祇園・四条繩手(大和大路)を北へ上がり、新門通りを東に入ったところにある和食のお店
2005年10月にオープンされた新しいお店です。
有名料亭で修行されたご主人が独立して始められたのですが
笑顔の素敵な奥様がお手伝いされていてやさしい印象を受けます。
「店名の由来は?」と聞くと「昔読んだ中国の本に出てきた架空のお店の名前だった」と言うことでした。
カウンター8席、テーブル席2つ(4人・2人用)のこじんまりとしたお店ですが
内装は「和」をベースに「唐風」「モダン」を上手く取り入れられています。
この日はお母さん仲間8人でランチに行き3000円のコースをいただきました。
器にもこだわっておられるらしく、いろいろな器を見るだけでも楽しかったです。
お味の方ほうも旬の食材を取り入れ京都らしく薄味で繊細で美味しかったです。
<この日の昼の3000円コース>
先付:青海苔・芋・桜貝・海ぶどうの和え物
椀物:筍・わかめ・菜の花のあんかけ
お造り:鯛・もんこいか・生湯葉
焼き物:丸茄子の田楽と鱒の幽庵焼き
揚げ物:桜エビのかき揚げ(中国の岩塩で)
御飯物:じゃこご飯・香の物
デザート(ブリュレ)・コーヒー
特に椀物は木の芽の香りとやわらかく風味ある筍で「春の香りいっぱい」という感じでした。かき揚げもきつね色に香ばしく揚げてあり格別です。
ご飯は山椒のきいたやわらかいじゃこがお茶碗からあふれるほどもってあり嬉しかったです。(おかわりもできると思います)
また最後は和食の店なのにブリュレと普通サイズのコーヒーがでてきて「シメまで完璧」という感じでした。
奥の坪庭 坪庭手前のテーブル席
玄関入って横のお花 倉本聰さん直筆の色紙
天井に貼られた「唐長」さんの「唐紙」
お昼は他に5000,7000円のコース
夜は5000,7000,10000,12000円のコース
他に一品もあるそうです。
お酒はビール・日本酒・焼酎・ワイン等500円位~
京都市東山区新門前通大和大路通東入ル西之町227-3
電話:075-561-8024
定休日:日曜日
昼:11:30~14:00
夜:17:30~22:30