武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

トヨタ・小糸の破綻。  小沢一郎のガマの面(ツラ)

2010年02月09日 | 人間の欲望

「小糸工業」(横浜)。
またトヨタ系列が問題を起こした。最悪のタイミング。
トヨタ自動車のランプ部品メーカー、最大手「小糸製作所」の子会社の小糸工業の偽装。
旅客機の座席の強度や耐火性の偽装を行い、不正を繰り返していたというから、技術メーカーのプライドを捨ててしまった。
座席はボーイング社とエアバス社に納入され、1000機、15万座席が危ない座席だという。米国と欧州に問題が広がるから、小糸は、へたをすればつぶれる。 
最も悪質だったのは、胴体着陸などを想定して座席に衝撃を与える荷重試験の偽装だったという。こういう企業は市場から消えたほうがいい。

★小沢一郎。
このガマの話をするのも、いい加減うんざりだが。
欺瞞と汚泥にまみれたガマ蛙の顔を持つ男。 昨日、官邸で鳩山と14分、話しをしたが、「幹事長をやってよろしいか」と上から目線で鳩山に言い放った。鳩山も小沢とは一蓮托生だから、嫌とはいえない。お互いに毒を食らわば皿までも、ということか。
小沢の資産公開は、1億9300万円、衆院議員で12位だった。人の資産には、とんと興味はないが、資産の8割は土地で、預貯金は「ゼロ」だという。小沢は、1993年の公開以来、預貯金を「ゼロ」と報告している。預貯金を家族名義の借名口座でやっていれば、もちろん違法である。先日も堂々と家族の借名口座をやっていたことを認めたが、隠してもボロはぞろぞろと出てくる。
そして、食堂奥の座敷にある大型金庫3台に、10億円くらいは隠しているのではないか。それは政党交付金という我々の税金の匂いがする。
さて、いくら世論が辞めろ、辞めろと声を大きくしても、ガマは辞める訳にはいかぬ。
ここで幹事長の権力を手放したら、政治生命の命脈は尽きる。例え、石に噛り付いても、ふんどし一丁になっても、という気持ちだろう。
昨日の会見では、検察に2度も聴取され説明したから、それでスキャンダルの説明責任は果たしたとヌケヌケと喋ったが、その通りだと納得する国民は誰もいない。
処分の前は捜査中だから発言は控えると言い、不起訴が決まれば検察に喋ったから、説明責任は果たしたとガマはうそぶく。どの言葉を信じればいいのか、こういう輩を一言で表現すれば、「性格破綻者」。
但し本ページは、小沢に辞任せよ、などと迫る気持ちは無い。逆に、汚泥の中からガマの面をさらしていればいいのだ。そして元赤坂のドクロ城の穴倉で、首に巻きついた鎖をさすっていればいい。

★ガマの訪米。
カート・キャンベルから請われ、5月に訪米団を引き連れ、ワシントンを訪問する計画を立てているガマだが、何とオバマに会わせろ、しかも時間は十分に取ってくれ、という我儘な要求を出したそうな。外交慣例では、オバマは公式には首脳としか会わない。小沢のカウンターパートは本来なら米国・民主党の院内総務だが、ヒラリーに会えれば最高の接遇だ。
オバマは時間があれば、顔は見せても、握手や二言三言の挨拶ができれば大成功ということだが、そもそも、ガマではなく、総理大臣が行くべきだが、今の総理も薄らバカだから、米国に相手にされない。

★さて、石川知裕。
議員辞職しないという。ガマの言うとおりに石川はやっただけだから、石川から見れば、「なんで俺がこれ以上、泥水をすすらなければならんか」 と逆切れもしたくなるというものだ。がんばれ石川。
★田村耕太郎。
この男、自民党からドクロ城に寝返った。渡辺喜美から、「自殺行為だ」と言われたらしいが、政治家というより、ベニスの商人ということか。理念も信念もなく、目先の利益に目がくらむタイプ。寝返り田村は、仮に自民党が3年後に政権を奪取したら、また自民党へ戻るのだろうか。そういう政治家を誰が信じるだろうか。
これで民主党会派は121人となり、社民党抜きでも参院定数242人の半数を占めることになった。

★自民党。
結論から言えば、ハニー谷垣では駄目だろう。リーダーシップがない。
この人、町役場の、ちょっと法律に詳しい戸籍課長なら立派だとは思うが、ガマと黒鳩に対峙して、野戦軍の戦闘指揮官たる器ではない。
自民党にとっては、近々の世論調査で、次期総理ナンバー1の、機を見るに敏な舛添要一、あるいは中堅の河野太郎あたりを担がなければ、自民党の展望は開けまい。
(ムラマサ、鋭く斬る)

 

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