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武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

民主党の政権交代から後退へ。  枝野幸男の憂鬱。

2010年02月11日 | Weblog

枝野幸男
傘張り浪人から、やっと仕官の道が開けた、ある意味、晴れやかな日。
本ページは、枝野を高く評価している。その人柄、識見、能力(弁護士)、どれをとっても、ずば抜けており、ガマなどは枝野の足元にも及ばぬ。
その評価を与えながら、昨日の枝野の一日を見た。大臣になった枝野は早速、夜のNHKと古館の番組に出演した。
小沢、石川問題について問われ、枝野の答えは無難にまとめたが、もっと踏み込みが欲しかった。小沢ゲシュタポから睨まれたくないという気持ちは分かるが、あまり腰弱すぎると舐められる。そして枝野は番組の中で、「今まで民主党に問題はあったかも知れないが、政権交代しても、すぐに180度変わることはできない」と述べた。
我々は血の革命を望んだ訳ではない。望んだことは自民党的政治の刷新なのだ。しかし民主党は、表向きは綺麗ごとを言いながら、ことごとくマニフェストと真逆の事をやり、自民党以上の利権政治をやろうとしている。それは田中角栄を師と仰ぐ直系の小沢一郎なる党幹事長に権力を一極集中させながら、利権分配の甘い蜜に群がる集団に民主党は変貌している。
枝野は、鳩山に総理補佐官にすると言われながら、1ヶ月もペンディングにされていたのは、小沢SSに妨害されたからだが、時には戦う姿勢も見せないと、ゲシュタポに踏み潰される。     

★小沢一郎。
昨年の12月、韓国ソウルの国民大学講演会で小沢は、天皇陛下と日本人の悪口を喋った。その映像を見た。皇室と日本人を愚弄するような内容であった。ガマも、こんなことを喋ったら日本へ帰国できないと発言していたが。
これが日本の国益を代表する政治家であり、実力者といわれる政治家かと思うと、驚きを通り越して、闇夜にカラスを見るような思いだ。小沢は、どの国民から歳費と173億円の政党交付金を貰っているのか。
第一、それを聴いていた韓国人に対しても失礼ではないのか。韓国の隣には日本という愚かな国があって、程度の悪い日本人が大勢住んでいると語った。少し賢い韓国人なら、政治リーダーが自分の国の悪口を平気で公言する人間は、信用できないし、それは回りまわって韓国にも投影されると危惧するのではないか。
★中国の小沢一郎。
昨年12月、中国で小沢が演説したこと、「私は、中国の人民解放軍のような司令官となって、日本人民を解放するのだ」と発言したそうな。この口調は、戦前ドイツの国家社会主義労働者党にそっくり。つまりナチ。

★石川知裕。
まだ36歳だというのに、政治家として大きく傷ついてしまった。そして建前は、「小沢先生からの指示はありません」と、ガマとの因果関係を完全否定したということは、すべての責任は石川本人が負うことになる。つまり自分で自分の首を絞めるジレンマに陥る。さらに、帯広での会見では、「意図的な虚偽記載はやっていない」と発言したが、これを撤回し、「意図的だった」と慌てて訂正したのはみっともない。心の揺れがあるのだろう。
一方、自民、みんなの党は、石川被告に対する議員辞職勧告決議案を衆院に出したが、民主党は本会議での採決を拒否している。なぜ民主党は粛々と応じないのだろう。民主党は反対だというなら、堂々と否決すればいい。言論封殺に走る民主党はナチと同じだ。
★小沢と石川。
ボンヤリ考えていたら、小沢と石川の関係は、中曽根康弘と藤波孝生の関係に似ているなと思い出した。リクルート事件で中曽根を守る為に、中曽根の犠牲になった藤波孝生。

「踏まれても、土にいからず、蕗のとう」 (孝堂)
「控えめに、生きる幸せ、根深汁」 (孝堂)
作・藤波孝生、
藤波は中曽根の懐刀として、官房長官になり、将来の総理候補として注目されていた教養人だったが、リクルート・スキャンダルで中曽根を守る為、捨て石になってしまった。その後の藤波孝生は、裁判に明け暮れ、落選の憂き目にもあい、政治家としては不遇な晩年だった。2007年没。

★韓国朝鮮人に日本の参政権を与えるな。
本ページは外国人に日本の参政権を与えることを認めない。
鳩山は、外国人に参政権を付与する法案について、慎重に判断するという。
「政府で考えが一つにまとまっているわけではない。強引にやっても駄目だ」と述べた。しかしこの人、当てにはならぬから、引き続き警戒だ。
一方、参政権の議論。
民主党の今野東・参院議員は、「永住外国人は税金を納めており、参政権を与えるべき」として騒いでいる。税金を払えば参政権を与えるなどというのは幼稚な議論だ。
その国に住む以上、外国人といえども税金を払うのは世界の常識だ。米国を始めとして居住者は住民サービスを受ける為に税金を払う。だからといって参政権は与えられない。参政権は国家主権の問題だ。
一方、自民党の山谷えり子・参院議員は、「憲法15条で、参政権は国民の権利だから、外国人には参政権は与えられない」と述べた。これをまっとうな発言という。
そして県会議員の地方側からは、「民主党のマニフェストになかった。外国人に参政権を与えることは民主党の暴挙だ」などと反対意見が相次いだ。
そして小沢一郎は10日、民主党本部で、外国人に対する参政権法案について、「鳩山総理がやるといったんだから、やるだろう」と、川上ナントカというチンピラ相手に述べたそうな。

ソニー銀行。
この種の横領という不正は、防止するのは容易ではない。自分の職務と立場を利用して、一見、正しい業務に見せかける手口。24時間、行員を監視することも出来ない。但し、金融機関への就職は最低2人の連帯保証人を付けるから、保証人がその金銭補償をしなければならないという保険はあるが、保証人にとっては、えらい迷惑ということになる。
さて、この行員、本店営業部に勤務していた20代の男で、顧客5人の預金口座から計3700万円を着服していた。2009年10月に懲戒解雇され刑事告訴された。手口は、顧客5人のパスワードを不正に再発行して預金口座を操作し、総額3700万円を別名義の口座に振り込んで横領した。20代にして人生終わってしまった。金というのは魔物ということか。
(ムラマサ、鋭く斬る)

 

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