです。

天気は快晴でほとんど無風、昨日と同じようなパターンでした。

しかし、数的には少し良くなって、今日は一度に12羽現れることがありました。良かった、と言ってもこの程度のことですから、とりたてて話題にするほどのことはありませんが、、、、、。

    

本日一番近かったハチクマです。ノートリ画像です。

今日も帆翔してくれるハチクマは少なくて、ほとんどは一気に流れて行きました。こだまの停車駅で新幹線を見ているような状態、ほとんどはあっという間に通過してゆく個体でした。

    

その中ではよく撮れたものです。チョッとでも動いてくれると、このような写真を撮るチャンスも生まれてくるのですが、、、、

当たり前のことですが、タカ長の思い通りには飛んでくれません。

    

今日は土曜日だったので何組もの登山者が登ってきました。ソロの人、数名のグループ、十数名の団体さん、そして、、、、

義理の兄弟だという二人連れ。その二人連れと話し始めたら、彼らもここに腰を落ち着けて、山メシを作り始めました。

クッキング用具もピカピカの新品です。聞いてみると、山を初めてまだ1年にならないとか。だからすべてが新品同様なのですね。

タカ長もヒマにまかせてハチクマ談議をしたり、山の話をしたりで、いい時間を過ごさせてもらいました。

そのお二人さんはハチクマのことなどご存じありませんでしたが、おしゃべりしている間に先ほど言った12羽が現れたりで、渡りのほうもそれなりに楽しんでもらいました。

   

5月1日には三瓶山に登ったが大山はまだだと言うことなので、、、、、

広島で登山をするのなら大山くらいは登らないといけない、とか、、、、、大山に登るのなら先ずは夏道を登り、経験を積んだ後にユートピアのお花畑に行くように、、、、とか

要らぬお節介をさせてもらいました。

確かに要らぬお節介ですが、山で若い登山者に逢うとタカ長も嬉しくなり、ついつい口も軽くなってしまうのです。

そのような年寄りの話に嫌な顔もしないで付き合って下さったのですから、感謝感謝です。

またどこかの山で会いましょう、と言って別れたのですが、これは単なるリップサービスではなくて、本当にそのような偶然に恵まれることを願っているのです。



女房殿と登ったら

2019年05月10日 | タカの渡り
    

今日は女房殿とお山に登りました。

昨日の朝は天気が悪くて不作、今日はホームランにはならなくても、二塁打か三塁打くらい期待したのですが、、、、

結果はポテンヒットか内野安打が1本くらい、期待は完全に裏切られました。

昔だったらどちらも不機嫌になってブスブス言っていたかも分かりませんが、今はそのような心配は不要です。一緒に生活していて、昼間は二人で山に登り、その結果が不作であっても、仲良く一緒に山を下りてくるのですから、、、、

というような話が今日の話題ではありません。

    

飛ばない、飛ばないと言いながら、それでも目の前を注意しているのですが、、、、

突然目の前にハチクマが現れて、あわててシャッターを切ったらご覧の有様。これはノートリ画像、と言うことは「近くて速い」と言うことですが、、、

いつもながらタカ長のウデではゲットできなくてこのようなことになりました。

    

そのような写真に限ってピントがきていて、この画像をパソコンで拡大したらハチクマの目ん玉が光っていました。

    

全身が撮れたのはハチクマが高度を上げてからです。

今日は風が弱いためか、頭上でゆっくりと帆翔してくれたので、写真を撮るチャンスはいくらでもありました。しかし、言うまでもないことですが、出来るものなら近くにいるときに撮るべきですね。

これが欠損のないきれいな個体だったら歯ぎしりして悔しがることになったはずです。

    

それでも写真を撮ることができたのはいいほうで、今日も2個体ですが、目の前を一気に飛んで行き、手も足も出せないことがありました。

このお山ではそのようなチャンスがあるので、面白いのです。

でも、近いと言うことは見た目の速度が速いと言うことであり、タカ長のウデでは写真に撮ることが出来ない、と言うことでもあります。

    

そのようなこともふくめて、登っているので、撮り逃がして歯ぎしりすることはありませんが、でも、出来るものなら人さまに自慢できるよなハチクマを撮りたい気持ちはあります。

でも、気持ちだけではどうにもなりませんね。

    

そのかわりこのようなものをゲットしました。

米軍岩国基地の軍用機でしょうが、その型式などタカ長にはまったくわかりません。

見る人が見るとこの画像から色々なものが見えるのでしょうが、それが出来なくて残念です。

このお山だけではありませんが、広島の山に登ると軍用機の音は嫌と言うほど聞かされます。しかし、画像にとらえることが出来たのは本当に久しぶりのことです。

    

思ったほど飛んでくれないので早めに山を下りました。

わが女房殿は転んでもただは起きません。下山したらヨモギを採り、それでヨモギパンを作るとか、、、、

わが家にはパンを作る道具などないのに、と思っていたら、、、、、、

帰りに友だち宅に寄ってそのヨモギを渡し、〇〇ちゃんに作ってもらうのだそうです。転んでもただは起きないでしょう。

そのパンが届いたらタカ長も味見させて頂きま~す。

    

飛ぶには飛んだけど

2019年05月09日 | タカの渡り
今日もお山に登りました。

朝から曇りで、山に登っている時に小さな雨も降りました。しかし、午後には晴れる予報なので、小さな雨など気にしないで登りました。

そのような天気なので大きな期待はしていませんでした。その結果を野球にたとえたら、内野安打1本というところでしょうか?

それは想定内ですが、、、、

    

今日も一気に渡って行く個体ばかりで、早くから見つけていても写真にゲットできたのは少しだけです。

これなど高く飛んでくれた方で、、、

    

低く来て、町をバックに何回か帆翔しただけで尾根の向こうに隠れてしまうハチクマもいました。

しかし、それでも写真に撮れるのはいいほうで、、、

市街地をバックに流れて行くハチクマは、タカ長のウデではゲットできませんでした。

    

ディスプレイしているハチクマが何度か現れ、ヒマつぶしの相手をしてくれました。

欲を言えばもう少し近くを飛んでくれると有難いのですが、タカ長にディスプレイしても何の意味もありませんね。

    

それにしても翼が良く上がるものですね。

肩がこるとか、あちらもこちらも痛いタカ長など羨ましい気がします。

    

昼前から晴れてきましたが、天気が回復しても飛んでくれないので早めに山を下りました。

午後遅くまでねばるとチョットした群れを見ることが出来るかも分かりませんが、タカ長には「安全に山を下りる」という大仕事(?)があるので、どんなに飛んでも午後遅くまで見ることはできません。

それだけは仕方ありませんね。高齢登山者には下りが大変なのですから、、、、、。


初めちょろちょろ

2019年05月08日 | タカの渡り
令和最初の渡り観察に出かけました。

正確に言えば渡り観察ではなくて、渡り見物というイメージです。のんびりと渡りを見るつもりで山に登りました。

現場についたらganchanさんや歌姫さんが先に来ておられて、3名がおしゃべりしながら渡り観察することになりました。

もちろん、お二方には事前に連絡していたのですが、それにしても早いお着きでした。

と言ってもご理解いただけないかも分かりませんが、姫様は広島県呉市にお住まいで、呉市の自宅を早朝出発して8時には山の上にいるのですから、そのファイトと脚力には感心します。

そのお二人は渡り観察は初めてのようですが、、、、、

結論的に言えば、ビギナーズラックもチョットだけあったようで、いい観察が出来ました。

野球に例えれば満塁ホームランとは言いかねますが、ソロホームランくらいは見ていただけた感じで、姫様も2~3度興奮する場面がありました。

それだけ見ていただけたのですから、お声かけした価値もあったようです。

シーズン全体で見れば、今日はまだ「初めちょろちょろ」の段階で、「中パッパッ」の渡りはもう少し先になるような気がします。

と言っても、予測が当たらないのがタカの渡りですから、これはタカ長の無責任なコメントです。

    

    

その渡りですが、今日はタカたちにとってはとてもいい風が吹いていたようで、高度をあまり上げないで、あっという間に飛び去ることが多かったです。

写真的には必ずしもいい条件ではなかったのですが、写真には撮れなくても近くを飛んでくれた個体も多かったので満足しています。

    

    

その代表がこれです。この2枚はノートリ画像です。このように近くを飛ぶと言うことは、早く飛び去ると言うことでもあり、タカ長の能力とカメラでこれだけ撮れたのは「奇跡的」と言っていいのかも分かりません。カメラを振りながらの撮影ですから、ホケボケ写真になるのは仕方ありません。

    

タカたちにとっておいしい風が終日吹いていたようで、高度を上げないで流れてゆく個体が多かった、と書きましたが、、、、

安芸の宮島をバックに飛んでくれるのは有難かったです。画像の下に海面が見えて、その上をハチクマが渡ってゆくのは、タカ長が撮りたい写真のひとつですから。

    

もうひとつ気づいたのは、今日はやけにサシバが目についたことです。

もともと広島では多くのサシバを見ることが出来ないのですが、それにしては今日は多かったです。

この時は3羽見えていたのですが、ピックイーという鳴き声が聞こえたのですぐに気づきました。この画像を見るとサシバが口を開けているところが記録されています。

    

この写真などタカ長としては「上出来」の写真です。

帆翔しているところを撮ることが出来ましたが、それらの写真はこれからゆっくりと見ることにします。

    

午後になって、渡りがヒマになったときを見計らって下山開始。

この山を簡単にガイドしながらゆっくりと下りました。このお二人は1日5万歩超も歩ける人なので、普通に歩けばタカ長など足手まといになるのですが、、、

今日はこの山の説明をしながら、ということでタカ長のペースに合わせていただきました。

    

わずか数時間でも、一人で見ていると退屈したり、眠気を催したりすることもあるのですが、今日はお二人のお陰で終始楽しく観察できました。

タカ長は何日か連チャンで山に行くので、時間の都合がつけばまた来ていただきたいのですが、、、、、

お忙しいお二人にまた来てくださいとは言いにくいところもあります。でも、諸事厚かましいタカ長はそのような言葉を口にしたかも分かりませんね。

ともあれ、お陰さまで楽しい観察が出来ました。有難うございました。