武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

我が防衛大臣と自衛隊の漫画

2007年12月23日 | 人生の意味
日曜日なので漫画の話。
航空自衛隊トップの田母神・航空幕僚長は、UFOへの対処について、「これから検討することになるのではないか」と語り、
今まで、スクランブル発進で、UFOを発見したことはなく、「UFOの能力が分からないから、答えられないが、漫画に出てくるような飛び方をするなら、対応は難しいだろう」と言うが、漫画の読みすぎだ。
本人が言うように、見たこともないUFOの対策を練るより、他のやるべきことをやってくれ。
我が防衛大臣の石破も、UFOに関して語った。
少し長いが発言を引用しよう。
「UFOとは、航空機というからには翼があって揚力によって飛ぶのが航空機ですから、UFOが何によって飛んでいるのか、色んな議論があるのでしょうけど、それをそのまま領空侵犯で読めるかというとなかなか厳しいかもしれない。例えば隕石が降ってきたことと同じに考えられるか。隕石は自然現象だから何の意思もなく降ってくるわけですが、UFOの場合は意思なく降ってくるわけではない。これをどのように法的に評価するのかということもある。そうすると災害派遣が使えるのか、領空侵犯でもなさそうだ。そうすると防衛出動かということになるが、それをわが国に対する急迫不正な武力攻撃と考えるかというとそうはならないだろう。UFOが襲来して、色々な攻撃を仕掛けるということになれば、そういう評価も成り立つのだと思うが、『地球の皆さん、仲良くしよう』と言ってきたときに、それはわが国に対する急迫不正な武力攻撃でも何でもない。また、何らかの意思が伝達されたときに何を言っているかよく分からないという場合に一体、どのようにわが方の意思を伝達するのだということもある。防衛省として、こういう場合にどうするかということだ」
この位真剣に国の防衛を考えてくれたらと思うが、この人も漫画だ。
宇宙の彼方から飛来してくる位だから、知的にも技術的にも我々地球人が及びもつかないような高度レベルだろう。それに対して、上記のような漫画的思考を繰り広げてもお茶飲み話にしかならない。
防衛大臣なら、身内の腐敗、情報漏洩事件はもちろん、北朝鮮、中国、ロシア、韓国といった周辺国の軍事緊張にいかに対処すべきか、を考えるのが本来の任務だ。
UFOのことを考えても、防衛大臣の頭ではついていけまい。
どこかの大学の研究機関にでも任せておけばいいのだ。
(ムラマサ、ニヒルだ)
コメント
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