福田総理は、町の町内会長は、立派に務めることができると思うが、総理のリーダーシップを期待するのはとても無理だ。
考えてみれば、権力闘争を勝ち抜いてきた人ではなかった。
総理御曹子として育てられてきた2世であった。
我々は、この日本を捨てることはできないが、自民・福田内閣は捨てることはできる。
年金問題は、ぐじゃぐじゃで収拾がつかない状態になった。
厚労省官僚、社保庁職員、そして政治家は年末年始のおとそ気分を味わっている暇などない。休みを返上して年金台帳をチェックしなければならぬのが本来だ。
防衛腐敗は、白ブタ守屋の首を取って終りなのか。
本人は7600万円の高額な公務員退職金を「自ら受けとる資格はありません」と返還を国会で言明したが、それはどうなっているのか。
そして、最終結論を出したはすの薬害問題は、影の権力からの突き上げによって泡を食って引っくり返し、あとは国会でなんとかしてくれと泣きついた福田総理。
なぜ和解ではなく議員立法なのか。和解が成立すれば、それは法的拘束力をもたらすから、また改めて法律を作る必要などはない。
今、病気が進行している肝炎患者を一刻でも早く救うには和解がベストだ。
大阪高裁の裁判長は、国が全員一律救済を飲めば、その文言を和解書に入れると言っているのだ。本来、そうあるべきだとも所見の中で明言している。
それに対して、福田総理は意味深なことを言っている。
「全員一律救済は自民党総裁として決断し、党に投げかけたことです」とは、総理大臣としてではないと逃げている。つまり総理大臣と官僚の責任回避であり、国会にその責めを投げつけたということだ。
さらに、「原告団と会うのはやぶさかでない」などと冷たい物言いをしていたが、会うとすれば一国の総理ではなく、一党の総裁として会うのだろう。
患者の「不安」という言葉を理解しているのだろうか。藁をもすがる思いの患者原告団に対する、福田総理の冷ややかな態度には、智がなく愛もない。
さて、舛添は、根っからの悪人面をますますひどくし、白を黒と言いくるめる三百代言ぶりで、線引外の金額を30億円に増額し、これで全員救済だと凄んで見せたが、福田衣里子さんたち原告団から「信じた私がバカだった」と涙の抗議で拒絶され、一夜明けて世間は全員一律救済に舵を切ったことを知り、舛添は目を白黒、口をパクパクさせていたのは漫画というのか醜悪だった。
官房長官の町村も何も相談されず、全員一律救済の決定だけを聞かされては、師走の木枯らしも一層身にしみるだろう。
それにしても、自民党には人がいなくなったものだ。
かつては、キラ星の如くだったが、今は茶坊主みたいな面々では、官僚にバカにされて、官僚の小間使いに成り下がっているから、もはや政権担当能力に欠けると言わざるを得ない。
(ムラマサ、鋭く斬る)
考えてみれば、権力闘争を勝ち抜いてきた人ではなかった。
総理御曹子として育てられてきた2世であった。
我々は、この日本を捨てることはできないが、自民・福田内閣は捨てることはできる。
年金問題は、ぐじゃぐじゃで収拾がつかない状態になった。
厚労省官僚、社保庁職員、そして政治家は年末年始のおとそ気分を味わっている暇などない。休みを返上して年金台帳をチェックしなければならぬのが本来だ。
防衛腐敗は、白ブタ守屋の首を取って終りなのか。
本人は7600万円の高額な公務員退職金を「自ら受けとる資格はありません」と返還を国会で言明したが、それはどうなっているのか。
そして、最終結論を出したはすの薬害問題は、影の権力からの突き上げによって泡を食って引っくり返し、あとは国会でなんとかしてくれと泣きついた福田総理。
なぜ和解ではなく議員立法なのか。和解が成立すれば、それは法的拘束力をもたらすから、また改めて法律を作る必要などはない。
今、病気が進行している肝炎患者を一刻でも早く救うには和解がベストだ。
大阪高裁の裁判長は、国が全員一律救済を飲めば、その文言を和解書に入れると言っているのだ。本来、そうあるべきだとも所見の中で明言している。
それに対して、福田総理は意味深なことを言っている。
「全員一律救済は自民党総裁として決断し、党に投げかけたことです」とは、総理大臣としてではないと逃げている。つまり総理大臣と官僚の責任回避であり、国会にその責めを投げつけたということだ。
さらに、「原告団と会うのはやぶさかでない」などと冷たい物言いをしていたが、会うとすれば一国の総理ではなく、一党の総裁として会うのだろう。
患者の「不安」という言葉を理解しているのだろうか。藁をもすがる思いの患者原告団に対する、福田総理の冷ややかな態度には、智がなく愛もない。
さて、舛添は、根っからの悪人面をますますひどくし、白を黒と言いくるめる三百代言ぶりで、線引外の金額を30億円に増額し、これで全員救済だと凄んで見せたが、福田衣里子さんたち原告団から「信じた私がバカだった」と涙の抗議で拒絶され、一夜明けて世間は全員一律救済に舵を切ったことを知り、舛添は目を白黒、口をパクパクさせていたのは漫画というのか醜悪だった。
官房長官の町村も何も相談されず、全員一律救済の決定だけを聞かされては、師走の木枯らしも一層身にしみるだろう。
それにしても、自民党には人がいなくなったものだ。
かつては、キラ星の如くだったが、今は茶坊主みたいな面々では、官僚にバカにされて、官僚の小間使いに成り下がっているから、もはや政権担当能力に欠けると言わざるを得ない。
(ムラマサ、鋭く斬る)