民主党とナチ。
本ページは今まで、自民党を利権政治と批判してきたが、危険な政党だと言ったことはなかった。
しかるに、民主党の言動を見るに付け、権力を握った民主党は危険な政党だと思い始めた。
党首と幹事長の秘書5名が逮捕、起訴され、党首の鳩山は12億6千万円を母親の安子さんから受け取ったことを「知らなかった」と白を切り、小沢は21億円の虚偽記載を「俺は知らん」と言い逃れ、資金管理団体が法で禁止されている不動産購入を、18件、10億2千万円も買い漁り、沖縄の新基地候補の辺野古近くに、5200㎡の原野を買ったというのは、明らかに政治活動ではなく、個人の資産形成だ。
しかも小沢は個人資金で買ったと言いながら、固定資産税は陸山会が払っている。それをつつくと、陸山会に貸し付けたと言い逃れながら、不動産登記は小沢一郎の個人名義になっている。
ああ言えば、こう言う、こう言えば、ああ言う。そういう人が昔いたが、その輩は結局、刑務所にぶち込まれた。
さらに、民主党が危険な理由は、党内での自由な言論がない。なぜなら言論封殺というゲシュタポを小沢親衛隊は行っている。そのレジスタンスをやっているのは民主党国会議員420余名の中、唯一人、村越祐民・代議士だけというのだから、村越は勇気があるというか、ドンキホーテというか。
ナチのゲシュタポは当時、ドイツ市民から蛇蝎のように嫌われ、恐れられたが、民主党は次第にその正体を見せ始めている。衣の下にハーケンクロイツが透けて見える。まあ、村越よ、何かあったら骨は拾ってやる。
★そして核心の問題、民主党の正体はマニフェストと真逆のことをやっているということ。ただ一つ、マニフェスト通りにやろうとしていることは、高校授業料の無料化。これは朝鮮校にも適用されるから、韓国朝鮮に対する利権ということか。その予算約4000億円。そんな金があったら、千円高速(予算5000億円)を継続して貰いたい、というのは、お父さんの小さな願いなのだ。
今年7月の参院選では民主党を惨敗させる。
★橋下徹。
関西3空港について、伊丹空港の廃港を訴える橋下は、民主党の伊丹空港の国際線復活案について「民主党には理念がない」と非難した。
「民主党は、関西のことを知らない人間が話し合いをしている。会議には地元知事も出席できない。国会議員よりも票をもらっているのに」。
さらに橋下、「民主党は政権奪取のための、お題目として地域主権を訴えただけ。このままでは、民主党は嘘八百だと言うしかない」。
★石川知裕。
昨日の北海道帯広市、外は雪に覆われていた。午後6時半から始まった会見、たった10分間、一方的に議員辞職も離党もしないと述べた。石川の内心は、「21億円の虚偽記載はオザワから言われてやっただけ。俺は何も悪くない」。
また同時に、検察発表の意図的な虚偽記載を全面否定した。ということは法廷で特捜部との全面戦争だ。
一方、大臣の仙谷由人は石川に離党せよと勧告した。しかし、それを言うなら相手が違う。離党勧告はガマに言うことだ。ガマが怖くて、ガマには何も言えない仙谷。元社会党というのは、赤松広隆も含めて質が悪い。現役社民の福島などは大臣にすがりついているだけの姥芸者。
がんばれ石川。
★石川問題。
ガマが昨日、「石川の問題は、議員時代の職務のことではないから、問題はない」と述べた。ということは秘書時代に何か悪いことをやっていても、問題はないんだ、という強弁になるが。
★磯谷香代子(44、民主党代議士)。東海ブロック、
この人の家は、庭の坪が立派で、手入れが良く、旧家風で立派だったので、貧しいフリーターという話に、当時、少し疑問を持っていた。
「フリーターの成り上がり」「負け組の星」などと囃された民主新人議員の磯谷香代子は、実は大量の土地や株などを保有する資産家だったという。
例えば、豊田市のトヨタ工場に隣接する計5210㎡の土地を所有。トヨタ自動車6000株、住友金属工業6000株、キユーピー200株など計5000万円以上の株を保有。その他、国債や金銭信託もある。つまり磯谷議員は、フリーターでも資産家のセレブだったということ。民主党というのは宣伝がうまい。ドイツ国家社会主義党のゲッペルスも天才的な宣伝を行い、ナチに政権を獲得させたのだが。
★鈴木由城、専務理事、建設国保の不正。
自民党と建設業界の癒着。そして我々の税金が不正に使われた。
多数の無資格である組合員が、建設国保に加入していたという。この建設国保というのは、建設関係に働く人たちの健康保険組合なのだが、その保険料は普通の国保の半額になっており、組合は国から240億円の補助金を貰っている。そこに不正と腐敗の沼があり、腐臭を放っているのだ。
建設業と関係のない職業の人を加入させるのは違法であるが、建設国保の職員は、上司の指示で、建設関係以外の人たちも積極的に入れていたという。国がその分の医療費を過剰に負担していたことになり、この不正は全国で行われている。
一方、民主党の2010年度予算案は、「いきなり変更すると保険料が跳ね上がるなど影響が大きい」と、見直しはしないという。ここにも民主党の欺瞞がある。今でも保険料は半額だから、上げても何の問題もない。要するに、既得権益の甘い蜜を舐めている勢力の温存を図ろうとするものだ。
また病院にかかった場合、75歳以上の高齢者は1割負担、それ以外の成人は治療費の3割を払わなければならない。しかし、建設国保系の組合では、何と自己負担を無料としていた。このほかに、歯科医師国保や医師国保でも無料になっているという。
この不公平と不正、民主党はそれを直そうとしない。
(ムラマサ、鋭く斬る)