武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

新宿酒場 ロン 2・5 (権力の争闘)

2010年02月06日 | Weblog

新宿酒場ロン 2・5
島、絵美、銀さん、洋子ママが揃った。久しぶりに酒を飲もう。
「小沢が野に解き放たれたが、この評価は?」
「子分が3人、逮捕起訴されたというのに、親分が逃げたというか、逃がされたというか、検察の政治性と裏取引を見る」
「法と証拠というが、俺が法律だという恣意性」
「日歯連1億円事件の村岡兼造と、中村喜四郎事件を思い出した」
「村岡は虚偽記載容疑で本人は完全否定したが起訴、有罪確定、しかし東京地裁は無罪だった。あれは冤罪だ。犯人は野中広務と、亡くなった橋本龍太郎の共謀」
「中村喜四郎の場合、鹿島からの収賄で逮捕、実刑確定で刑務所にぶちこまれた。田中角栄チルドレンだったが、検察に対し完全黙秘だったというのは面白かった」
「つまりさ、検察は相手が完全否定しようが、完黙しようが起訴するのには関係ない」
「そういうことだな。ガマの子分3人を逮捕起訴しながら、親分に手をつけなかったというのは、裏取引が成立したということ」
「でも、検察というか赤門帝国の計算というか、政治感覚の鋭さは凄い」
「鋭いというか、本当の権力を持っている。捜査権、逮捕権、訴追権、裁量権、そして検察の姿は余り知られていないが、検事と裁判官の人事交流、法務省との人事交流があり、そしてワシントンの日本大使館への派遣交流があり、米国要人とのパイプがあるということだ」
「えッ、そういうことなの。知らなかった」
「裏取引で、可視化法案は無し、検事総長の外部登用も無しに決まった」
「そうそう、可視化法案は2回目の委員会がある予定だったが、4日の不起訴が決まった途端、委員会は廃止になった」(笑)
「代わりに中井国家公安委員長の私的諮問会議が立ち上がって、2年かけるという」
「ということは税金の無駄使い、検察の動きを見ながらの牽制策か」
「しかし、リーサル・ウエポンとして、ドクロ城が放った攻撃は、検察の裏金問題をつついたそうだ」
「そうか、それは検察のアキレスになっている。樋渡・佐久間に対する恫喝をやった。検察が強行するなら、検察の裏金をやるぞということだな」
「それに人事。検事総長の外部登用は絶対に阻止するということだった。そうでなければ、樋渡は能無しの検事総長として死ぬまで汚名を着ることになった」
「やはり人事だな。樋渡は今年の3月で、退官が決まっている。無能のレッテルを貼られたら、天下りにも困る」
「しかも、検事総長は、認証官だから、国会、つまり民主党の同意が必要だ。樋渡の息がかかった検察官を検事総長にできなくなる」
「佐久間達哉なんて、それこそ北海道の網走あたりに飛ばされるぞ」(笑)
「それはあり得る。しかも網走あたりで、交通事故専門の検事だな」(笑)
「しかし、皆が見落としていることがある」
「何?」
「それは米国の影だな。CIAが動いたのは間違いない。CIAの価値を認めさせる絶好のターゲットだった。反米親中に舵を切ろうとした小沢をガツンとやる。そして政治取引を持ちかけた。キャンベル、ルース、小沢の国会内での3者会談は2月2日の午後2時から1時間行われた。小沢は誰も側近を同席させなかった」
「なるほど、小沢不起訴というニュースが流れたのは同じ日、2日の午後7時」「日本戦略の最高責任者カート・キャンベルが米国大使館のCIAに連絡、CIAはしかるべき赤門のエージェントに指令を発した。これ以上、詳しいことは言えないが、国際関係は、鋭い刃渡りの上を歩いているようなものだ」


「ところで今後の政局は?」
「やはり、オザワがキーワードになる。オザワ党が一番恐れるのは、世論の支持率だ。そして7月の参院選。それまで小沢体制で走って、民主党が勝利すれば、もう怖いものはない」
「つまり単独過半数、悪くとも連立で過半数を制する」
「そういうことだな」
「じゃ、小沢党が恐れるシナリオは?」
「それは色々ある。選挙もそうだが、新たなスキャンダルが出てきたら、もたない」
「それに・・・」
「それに?」
「それはここで簡単には言えない」
「今いえることは、民主党、自民党そして官僚帝国の間の権力闘争だということ。どんな汚い手を使ってでも、勝たなければ明智光秀になる」

★民主党の本質。
政権を取って5ヶ月が過ぎた。この党の本質が見えてきた。
結論から言えば、「国家社会主義党」を目指しているのではないのか。別の言葉で言えば、ヒットラーとスターリンを合わせたような形態。
政治主導というのは、敵対勢力、あるいは小沢党になびかない者を封殺していこうとする姿勢ではないのか。その形は、民主党内の言論統制にうかがえる。自民党は主流派と反主流派の反目が強かった頃が、政党として一番元気があった。三角大福の当時は、争いはしたが、言論封殺はしなかった。しかし、今の小沢民主党は言論弾圧という言葉が似合っている。

★小沢一郎の説明。
このガマは、一言で述べるべき話を、途切れ途切れに5分も10分もかけて喋る。つまり中身のない話を、長々と行い、説明したような気分になって、その実、何も言っていないという、誤魔化しの手口。

★石川知祐、大久保と池田。
石川が昨日、小菅ホテルをチェックアウトした。石川には小沢の側近、松木が迎えに行った。そして石川の弁護士は、「石川は議員辞職するか離党するか、小沢先生に相談してから決める」というコメントを出したそうな。
選挙区の代議士でありながら、何一つ自分自身では決められない小沢の子分だが、このように20億円にも上る虚偽記載も、ガマの指示を、こと細かく仰いでいたということだ。

★検察庁とペンキ。
昨日の検察庁の玄関前は、制服の警官で警戒が物々しかった。何でも、数年前に検察庁の立派な御影石の表札に、黄色のペンキがベッタリとかけられたトラウマが残っていて、警戒しているのだという。つまり我々の税金を使って、表札を守っているという。権力が国民を恐れ始めたら、権力の腐敗が始まっているということだ。

★朝青龍の賛否。
TBSテレビが東京の新橋駅前で、朝青龍の引退(実質解雇)について、アンケートを行った。100名に聞いたが、80%の人が、「朝青龍が辞めるのは当然」という答えを出した。朝青龍の場合、相撲は強くても横綱の品格はなかった。

★民主党、馬渕澄夫・副大臣。
道路予算の箇所付けが問題になった。しかし、自民党も同じ事を秘密裏にやっていたのだ。今回、馬渕がやろうとした意味は、箇所付け情報のオープン化だった。つまり予算をオープンにして、予算の裏操作をできないようにした。しかしガマ蛙から反対されて、馬渕は党内で吊るし上げられたと漏れ聞こえてくる。
ガマは穴倉で、首に付いた鎖でもさすっていればいいのだが。
(ムラマサ、鋭く斬る)

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島、絵美、銀さん、洋子ママが揃った。久しぶりに酒を飲もう。
「小沢が野に解き放たれたが、この評価は?」
「子分が3人、逮捕起訴されたというのに、親分が逃げたというか、逃がされたというか、検察の政治性と裏取引を見る」
「法と証拠というが、俺が法律だという恣意性」
「日歯連1億円事件の村岡兼造と、中村喜四郎事件を思い出した」
「村岡は虚偽記載容疑で本人は完全否定したが起訴、有罪確定、しかし東京地裁は無罪だった。あれは冤罪だ。犯人は野中広務と、亡くなった橋本龍太郎の共謀」
「中村喜四郎の場合、鹿島からの収賄で逮捕、実刑確定で刑務所にぶちこまれた。田中角栄チルドレンだったが、検察に対し完全黙秘だったというのは面白かった」
「つまりさ、検察は相手が完全否定しようが、完黙しようが起訴するのには関係ない」
「そういうことだな。ガマの子分3人を逮捕起訴しながら、親分に手をつけなかったというのは、裏取引が成立したということ」
「でも、検察というか赤門帝国の計算というか、政治感覚の鋭さは凄い」
「鋭いというか、本当の権力を持っている。捜査権、逮捕権、訴追権、裁量権、そして検察の姿は余り知られていないが、検事と裁判官の人事交流、法務省との人事交流があり、そしてワシントンの日本大使館への派遣交流があり、米国要人とのパイプがあるということだ」
「えッ、そういうことなの。知らなかった」
「裏取引で、可視化法案は無し、検事総長の外部登用も無しに決まった」
「そうそう、可視化法案は2回目の委員会がある予定だったが、4日の不起訴が決まった途端、委員会は廃止になった」(笑)
「代わりに中井国家公安委員長の私的諮問会議が立ち上がって、2年かけるという」
「ということは税金の無駄使い、検察の動きを見ながらの牽制策か」
「しかし、リーサル・ウエポンとして、ドクロ城が放った攻撃は、検察の裏金問題をつついたそうだ」
「そうか、それは検察のアキレスになっている。樋渡・佐久間に対する恫喝をやった。検察が強行するなら、検察の裏金をやるぞということだな」
「それに人事。検事総長の外部登用は絶対に阻止するということだった。そうでなければ、樋渡は能無しの検事総長として死ぬまで汚名を着ることになった」
「やはり人事だな。樋渡は今年の3月で、退官が決まっている。無能のレッテルを貼られたら、天下りにも困る」
「しかも、検事総長は、認証官だから、国会、つまり民主党の同意が必要だ。樋渡の息がかかった検察官を検事総長にできなくなる」
「佐久間達哉なんて、それこそ北海道の網走あたりに飛ばされるぞ」(笑)
「それはあり得る。しかも網走あたりで、交通事故専門の検事だな」(笑)

 

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