武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

死刑の歴史

2007年12月09日 | 人生の意味
3人の死刑囚が、死刑を執行された。
氏名と罪状を公表されたが、死刑に値するものだ。
残虐かつ非道な殺しぶり、人を人とも思わないその残忍性は、死刑を持って罰するという「応報刑」を具現化したものだ。
死刑が駄目だというなら、刑法を改正すればいい。
死刑廃止論者は、それを世に訴えて、国会で法律を変えればいいのだ。
江戸時代には、「仇討ち赦免状」なるものがあって、仇討ちを合法化し、人を殺したる者を合法的に殺ってよかった。
今の世は、そういう訳にはいかないから、公的機関によって絞首刑となる。
死刑執行、つまり、死刑囚が立つ足元が下に開くようになっており、そのまま落下して絞首される仕掛けだが、そのボタンを押す担当刑務官には特別手当2万円が出るという。
イラクのサダム・フセインも絞首刑であった。
真下に落下していくフセインの顔は、目を見開いて、びっくりしたような表情をしていたが、あっと言う間の出来事であった。
中世ドイツで行われた死刑執行は、首を切断する断頭台あり、手足をそれぞれ4頭の馬につなぎ、馬の尻を叩いて反対方向に走らせた「引きちぎり」あり、短剣を無数に差し込んだ人間型のマネキンに閉じ込め、フタを閉めて串刺しにした方法もあった。
日本で一番残酷な方法は、磔獄門、釜茹で、火あぶりであったろう。
シンガポール空港の近くにあるチャンギは、今は海水浴で賑わう場所だが、終戦時には日本の軍人が多数、絞首刑によって断罪された場所である。
さて、話がそれてしまったが、死刑があるから犯罪は抑止されるとは思わないが、日本の現状は、死刑判決を受ける人間は、2人以上を殺し、残虐・非道なものに限定されているから、大きな問題はない。
今のところ、地獄行きのバスを待っているのは104人。
(ムラマサ、ニヒルだ)

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