武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

安倍の落日

2007年06月04日 | 人生の意味
自民は選挙を目前に控えてかなり焦っているようだ。
松岡と年金のダブル・カウンター・パンチで安倍はフラフラの状態に陥った。
そして論客を選びテレビ討論で年金問題の反論をさせている。
デイベートはうまいが、口先だけに聞こえるから、ロウで作った料理であって、本当は食べられない見せかけのものに思える。
役人の隠れた無駄使いの財布であった年金が崩壊。
恐らく今は自転車操業であろう。
年金保険料は250兆円という膨大な金額が金庫に眠っていることになっているが、実態は、保険庁が秘密にしているので本当にあるのかどうか分からない。
250兆円というのは日本の国家予算の3倍になるから天文学的だ。
保険庁はグリーンピア事業(観光温泉ホテル)に莫大なカネを使ったが、すべて失敗して市町村にタダ同然でくれてやった。 そして、今、その市町村は運営費の赤字補填で四苦八苦しているという。
また、保険庁は他の資産運用(株投機、国債、金融)もやっているから、フタを開けたら原資が殆ど無いなんてことになっているかもしれない。
だから保険庁の役人から聞こえてくるのは、60歳から65歳へ給付開始を遅らせたが、今度は70歳給付だなんて言い始めている。
現状、60~65歳過ぎて働ける人は一部の特殊な人達であり、殆どの国民は働くことはできない。 今、起こっている年金の大混乱の原因は、保険庁の役人が仕事をやってこなかったと言うことだ。 カネの徴収は1円たりとも逃さじと、目を血まなこにして源泉徴収するが、その年金管理と資産運用は全くのでたらめだったということになる。
保険庁を解体して、非公務員型にし、給与は国が払うなんて訳の分からないことをやろうとしているが、この際、完全民営化したほうがうまくいくだろう。
考えてみれば、官業事業・銀行なんてすべて失敗している。
東京都の新銀行東京は累積赤字850億円、今やその存在価値すらない日本銀行、財務省のお抱え銀行、国際協力銀行(BJIC)は税金の無駄使いの極みである。
さて保険庁の悪代官の一例を示しておこう。
社会保険庁・元長官の正木馨が退官後、複数の役所を渡り歩き、3億円以上の報酬と退職金を得ていた。 聞いたことも無い保険協議会とか診療支払い協議会とかそういう役人の天下り法人が星の数ほど作られていた。
週に3日ほど来てお茶を飲んで、新聞を読んだら帰っていくのだそうだ。
民滅んで役人栄えるでは国の将来が無い。
(ムラマサ、一閃)
コメント
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