★昔からの言い伝え。
「昔から、創業者は偉い、二代目は父の苦労を見て育ったから繁栄する、しかし三代目は苦労知らずで、身上を潰す」。
総理大臣を先祖に持つ総理が4代続いた我が日本。今の鳩山さんは祖父一郎を基点にすれば危ない三代目だ。
★民主党の小林千代美、北海道5区。
民主党というのは尊法精神がない。そして違反を問われると逆切れして開き直る。戦前のドイツ国家社会主義党と同じだ。つまりナチ党。
民主党衆院議員の小林千代美が、日教組傘下の北教組から、計1600万円の裏金を受け取っていたという。政治家個人への企業・団体献金を禁じた政治資金規正法違反、及び公職選挙法違反。小林千代美の選挙は北教組の丸抱えだった。
選対幹部(元札幌連合会長)山本広和は、公選法違反(買収約束、事前運動)罪で逮捕され、今月12日に札幌地裁で懲役2年の有罪判決を受けたばかり。小林千代美は、議員辞職や民主党離党はしないという。
さて、民主党には、議員辞職を要求されている議員が、鳩山由紀夫、小沢一郎、石川知裕、小林千代美と4人もいる。民主党の尊法精神はどうなっているのか。ナチズムの党。
★平野博文。
官房長官というのは、内閣の重要ポストだが、平野ではやはり無理ということか。当初から、「官房機密費って、あるんですか」と、とぼけた事を言うから、この人、危ない人だなと見ていたが、最近の予算委でも、自民党のハニー谷垣との論争で、平野はシドロモドロに陥り、まともに受け答えが出来ず、最後は「後日、まとめてお答えします」と平野が答弁したのは皆、爆笑だった。なぜなら谷垣は前もって質問内容を平野に連絡していたのだが、平野は天皇の公的行為についての定義と内閣との関係を述べることが出来なかった。そして谷垣は、「それなら、私が答えてあげます」と述べ、憲法解釈を示したところ平野は、「おっしゃる通りです」と答えたので、自民党席は拍手喝采。
★トヨタ自動車の真実。
豊田章男さんは豊田家何代目の社長になるのだろうか。
2009年12月15日、米国の交通安全局(NHTSA)のメドフォード局長ら3人が、豊田市のトヨタ本社を訪問した。
米国は、トヨタの高級車レクサスで起きた5件の死亡事故の原因は、アクセルペダルの欠陥に問題があると考えていた。
メドフォードと2人のNHTSA担当官はまず、トヨタの100人の幹部とエンジニアで満員になった本社の会議室で、米国の安全規則を改めて説明。その後、別室に移り、トヨタの品質保証の責任者である横山裕行・常務、品質部の宮本真志・部長ら少人数のトヨタ幹部と会議を持った。
NHTSAはトヨタに対し、不具合の対応が遅すぎると指摘し、もっと素早く、効果的なアクションをとるよう強く求めた。 しかし、トヨタの幹部は、アクセルペダルが戻らないという不具合は、フロアマットが原因だと説明した。これに対し、NHTSAは、「吊り下げ式アクセルペダルの技術的な欠陥ではないか」と、厳しく指摘したという。その後、トヨタは吊り下げペダル部品の磨耗不良を発表した。
トヨタのリコール台数は世界合計で850万台以上に拡大した。内訳は純粋なアクセルペダル問題が235万台、新型「プリウス」のブレーキ関連で44万台。
一方、デトロイトによるトヨタ叩きの側面はあるが、トヨタは米国で直接雇用17万5千人を抱え米国経済に貢献している。
さて、トヨタに、いま何が起きているのか。企業のテーマはコストダウンだが、それを実現する為に、手っ取り早い方法が二つある。一つは、非正規雇用を増大させること。固定費のカットは直ぐに効いてくる。しかし、それは同時にトヨタを支えてきた熟練工の劣化を招くという危険性をはらむ。派遣や契約社員などの非正規雇用の拡大は、社内に蓄積すべきスキルが落ち、製品の品質を脅かす。
二つ目は、部品コストの徹底的なカット。バイヤーとしてのトヨタは、恒例的に機械的に10%、20%の部品費のカットを外注企業に求める。それを拒否すれば仕事は来ない。値段交渉ではなく、トヨタの要求を呑むか呑まざるかの二者択一なのだ。
また、トヨタ名物の「カンバン方式」ジャスト・イン・タイムという考え方は、効率性を求める究極の考え方であり、生身の人間の都合を考慮しない。
リーマンショック後の自動車不況において、「長年勤めた人は、ばさばさと切られ、技術の蓄積を持たない人が増えた。不良品は必ず出るだろうと思っていた」と、ある現場のエンジニアは語ったそうな。
コストカットの効率は、事故の高率を上げるだけではないのか。
★南極海の海賊。
米国のシー・シェパード(SS)のメンバーで、高速船アディ・ギル号のピート・ベチューン船長(ニュージーランド人)が、日本の第2昭南丸に不法侵入した。
水上バイクで近づき、防護網をナイフで切り裂き、乗り込んで来たという。不法侵入したピートは船内で拘束され、現在、監視つきで日本へ運ばれている。
その後、SSの日本人メンバーが拡声機を使い、「前回衝突の責任は第2昭南丸にある。3億円の損害を請求する。ニュージーランドに向け航行せよ」と要求したそうな。
SSのポール・ワトソン代表は、「メンバーが日本で起訴されれば、興味深いことになる」と述べ、「裁判になれば、特に豪州やNZの国民を怒らせ、クジラの保護にとって良い結果になるだろう」と語った。
一方、このピート船長、日本人船員3人に対して発射装置を使い、薬品攻撃したことを認めているという。だとすると殺人未遂罪か。人間よりクジラの方が大事だということか。SSの人たちに質問があるのだが、彼らは牛も、豚も、ラムも、チキンも食べないのだろうか。
(ムラマサ、鋭く斬る)