ついに小泉さんが立ち上がる。
久しぶりに見たその姿はリチャード・ギアそっくりになって、黒系のスーツに白のシャツ、ノータイであった。
都内で開かれたパーティーで、枕詞は「私も人生色々といって批判されましたが」に始まり、「亡くなった松岡さんは米の輸出に力を入れて」と持ち上げて、真紀子の「女の涙は怖いものです」とこぼし、最後は「必要なら、いつでも私が代役を引き受けますから」と意味深なことをサッと言った時、会場は一瞬シンと静まりかえった。
政治の風向きを敏感に読むのは天下一品の純一郎が、表舞台に再び登場してくるということは、安倍タイタニック号の先行きに大きな暗雲が立ち込め始めたということだ。
嵐の匂いを運んでくる政局風が吹き始めてきた。
言わずもがなの、松岡・年金のダブルパンチは安倍にとってアッパーカットを決められ、左フックが効いて脳天マヒの状態になってしまった。
さて、そんな中、小泉さんは、都内で講演し、千人以上の聴衆が聴き入った。
7月の参院選で比例区から立候補する川口順子のパーティーのことである。
ここで、7月夏の陣の大胆予測をすると、自民与党は参議院選で敗北を喫し過半数割れに陥る。
安倍内閣総辞職、自民・新内閣樹立、されど片翼飛行の不安定内閣になるだろう。
しかし、それは一時の混乱を生み出すだろうが、長い目で見れば、日本の政治を成熟させる産みの苦しみになるのではないか。
衆参のバランス感覚と拮抗の中でのせめぎあい、より国民本位の政治へと脱皮していくプロセスのような気がする。
野党も、責任政党として、また次の総選挙において政権交代を目指そうとするなら党利党略のための反対はできなくなるはずだ。
さて、興味は小泉マジックが炸裂するかどうかだが、いずれにせよ、今後の政局はプレスリー小泉が一つの軸になると読む。
(ムラマサ、低く鳴り始める)
久しぶりに見たその姿はリチャード・ギアそっくりになって、黒系のスーツに白のシャツ、ノータイであった。
都内で開かれたパーティーで、枕詞は「私も人生色々といって批判されましたが」に始まり、「亡くなった松岡さんは米の輸出に力を入れて」と持ち上げて、真紀子の「女の涙は怖いものです」とこぼし、最後は「必要なら、いつでも私が代役を引き受けますから」と意味深なことをサッと言った時、会場は一瞬シンと静まりかえった。
政治の風向きを敏感に読むのは天下一品の純一郎が、表舞台に再び登場してくるということは、安倍タイタニック号の先行きに大きな暗雲が立ち込め始めたということだ。
嵐の匂いを運んでくる政局風が吹き始めてきた。
言わずもがなの、松岡・年金のダブルパンチは安倍にとってアッパーカットを決められ、左フックが効いて脳天マヒの状態になってしまった。
さて、そんな中、小泉さんは、都内で講演し、千人以上の聴衆が聴き入った。
7月の参院選で比例区から立候補する川口順子のパーティーのことである。
ここで、7月夏の陣の大胆予測をすると、自民与党は参議院選で敗北を喫し過半数割れに陥る。
安倍内閣総辞職、自民・新内閣樹立、されど片翼飛行の不安定内閣になるだろう。
しかし、それは一時の混乱を生み出すだろうが、長い目で見れば、日本の政治を成熟させる産みの苦しみになるのではないか。
衆参のバランス感覚と拮抗の中でのせめぎあい、より国民本位の政治へと脱皮していくプロセスのような気がする。
野党も、責任政党として、また次の総選挙において政権交代を目指そうとするなら党利党略のための反対はできなくなるはずだ。
さて、興味は小泉マジックが炸裂するかどうかだが、いずれにせよ、今後の政局はプレスリー小泉が一つの軸になると読む。
(ムラマサ、低く鳴り始める)