★後藤健二。
後藤健二の最後のメッセージか。
ヨルダンに服役している女テロリストを現地時間の29日の日没までにトルコ国境で後藤さんと交換する用意ができなければ、イスラム国が拘束しているヨルダン軍パイロットは殺害される、とな。
現地時間の29日の日没とは、日本時間で29日の午後11時が現地の午後5時になるのだが。
★安倍さん 騒ぎ過ぎ。
後藤さんが生きて帰ることは本ページも望むところだが、これは総理マターではないだろう。外務大臣でもないし、せいぜい政務官レベルだ。成り行き上、中山副大臣がヨルダンにいる訳だが、彼が陣頭指揮を執り、外務省がバックアップするという構図になるべきだと思う。
昨日の国会で、本会議の最中に、外務大臣が断りを入れて、席をはずした場面があったが、まるで子供議会だったな。もっと腰を据えて、日本の国家経営について議論したらどうか。自己責任で危険地帯に飛び込んだ一人のジャーナリストの安否は、別の問題だ。
さて、腹を空かした虎の檻に飛び込んだ後藤健二、虎に食い千切られるか、それとも檻を脱出できるのか、ある意味、彼の運次第だろう。
がんばれ後藤ジョゴ。
一方、後藤健二の母が、安倍晋三や官房長官に面会を申し入れたが、断られたという、「健二の命を救ってください。ヨルダンとの交渉にどうか最後まで全力を挙げて下さい」とな。
同情はするが、この件で、総理や官房長官は会わないと思うぞ。町内会の相談役ではないからなあ。
それに仲介役が社民党の福島みずほだというから、筋が悪い。
★韓国
韓国の英雄と言われている北京オリンピックの自由形水泳・金メダリストのパク・テファンがドーピング検査で引っかかり、韓国で大騒ぎになっている。
例によって、パクは「俺は知らなかったニダ」と言い、医師は「男性ホルモンの注射をしたが、テストステロンが禁止薬物だとは知らなかったニダ」と、お互いに責任のなすり合いをやっているが、お笑いだな。
何の注射かお互いに知らなかったとは、死亡遊戯かSMでもやっていたのか。テストステロンというのは世界アンチ・ドーピング機構などが禁止薬物に指定している典型的な違法薬物で過去、世界の選手が摘発され、処分されている。
そして要点は、FINA(国際水泳連盟)の規則では、ドーピング違反が成立するために選手側の故意、過失、不注意、または使用の認知が証明される必要はないことが明示されている。つまりドーピングが陽性と出た時点で、選手はアウトなのだ。下手な言い訳とか弁解は通らぬスタイルになっている。
このパク・テファン、アジア大会では銀1つ、銅5つの6つのメダルを獲得しており、剥奪される可能性もある。
まあ、韓国らしいな。
抜き打ち検査で引っかかったそうだが、バレなけりゃ何でもやるという人達ですからね。バレたら、「俺は知らなかったニダ。日本が悪いニダ」
★白鵬問題。
「子供が見ても分かる」とか、「審判らは元相撲取りだったのに、こんな間違いをするとは」と述べ、白鵬は勝負審判5人を批判したが、これは審判に対する大変な侮辱だな。この問題の本質は、審判が誤審したかどうかではなくて、相撲道を侮辱したということだな。経験豊富な5人の親方衆が衆目の見ている中、合議して決めた訳だから、それが正しい裁決になる。それに従わなければ、混乱の極みであり、相撲道の世界ではない。相撲というのは神事に近いものであり、審判の判断が一つの相撲道を啓示するという意味においても、白鵬の批判は許されない。
さらに、審判の厳密さを言うなら、この勝負のビデオ判定を務めた錣山審判員は「白鵬の甲が返るのと、稀勢の里の両足が飛んで死に体になるのが一緒だった」と明確に述べている。
この白鵬、意外に下種なんだな。
まあ、学校にも行かず、モンゴル相撲ばかりやっていたのだから、根はゴロツキか。
(じゅうめい)