武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

世田谷一家、血の惨劇

2007年12月29日 | 人生の意味
微力ながら、本ページで書くことが、事件を風化させないように、せめてできることだと思っている。
2000年12月30日(土) 午後11頃から翌朝10時40分頃の間に発生した東京世田谷の宮沢みきおさん一家4人惨殺事件。
有力な情報提供者には警察庁から最大300万円の褒賞金がでることになった。
一見幸せそうな両親と女の子1人が(関孫六の刺身包丁)で刺殺され、男の子1人が鼻から血を大量に出すほど圧迫絞殺されている。母親は死んだ後も何回も刺されている。犯人はハンカチの真ん中に穴を開け、その部分で包丁の柄を包んでいた。滑り止め策とみられるが、ハンカチの色は黒。
そして、襲撃時には、同じ黒の布で顔を覆っていたと思われる。
惨殺後に、犯人は、パソコンでネットやり、書類を荒らし、現金を取り、冷蔵庫のアイスクリームを食べお茶を飲み、翌朝の午前10時40頃までその家に身をひそめ、隣に住む母親が不審に思い訪ねてきたのに気付き、その家の裏手の窓から外に出て姿をくらましたと言われている。
第一発見者の母親が最初に目にしたのは、ぶちまけられた書類と文房具の山。
そして、その山の中から異様に白い、みきおさんの素足が突き出ていた。
プロの殺し屋を思わせる手口。もっと正確に言えば、ゲリラ軍事訓練を受けたレンジャーの手口だ。
多くの遺留品、犯人の血痕、指紋、排泄物、を隠すこと無く残しているのは、自身が捕捉されない自信があるからだろう。そういう犯人の心理は、組織の命令に従い、組織の歯車として行動する場合、非感情的なロボットとして行動するから、恐怖とか悔恨というネガティブな感情は一切生じない。
邪悪な蛇のような冷酷さと大胆さを持つ犯人。
韓国製スラセンジャー・シューズ(27.5cm)を履き、フランス製の男性用香水ドラッカーノアール(ツンとくる匂い)をつけていた。
犯人像は、男、A型、事件当時20~30代、小鳥を飼育(エサ付着)、アメリカ渡航有り(西海岸の砂付着)。
そして、現場に残された迷彩色のヒップバッグの中から化学物質が検出され、スケートボードの滑り止めに使われる成分と一致。スケートボード愛好家。
さらに現場に残された犯人の血液のDNAから人種分析も行われた。
その結果、母系はロシア系、父親はアジア系と判断される。
この殺人事件の時効は15年。
(ムラマサ、鈴のように鳴る)

コメント
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