武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

新宿酒場ロン 6・22

2007年06月23日 | 人生の意味
新宿酒場ロン 6・22
島、絵美、銀さんが話しをしている。
「緒方はやはり、タダのポンポコリンではなかった」
「立ち回っている地上げブローカーとは、少なくても4年の付き合いがある。しかも、結構深い」
「また緒方は株投機筋とも関係があるとも言われている」
「投機筋と言うのは、代紋を背負っている連中だ」
「何食わぬ顔で、実は1億円を懐に入れていたのを、受け取っていませんと抜かしたのは、さすが元検事ではある」
「定年で退官したヤメ検は、それまでのノシが利かないから、飯を喰うために、筋の悪い所の顧問弁護士になる人が多いのは事実だ」
「まともな弁護士は、そういうところとは付き合わない」
絵美が話題を変えた。
「市橋は? もう3ヶ月になったけど」
「今、イギリスから、捜査官が2名が来日して、また父親も来ている。千葉県警をプッシュしているが。来週一杯まで日本にいると桜田門が教えてくれた」
「新宿2丁目で見かけたという話が駆け巡ったけど」
「さて、どうかな」
「だから、霊視の神様がいいと思うけど」
「また始まった」(笑)
「折口は?」
「もう調べは終わったから興味はあまり無い」
「だ・か・ら、それを教えて」
「聞いたら死んじゃうよ」
島が笑いながら制した。
「ヒルは、今日戻ったけど」
「ハニー・トラップにはまりそうだから、すぐ帰ってきたのだろう」
「記者会見では、北朝鮮とは有意義な議論をしてきたと言っていたが」
「そんな事は誰も信じない」
「朝鮮のやり方は、腹の中と口がリンクしていない」
「口から出るのはでまかせだけ、腹と口は、反対のことを考えている」
「建前と本音が違うというより、めちゃくちゃなんだな」
「だから何でもありだ。口で何を言おうが、契約書にサインをしようが、そんなものはすべて反古にするから、信用したほうが悪い」
「それがヒルとライスには全く理解できないから、交渉がうまく行かない」
「今後、6ヶ国協議はどうなるの」
「実際には、ブッシュ政権では大きく進展しないと思う」
「その後の民主政権になったときに、変化はあるだろうが、アメリカは北朝鮮の監視体制を強化するだけで、それ以上の事はやらないと思う」
「拉致は?」「拉致は国際政治的には終焉だ」
「えッ、そんな」
「小泉さんは、二度の訪朝後もイイジマをキャップにして、水面下で秘密交渉をやっていたが、結果的には失敗した」
「なぜ?」
「色々理由はあるが、一つ言っておけば、拉致された日本人達は、あまりにも北朝鮮の機密情報を知りすぎたため、それらのやばい情報が漏れることを北朝鮮は恐れたということだ」
「ラングーン爆破事件、オウム・サリン事件、そして何よりも大韓航空機爆破事件」
「ああ、あの金賢姫ね」
「彼女の日本人化教育をしたのは拉致された日本人女性だ」
「オウムと北朝鮮は関係あるの?」
「緒方・元長官が一番知っているかもな」
(ムラマサ、低く鳴き始めた)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする