京都食べ歩き

最近有名店はお値段が高くなりすぎて行きにくくなりました。
ですので一般人でも行ける気楽なお店を増やしていきます。

割烹「いいもり」

2007年12月28日 | 和食

 「とにかく魚が美味しい!」ということで教室のGさんオススメのお店。
前々回紹介した祇園「山玄茶」のすぐ近くにあります。
以前から行きたかったのでが「夜のみ・日曜休み・多勢では行けない」ということで
行く機会がありませんでした。
今回は遅れた結婚記念日(11/4)+忘年会+主人の誕生日祝い(1/2)を
兼ねて行きました。
子供は友達と宴会だったり旅行だったりで主人と2人で行けました

こちらはご主人の飯森さんが富山出身で、毎日富山からの直送による魚介を
出してくれます。
1階は5人のカウンター席、2階はお座敷が2つあるそうです。
この日はカウンターで8,500円のコースをいただきました。

この日の8500円のコース

先付:コッペガニ(松葉ガニのメス)

三杯酢のジュレがかけてありました。すご~く美味しかったです。

お椀:ぐじ(甘鯛)と胡麻豆腐

胡麻豆腐を温かくいただくことははじめて。
甘みのあるお魚と美味しいお出汁がきいていました。

お造り:平目、あおりイカ、白バイガイ、ブリトロ、白エビ(お寿司で)

とれたて・新鮮な旬の魚のお造りの盛り合わせ。
いいもりさんの目玉ともいうべきもの!!

蒸し物:鯛の蕪蒸し(カラスミ添え)
あったか~い蕪蒸し。蕪と鯛は甘みがあり、上に添えてある
カラスミの塩辛さがとてもいいアクセントになっていました。

焼物:ズワイガニの炭火焼

朝採れのズワイガニを目の前で炭火で焼いてくれます。
お刺身で食べてもよいものをサッと香ばしく・・においもたまりませんでした。


カニミソと一緒にお皿に盛っていただきました。
酢醤油などつけずにそのままカニの美味しさを楽しみます。

和え物:大徳寺麩・しめじ・小松菜の煮浸し

大徳寺麩の歯ごたえが面白かったです

お鍋:雲子と幻魚(ゲンゲ)・京水菜・揚げ・エリンギ

幻魚(ゲンゲ)は富山でとれる深海魚らしいです。
身は白くて柔らかく、皮はゼラチン質でトロミたっぷり
これを目当てに東京から来られる方も多いとか。
私は雲子(鱈の白子)も初めてでした。不思議な食感・・・
上に紀州の梅がアクセントに添えられていました。

ご飯:しらすご飯(土鍋炊き)

あおりいかのげそ・シイタケ入り。オコゲもできて美味しそう~

しらすご飯にはいくらおろしをのせて、お漬物と
2杯目はオコゲを入れていただきました。

デザート:きなこのシャーベット、プリン、イチゴ・ワインジュレ
和食のお店なのにデザートの充実ぶりにビックリ。
プリンの甘みでホッとし、ワインジュレやイチゴでさっぱりしました。

お昼も予約をすればやっていただけるそうです。
お昼は11:30~12:30に入店。5000円、6500円、8500円のコースあり
夜は17:30~19:30に入店。6500円、8500円(税サ別)のコース

京都市東山区祇園町北側347-100
電話:075-533-3030
定休日:日曜 
昼夜ともに要予約 

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茶懐石 「三友居」(さんゆうきょ)

2007年12月18日 | 和食

教室の生徒さんのお寺(南禅寺近く)で無理をお願いして食事会をしました。
「三友居」は出張茶懐石の専門店で、「お茶」をたしなまれている方の間では
有名なお店です。
今回は3500円のお弁当を注文していただき、お寺のお部屋でいただきました。
色とりどりにきれいに盛り付けられており、お味も上品で美味しかったです。

                       お弁当

 
1.お造り(鯛・鮪)
2.和え物、焼物等(卵焼き・鰆・くわい・菊花大根等)

 
3.煮物(里芋・蕪・湯葉・海老・穴子巻・鯛の子等)
4.ご飯(しめじご飯)

 
5.香の物(3種)
6.お汁(海老しんじょ)

食後は「平安殿」という和菓子屋で予約注文していただいたクリスマス特製和菓子を
お抹茶ともにいただきました。

「三友居」のお弁当は一般の方でも注文できます。
テイクアウトもできるようなので、少し贅沢な行楽弁当として利用されてもいいかも。
また哲学の道のほとりに茶室「塵外室」を設けておられ、
茶会や句会、香席などの際には点心や懐石を提供されているようです。

左京区北白川久保田町22-1
TEL:075(781)8600
仕出し予約時間 9:00~18:00
水曜定休 要予約
お店情報はこちらです

残念ながら今回おじゃましたお寺は一般公開されておらず、檀家さんたちが法事等に利用できるだけです。

南禅寺の風景

 
   南禅寺入口                   近くを流れる琵琶湖疏水

 
      本坊の中の方丈庭園(枯山水のお庭)

 
   柱の上の彫り物も細やか           中庭にある大硯石

 
 三門の上からみた風景(石川五右衛門が「絶景かな~」とうたったところ

 
 この日はテレビ撮影が行われており、原田龍二さんと藤谷美紀さんが見れました。
 (山村美紗サスペンス・京都シリーズ?)


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