武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

安倍さんの夏

2007年06月13日 | 人生の意味
安倍さんの支持率が急落だ。
思わぬ松岡と年金のダブルパンチを受け、そして新たにコムスンの問題が発覚し、トリプル・パンチになろうとしている。
これ以上出なければよいが、得てして、悪い事は重なるものだ。
松岡問題は安倍さんの指し手が悪かった。 筋悪である。
かつて、加藤紘一の乱の時に、子分の代議士が満座の中で、「加藤さん、こんなにひどい政治音痴だとは知らなかった」と嘲笑されたが、同じ政治音痴のようだ。
一言で言えば苦労知らずのお坊ちゃまということだろう。
年金混乱は、共済年金で守られている役人が長年、国保・厚保の仕事をやって来なかったということだ。
それを見て見ぬフリをしてきた政治家の責任は重い。
厚生労働省・保険庁のキャリア官僚は、本業以外のグリーンピア事業に精を出して、カネの使い放題をやって来た。豪華な施設、殿様商売、年金保険料を仲間の企業にプールしていた横領、一つ一つあげれば切りがない。
またグリーンピア建設に喜んでいたのは地元の代議士だ。建設利権に群がり2%の政治献金を懐に入れていた。これらはすべて、血の滲むような思いで収められた国民の年金保険料である。
コムスンは闇の勢力とつながっていると漏れ聞こえてくる。
こういう情報は担当部局に内部密告されていたが、役人は頬被りだった。 
入居費3億円の老人ホームに誰が何人、入れるというのか。
そういう馬鹿げた超高級老人ホームに、なぜ公金が使われなければならないのか理解に苦しむ。この一例だけでも役人とコムスンの折口がやってきたこと、これからやろうとしていたことが分かる。
12日、故福田赳夫氏の13回忌に、元首相をしのぶ会が、都内のホテルで開かれ、安倍さんをはじめ、小泉、森らが出席した。
しのぶ会で、小泉さんが、
「首相というのは苦労は当たり前。大事争うべし、些事構うべからず」と安倍を激励したそうな。
さて、安倍さんの耳に届いたかどうかは本人のみが知るところだ。
(ムラマサ、キラリと光る)
コメント
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