さて、今日から如月(きさらぎ)、もっと寒くなるか、それとも陽気になるか。
回り続ける水車は凍らぬというが。
★民主党内のナンバー2、輿石東。
鳩山由紀夫と小沢一郎をかばって、「この2人を見て、こんなに優しい人が、なんでこんなにいじめられるのか。悔しい気持ちだ」と輿石は述べたそうな。
総理と幹事長の5名の秘書が起訴、逮捕されたというのに、「私は知りません、俺は知らんぞ、バカ秘書がドジッタ、秘書が金を抜いた可能性もあるぞ」などと、うそぶいている小沢と鳩山の腐敗政治家たち。
自民党にもこういう人種はいた。鳩山も小沢も、秘書5人を腐臭の放つ泥沼に押し込んで、自分たちは綺麗な服を着て、薄ら笑っている。
元自民党の金権・田中角栄の息子たち。
★民主党の高速道路無料化。
今年の6月に、「土日の千円高速道路」が廃止になるという。
そして、それに代わる割り引き制度が発表されているが、複雑怪奇なのだ。
どういう料金体系なのか、区間、時間、日にちによって、まるでパズルのような料金システムになっている。チンプンカンプンとはこのこと。こういう制度を適用すると、頭がそちらに回って、事故が多くならないのか。
さて、「千円高速廃止」を聞いた民主党支持者は、「これでマニフェストの高速道路無料化」になるから、民主党は約束を守ったと思う人は、よほどの善人か、それとも田んぼの中の田吾作に違いない。
土日に高速道路をいくら走っても料金1000円という、ドライバーにとって大好評だった料金が、今年の6月に廃止される。これがあるからドライブに出かけよう、その前に1〜2万円かけて、ETC機器を搭載しようと頑張ったドライバーが大勢いた。
そのせいで、あっと言う間に、ETC機器が店頭から消え、デンソー、三菱、パナソニックの各メーカーは特需に沸いた。
しかし、6月に廃止される訳は、民主党のマニュフェストの目玉だった高速道路無料化を具体化する為ではないのだ。まるでアリバイ工作のように、一部の地方で、それもかなりの田舎で無料化が実施されるに過ぎない。その35区間の路線は、北海道横断、秋田県〜山形県、山陰、南九州西回り。東九州、沖縄道であって、利用者はほとんどいない。
さらに民主党は、「1000円乗り放題」に使っていた5000億円の予算を、新規の高速道路の建設に回す法案を今国会に提出する予定だ。
収入の少ない道路を無料化し、反対に好評だった「1000円高速」を廃止する民主党。これこそ小沢のゼネコン孝行。知らぬ間に「1000円高速」は廃止され、結局、高速道路が作られ続け、我々の借金が膨らむだけだ。ガソリン暫定税もしかり、2.5兆円は道路建設にしか使えないから、道路利権と裏献金に消えていく。ゼネコンと小沢一郎だけが儲けるという、このカラクリ。
民主党に騙された国民。 参議院選では民主党を惨敗させる。
★野田佳彦。
2011年度からの子供手当の満額支給について、「ハードルは高い」と述べ、マニフェストに掲げた満額支給の実現が難しいという見解を述べたそうな。
月2万6千円の満額支給を実施した場合、5兆円を超える財源が必要となる。
さらに野田は、「防衛費より高くなり、現実的に厳しい」と、とどめを刺した。
マニフェストは、またも破られたり。高校授業料無料化などは国債の借金を返してからやってくれ。
★民主党。
このくらいマニフェストと真逆なことをやり、総理と幹事長の5人の秘書が起訴、逮捕された惨状を見るにつけ、民主党は自浄能力が無い。
民主党の99%のエリート議員が貝のように口をつぐみ、小沢党の言論統制に怯え切って、小利口に立ち回る民主党議員だが、この際、民主党を捨てて、もう一度自民党政権に立ち帰り、赤門の官僚帝国に、ひれ伏した方が、より善なる政治の恩恵があるかも知れないという気持ちになって来た。
★そんな気持ちのところに、日曜の夕刻、我が枝野幸男と前原誠司が、小沢に反旗を翻したと聞こえてきた。彼らは紳士だから、本ページのように小沢を罵倒することは言わないが、少しの燭光が射して来たようだ。
正義なくして何の為の政治か。私利私欲を捨てる。
★ロシアの白熊。
ロシアの無法なやり方。
北方領土・国後島沖で操業中の日本漁船2隻が、ロシアのヘリコプターから銃撃された問題、羅臼の第58孝丸(平藤孝幸船長)の乗組員が、「迷惑を掛けてしまうので、銃撃を受けたことは言えなかった」と話しているという。この健気さ。
2隻は羅臼漁協の漁船だが、実は、ロシアに協力金という金を払い、ロシアの許可を受け、「安全操業」を行っていたのだ。安全操業というのは、日本がロシアに金を払う代わりに、北方4島で漁ができること。
この費用は、漁船1隻当たり40〜50万円といわれ、それ以外に日本政府はロシアに金を払っている。その額は5千万円〜1億円ともいわれているが、正確には不明。
ロシア側の言い分は、許可された漁場を逸脱して、操業したと難癖をつける。
しかし、これらの漁船は高性能のGPS装置を付けており、拿捕を恐れる余り、非常な神経を使って操業をしているのだ。2隻の船体に計20カ所の銃撃痕が見つかったという。このまま日本も黙っている訳にはいかぬ。ロシアから日本へのロシア人入院移送を拒否せよ。そういう対抗手段を使わなければ、ロシアの白熊は日本を舐めきるだけだ。外交とはそういうものだ。チェチェン共和国の人々を大量虐殺したロシアのならず者たち。
★石原慎太郎。
2016年オリンピックに失敗した石原慎太郎が、宣伝キャンペーンを委託した電通に、6億円の請求放棄を求めているという。五輪招致の活動費は計150億円もかかったというのは犯罪的だ。石原は責任を取って、1億円くらい都に寄付をしたらどうか。
電通としても、都の幹部や職員を銀座の料亭やクラブで高額接待した分を返してくれと言いたいだろうが、一度、腹の中に入ったものは戻す訳にはいかぬ。
(ムラマサ、鋭く斬る)