山の奥で遠雷に似た雪崩の音が響くのが、春の予告だった。
日一日と雪が解けて行き、山の木々の根元に穴があく。
水が伝い落ち、洗われた枯草の下から、ふきのとうが青い頭を覗かせた。
(高橋義夫、狼奉行より)
★フィギュア日本女子。
今日、SPが行われる。午後一番には、真央ちゃん、ミキティー、アッキーナが晴れの舞台に登場する。そして秘密情報を一つ、ミキティーの衣装は、今までの青系と違い、赤と黒で勝負するという。日本女子の強敵は、カナダの悲しみのロシェット、米国のレイチェル、イタリアのカロリーナ、異色なのは日本人の両親を持つ米国代表16歳のナガス。技術的には難技といわれるトリプルアクセルの成否が勝敗を決める。真央ちゃんはSPで1回飛ぶプランだ。
鈴木アッキーナは語る、「見ている皆さんが幸福になれるような演技をしたい」。
素晴らしい。がんばれ日本女子。
★民主党ナチ政権。
自民党は腐った弁当を綺麗なラップに包んで売っていたが、民主党は毒弁当を綺麗な包みに隠して売っている。腐った弁当はすぐに分かるから、誰も食べないが、毒弁当は食して毒にあたったと気がつくまでは分からない。その分、鳩山・小沢弁当は恐ろしい。
ガマ側近の輿石東は、「長崎知事選の敗北でマスコミは、(政治とカネ)で民主党を攻撃しているが、民主党は一致結束しよう」と声を張り上げた墓堀番人の顔を持つ男。
小沢スキャンダルに触れることは、民主党にとってタブーということか。
前原誠司、枝野幸男らが昨日、長崎、町田の惨敗について、小沢の責任問題を暗に仄めかしたが、腰が引けている。だから小沢を恐れて誰も物を言わないと思っている。民主党というのは、そういう暗い政党だったのか。自民党の闇の勢力が外に飛び出し、小沢党つまり自由党を作り、それが行き詰まると、民主党の軒先を借り、ついには母屋を乗っ取った。小沢ガマを中心にした側近グループは、暗く尖った顔をしているのは何故なのか。
★小沢一郎。
長崎知事選にガマは相当な力を入れた。ある意味、総力戦であったといってもよかろう。国会議員、前原、原口、赤松、レンホウら延べ136人を注入し、福田衣里子を橋本に張り付かせた。建設土建、農協、医師と歯科医師連盟、看護連盟、そして連合に働きかけ、総力戦だった。露骨な利益誘導も行った。しかし結果は惨敗だった。
ドクロ城のガマは、首に巻かれた鎖をさすりながら、脂汗をタラリと流していることだろう。
★「議会制民主主義の確立」が持論の小沢ガマだが、国会での説明はよほど嫌なようだ。検察が捜査中の際は、「ただいま捜査中なので説明は控える」と言い、不起訴が決まると、「検察が不起訴にしたので、これ以上の説明はない」と黙して語らず。
一体、このガマ、何を言いたいのか。それでも追求すると、「全国を回るので、その機会に疑問があれば答えていく」と述べ、決して議会で説明しようとしない。
金子こと山岡賢次は22日、自民党から出された小沢の証人喚問や総理の母親の国会喚問要求を即座に拒否した。民主党が野党時代は国会喚問を結構やったのだが、権力を握ると権高に拒否する態度に豹変した。
一方、渡部恒三は、「あんな大差で負けるとは。国民が理解できるけじめをつけないと次の参院選は勝てない」。
日本の有権者は賢いということ。民主党が敗北するのは何ら問題ないが、この日本を駄目にする訳にはいかぬ。
★石川知裕。
自民党が要求している「議員辞職勧告決議案」の国会上程を民主党が拒否している。どうしてだろう。民主党は受けて立ち、反対するなら堂々と否決すればいい。それが議会制民主主義だ。民主党は言論封殺のナチ政権に姿を変えている。民主党が参院選で過半数をとった場合、国民に対する様々な締め付けを行って来るだろう。言論規制、消費税アップ、外国人に参政権付与および移民促進などなど。
★消費税。
本ページは消費税アップは避けられないと考える。今の日本は、そういう切羽詰った状況なのだ。但し、食料品に対するアップには反対だ。5%の据え置きにする。
しかし、これらを踏まえても、今の民主党には信頼がないから、鳩山が約束しているように、次回総選挙まで消費税アップは認めぬ。
★脱税で逮捕。
不動産売買の利益を隠し、所得税7億6900万円を脱税したとして、東京地検特捜部は23日、東京弁護士会の弁護士・小谷平(67)、小谷の元妻で公認会計士の万里子(59)、長男の周(36)の3人を所得税法違反で逮捕したという。
となれば、なぜ鳩山由紀夫は逮捕されないのか。7年分だけで12億6千万円の生前贈与金の隠蔽、約6億3千万円の脱税をしたことを本人が認めている。実際には脱税の時効分を逃れて、5億6千万円しか払わなかったが。
しかし、その実態は20年で36億円の生前贈与の隠蔽を行い、政治献金に隠した税金逃れの財産形成だと知る。
36億円の贈与を受けたということは、約18億円の脱税を行ったということ。
つまり、平成の脱税王。
(ムラマサ、鋭く斬る)