武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

保険庁の高額ボーナスと着服問題

2007年06月27日 | 人間の欲望
少し過激なことを言えば、
社会保険庁の職員ボーナスは全員に100%の返納をさせなければならない。また過去の厚生大臣及び長官も然りである。
これに対して、小泉さんとイイジマはナンセンスと言い放ったが、情けないことだ。
イイジマは「これは現場の問題であって、上の人間の問題ではない」と語気を荒げたが、とんでもない話だ。
上の人間の方が、より責任は重いのだ。権限と権力を有し、途方も無い歳費を貰っておりながら責任は持たないと言うならば、即刻、政治の場から退場しなければならない。
現行法制度では強制できないが、もし返納しない者がいれば、年金機構への転入を認めない。
この年金機構も訳の分からぬ役所であるが、完全民営化をしない以上やむをえない。完全民営化したほうが国民のためには10倍も良くなるだろう。
ほんの一例を挙げれば、かつて国鉄がJRへ民営化になった途端、驚いたのは、それまで汚かった駅のトイレが、立派にきれいになったことだ。
また、それぞれのサービスが格段に向上した事は実感として分かるはずだ。
今の役人がやっている仕事は、汚いトイレを掃除もせずに、使用禁止の張り紙を張って誤魔化しているだけだ。
次に、今回驚いたのは、保険庁長官の夏のボーナスが270万円、部長クラスが200万円だという。
これほどデタラメなことをやっていて、これほどの高いボーナスをもらえるとは何と言う役人天国であろう。
社保庁の担当者達は、長年に渡って、国民が預けた国民年金保険料を金庫に入れず、自分の懐に入れていた着服・横領が次第に明らかになってきた。
その手口は、金は貰って手書きの領収書を発行するが、PCに入力せず、あるいはインプットしても全くのデタラメなデータを入力していたという。
年金は25年間払って、60~65歳以上にならなければ自分の年金情報が分からないのが普通であるから、その頃にはネコババした事は誰も分からないという仕組みだ。
それに気付いた、保険庁の幹部は、携帯の電子領収書発行機を大量に作らせ、それを使うように指導するようになった。
しかし、この装置は随意契約で、つまり、リベートをたっぷり貰っていたという悪事に悪事を重ねるようなことであった。
しかも、その装置が正常に作動するならともかく、故障が多かったため、使い物にならなかったという代物だったという。
ムラマサ、鞘を引き寄せ鯉口を切った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする