武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

田辺三菱と役人

2007年12月11日 | 人間の欲望
福田総理は企業で言えば、総務部長クラスであるから、リーダーとしての政治決断を求めても無理と言うものだ。
薬害肝炎問題。
ミドリ十字のドル箱であったフィブリノゲンは、ボロい商売であったから止められなかった。当時のミドリ十字の社長は厚生労働省の薬務局長の天下りであった。
言ってみれば、ミドリ十字(現・田辺三菱製薬)は厚生労働省の天領であったから、両者はズブズブの関係であった。
当時のミドリ十字という製薬会社は、第二次世界大戦で日本軍の化学兵器・毒ガスとか細菌兵器を研究開発していたグループが設立した会社だと言われているのだが、今は田辺三菱製薬になっている。
今回の薬害肝炎の問題構造は、薬害エイズ(アメリカから輸入された非加熱製剤)と同じである。
厚生労働省の担当役人は、業務上重過失致死罪に問われてしかるべきである。
あるいは、30年前にアメリカではフィブリノゲンは使用禁止になっていたから、そのことを考えると未必の殺人罪適用でもおかしくはない。
このC型肝炎はインターフェロン治療を受けると60%の患者が救われるという。但し月の治療費が6万円もかかるのだ。早く、裁判あるいは和解で決着をつけて、訴訟原告団に入っていない人にも救いの手を差し伸べるべきだ。
現在の、役人の天下り先の独立行政法人を整理解消すれば予算はすぐにでもできる。
また、大手商社(三菱、三井、住友、伊藤忠)が防衛省に出した「水増し請求」は詐欺であり、その金額は分かっているだけで何と597億円だという。
これは国民の税金を掠め取った「不当利得」だ。
懲罰として、これらの大手商社に1000億円位吐き出させ、それを薬害肝炎の医療費に回してもいい。
もちろん田辺三菱も相応の賠償金と医療費を負担しなければならない。
(ムラマサ、鋭く斬る)
コメント
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