京都では先週末桜が満開となりました。
木屋町通り
白川通り
見事な満開!!
この中、この時期(3/1~4/3)だけ楽しめる、老舗料亭「ちもと」の雛御膳に行ってきました。
この時期はちもとさんが保有されている貴重な雛人形が公開され、雛祭りにちなんだお料理がいただけます。
玄関に飾られているビートたけしさんの桜の絵
お料理の前に女将が30分ほど丁寧に説明をしてくれます。
とても美しい若女将、4年前から務められているそうです。
八坂神社の宮司さんに祈祷していただいて魂のはいったお雛様
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日本に皇室とこちらにだけあるという大正時代に作られた御殿雛
宮大工によって作られ寝殿造りに飾られています.
寝殿の左の階段は「陛(へい)」と言って、天皇のみが使うことができ、
陛の下で天皇をお待ちしたことから「陛下」言葉が出来たそうです。
(上の写真の上でクリックすると大きくなります)
雛飾りは陰陽五行説をもとに並べ方を決めているそうで、ちもとでは西に女雛、東に男雛
三人官女は側室(候補)で、中央は”おてつき”の30代でおはぐろ、右は20代と左は10代だとか
左右に飾られているお道具
市松人形(モデルは当時の人気歌舞伎役者の男性だとか)と最も古いおひな様
雛御膳(10920円)
桃・扇・貝・・雛祭りに合わせた御膳
最初に桃の花びらを浮かべた白酒をいただきます
八寸
しじみのヌタ、焼筍、えび、求肥巻、卵の味噌漬け、そら豆、山芋
お腕
ハマグリのしんじょの吸物
お造り
赤貝、烏賊、鯛
蒸物
器もお雛様
ちらし寿司
鍋物
甘鯛と胡麻豆腐の鍋
揚物
白魚とマスの天ぷら
お凌ぎ
海老芋饅頭のあんかけ
ご飯物
鯛ご飯、香の物、赤出汁
水物
フルーツ盛り合わせ
見た目、お味、おもてなし、どれも素晴らしくさすが「ちもと」さん。
あまりマスコミには登場されませんが、京都人の間ではとても評価の高いお店です。
(ミシュランで星をとっているお店の中にはマスコミや有名人にはウケがよくても京都人には不評なお店も多いですが・・・)
京都市下京区西石垣通四条下ル
TEL:075-351-1846
(昼)12:00~15:00
(夜)17:00~21:00