セレブな奥様に連れて行っていただきました。
場所は市役所近く、富小路二条を上がったところにある「MOTOI」
今年の1月末にオープンしたのですが、グルメ通の間で「新星フレンチ」と噂が広まっているお店です。
元呉服屋さんの純和風の建物。中は見事な庭と広い空間を贅沢に使われていて、とてもゆったり優雅な気分になります。
玄関と入口の待合スペース
ゆったりしたテーブル席、中央には見事な生花
奥の庭・さらに奥に「蔵」、手前にも庭
奥の蔵の中(8席)、蔵から見た庭と店内
ところどころに掛けられた絵画、ワインセラー
シェフの前田元(もとい)さんは、中華料理で修業を積まれたあとフレンチに転向され
京都の「ピトレスク」や大阪の三ツ星「HAJIME」でも経験を積まれたそうです。
ランチはLeger(4,725円=8皿)とCreation(7,350円=10皿)
夜はCollection de Saison(13,650円=13皿)のみ
この日のCreationコース(7,350円)
つき出し
ヘーゼルナッツのカラメリゼ マドラス風味
前菜1
利尻のエゾバフンウニ、あさかぜキュウリと合わせて
下にはタピオカ。う~ん夏の味・・・
パン
無塩バター・生ハムを練り込んだバター・オリーブオイルと
固いバケットと柔らかいパンがあり、お替わりできます。
前菜2
フォアグラナチュールと賀茂茄子のテリーヌギリシャの黒オリーブのピュレと蛯子のソース
低温調理したフランス産のフォアグラは臭みがなくまったり
茄子はさっぱりジューシで交互にいただくと絶妙
すっぽんを二種の調理で
すっぽんのスープ(エンペラとキヌガサタケ入り)
スッポンの身と血の春巻き仕立て
スープは薄口でお出汁のうまみをたっぷり感じます
春巻き仕立ては香ばしくかつ中は濃厚
魚料理
まな鰹のポアレ
表面はカリカリ中は柔らかくとても美味しかったです。
付添えもソースも凝っていたけどすべて聞き取れず・・・
肉料理
豚肩ロースをじっくり焼き上げ
やわらか~くジューシーなお肉、ソースは万願寺を使って
お肉料理を食べる前に、ラギョールのナイフを選ばせてくれます。
このナイフ1本数万円・・2ヶ月に1度くらい日本では数少ない専門の
砥ぎ屋さんに砥いでもらうとか・・軽いのに砥ぎ味抜群です
デザート1
摘みたてハーブ(ミント)のソルベ
さっぱりお口直し
デザート2
レニアのプリン
滑らかプリン、真ん中にレニアチェリー、上にはホワイトチョコのムース
デザート3
宮崎マンゴーとウフ・アラ・ネージュ 黒糖のバーバパパ
ムースにミルクシャーベットにマンゴー、上はワタアメ
ミニシャルデーズと飲み物
カヌレ、マドレーヌ、大徳寺納豆のマカロン、レモン風味のラムネ等
カフェのメニュー(これまた贅沢な銘柄揃い)
お料理の素材も吟味されており、メインはもちろん付添えやソースも凝っています。
お店の雰囲気、スタッフの方の応対も抜群、
「きっとミシュランで星をとれれるだろうね~」とみんなでささやきました。
食事の終わり頃には前田シェフがテーブルまで挨拶に出て来られました。
電話 075-231-0709
京都市中京区富小路二条下ル西側(俵屋町)
12:00~14:00、18:00~20:00
水曜終日と木曜の昼休み
テーブル28席、蔵に集合テーブル8席
お店のホームページは下記です。
http://www.kyoto-motoi.com/