じゅうめい、戻る。
さて、久方ぶりにムラマサ、月影に抜く。
☆
C型肝炎問題。
色々調べて行くと、これは厚生労働省の役人とミドリ十字による犯罪だ。
その極悪人はキャリア官僚、牧野利孝。
牧野は1985年から87年まで、厚生労働省の薬務局安全室長であったがミドリ十字と共謀し、薬害肝炎の隠蔽をはかり、患者リストを20年に渡り闇に葬った。現在、日本化粧品工業会専務理事に天下っている。
この事件の本質は、患者を助ける立場にある行政の責任者が、怠慢と言うより、積極的にフィブリノゲン薬害を隠蔽し、ミドリ十字と口裏を合わせ、患者を見殺しにしてきたことだ。
現場の医師からはフィブリノゲンの危険性を多数指摘されながら、副作用報告ではなく、事故報告にするようにミドリ十字に指令したのは牧野だった。
これにより問題が矮小化・隠蔽されてしまった。
これはエイズ薬害と構造が似ている。
知らされぬまま、静かに肝臓の病気が進行していく恐怖、そしてある日、死に至る。官僚は患者のリストを作成・保有しながら20年間放置していた、その罪は重い。
アメリカは30年前に、その危険性を認識し、止血剤としてフィブリノゲンを使用禁止にしていたが、日本の厚生省はその薬害の存在を知りながら見殺しにしていた。
問題が発覚するや牧野は、フィブリノゲンの投与を正当化するための論文を探せといった自己保身をはかっている。
2002年当時の責任者は厚労省医薬局長であった宮島彰(60)だが、現在は医薬品医療機器総合機構の理事長、当時も今も日本の医薬行政の責任者を続けている。
宮島は、「薬を後ろから読むとリスクと言い、常に危険がつきものだ」と公然とうそぶいている。
アメリカは1977年に使用を禁止した薬剤フィブリノゲンを、田辺三菱製薬(当時のミドリ十字)は、その後も薬剤の販売を続け、その利益をむさぼった体質は、エイズと同じ悪魔の商法だ。
最近になって8冊の部外秘ファイルに保管されていた418名の患者リストを厚労省の地下倉庫から「偶然」見つけたなどと、リストが明らかにされたが、それをもっと早く公表し、患者個人に告知し早期治療を行っていれば、治療効果も違ったものになっていただろう。
この官僚の狡猾さと責任逃れは、もはや人の皮をかぶった獣だ。
訴訟原告団の一人、福田衣里子さんは厚生労働省の怠慢に憤りを隠さない。
裁判では、厚労省は30億円の打ち切り和解に持ち込もうとしているが、30万人の患者が存在していると言われるフィブリノゲン薬害の解決からはほど遠い。経済的な医療補助、損害賠償はもちろんだが、厚生労働省の腐臭を一掃しなければ日本の医療に未来はない。
(ムラマサ、鋭く一閃)
さて、久方ぶりにムラマサ、月影に抜く。
☆
C型肝炎問題。
色々調べて行くと、これは厚生労働省の役人とミドリ十字による犯罪だ。
その極悪人はキャリア官僚、牧野利孝。
牧野は1985年から87年まで、厚生労働省の薬務局安全室長であったがミドリ十字と共謀し、薬害肝炎の隠蔽をはかり、患者リストを20年に渡り闇に葬った。現在、日本化粧品工業会専務理事に天下っている。
この事件の本質は、患者を助ける立場にある行政の責任者が、怠慢と言うより、積極的にフィブリノゲン薬害を隠蔽し、ミドリ十字と口裏を合わせ、患者を見殺しにしてきたことだ。
現場の医師からはフィブリノゲンの危険性を多数指摘されながら、副作用報告ではなく、事故報告にするようにミドリ十字に指令したのは牧野だった。
これにより問題が矮小化・隠蔽されてしまった。
これはエイズ薬害と構造が似ている。
知らされぬまま、静かに肝臓の病気が進行していく恐怖、そしてある日、死に至る。官僚は患者のリストを作成・保有しながら20年間放置していた、その罪は重い。
アメリカは30年前に、その危険性を認識し、止血剤としてフィブリノゲンを使用禁止にしていたが、日本の厚生省はその薬害の存在を知りながら見殺しにしていた。
問題が発覚するや牧野は、フィブリノゲンの投与を正当化するための論文を探せといった自己保身をはかっている。
2002年当時の責任者は厚労省医薬局長であった宮島彰(60)だが、現在は医薬品医療機器総合機構の理事長、当時も今も日本の医薬行政の責任者を続けている。
宮島は、「薬を後ろから読むとリスクと言い、常に危険がつきものだ」と公然とうそぶいている。
アメリカは1977年に使用を禁止した薬剤フィブリノゲンを、田辺三菱製薬(当時のミドリ十字)は、その後も薬剤の販売を続け、その利益をむさぼった体質は、エイズと同じ悪魔の商法だ。
最近になって8冊の部外秘ファイルに保管されていた418名の患者リストを厚労省の地下倉庫から「偶然」見つけたなどと、リストが明らかにされたが、それをもっと早く公表し、患者個人に告知し早期治療を行っていれば、治療効果も違ったものになっていただろう。
この官僚の狡猾さと責任逃れは、もはや人の皮をかぶった獣だ。
訴訟原告団の一人、福田衣里子さんは厚生労働省の怠慢に憤りを隠さない。
裁判では、厚労省は30億円の打ち切り和解に持ち込もうとしているが、30万人の患者が存在していると言われるフィブリノゲン薬害の解決からはほど遠い。経済的な医療補助、損害賠償はもちろんだが、厚生労働省の腐臭を一掃しなければ日本の医療に未来はない。
(ムラマサ、鋭く一閃)