★小保方晴子。
スタップ細胞はES細胞を注入して作られたものという理研の正式結論が出た。そして晴子嬢は、期限(1月6日)までに不服申し立てをしなかったことから、晴子嬢の研究不正が確定した。これで晴子嬢からの裁判提訴はなくなったということだな。つまり裁判をやっても晴子嬢は勝てない。
そして理研は最終処分を下すそうだが、退職した晴子嬢に効力は及ばないといっても、仮に懲戒相当という結論になれば、研究者としてもはや生きる術はなく、人間としても大きな打撃になるだろう。そして理研からの損害賠償請求ということも理屈としては考えられる。意図的な不正によって理研に多大な損害を与えたということで。
さて、このスタップ騒動、昨年1月末のセンセーショナルな発表会からもうすぐ1年が経とうとしている。早いものだ。未来のノーベル賞候補、輝けるリケ女としてスター科学者になったかと思えば、その1週間後にはスタップ論文の捏造と改ざんがネットで指摘されるや、科学界に大騒動を引き起こしたのは、まるでサスペンス推理劇の謎解きをするようで、興味は尽きなかった。
思うに、博士論文は他者のコピペで通ることが常道化していたアカデミアの腐敗、晴子嬢だけではなく論文の捏造と改ざんが普通にまかり通っていたサイエンスの不正、共著者とは名ばかりの名義貸し、こういう環境に住み慣れると、晴子嬢にとって、これらが正常であるという倒錯に陥っていたのかも知れない。
さて晴子嬢、ポニーテール風にまとめていた髪型をカールパーマ・ボブ風に変えたのは、人目を忍ぶ仮の姿なのか。
★韓国
韓国の大手新聞・中央日報に元韓国首相が寄稿した。
「韓国と日本は最も近い隣国であり、最も大きな悪縁を解けずにいる間柄だ。
10年前、21世紀はアジアの世紀だという興奮が私たち(韓国)には感じられた。新年には、韓日中が共に先頭に立つアジア共同体建設の軌道に戻らなければならない。それが韓国人にとっては100年の夢ニダ」とな。
隣の国を悪縁とは、すさまじい表現力ですね。やっぱりキムチ民族は違うな。
まあ、ゴロツキの中国とチンピラの韓国から、共にアジア共同体の建設を、と言われても、はいそうですか、という訳にはいかぬ。
日本を侮辱することに狂奔している反日の韓国と肩を組むなど、どうしてできようか。元韓国首相という高位にいたリーダーなら、そういう軽々しい発言をする前に、韓国における反日教育と反日政策をどうにかしたらどうか。
人の家に断りもなしに、土足で上がりこんで、カネを出せ、飯を食わせろの乱暴狼藉を働く山賊同様の人達と、仲良くやれる訳がない。韓国では「親日派」と見なされれば、社会的に抹殺される危険性があるし、法的にも財産没収の憂き目にも遭うのだから、日韓の和解などというのは、100年早い。
★シー・シェパード。
日本に活動家を派遣し和歌山県太地町のイルカ漁の妨害を続けるシー・シェパードについて「昨年1年間で関係者11人を入国拒否した」と官房長官の菅さん、明らかにした。
当然だな。
いつも思うのだが、オーストラリアでは増え過ぎるカンガルーを害獣駆除と称して、年間100万頭単位で、ライフルで射殺しているのだが、シー・シェパードはそれについては抗議しないのか。
★水素エネルギー。
中山さん、
水素を作る原料は世界的に無尽蔵にあるようで(特に豪州や南米)、その原料コストは安いのですが、その製造設備に莫大なコストがかかるそうです。
水素ガスは高圧ガスになりますから、トヨタの水素カー・ミライもガス貯蔵容器の耐圧性、耐衝撃性などに苦心していると言われています。
理論的には水素爆発などの危険性もありますが、それを防止しコントロールするのが技術であって、科学ではないですか。それに原発の核のゴミが出ませんし。
原発の場合、一旦事故が起きれば、理論的にはその土地は何百年も使用不可能になったり、人間が住めなくなりますが、水素エネルギーの場合、事故が起きても一過性で済みますよね。東京都はオリンピック村に水素エネルギーを電力源にするというのは実験であると述べている訳ですから、価値のあるトライアルではないですか。
危険防止に関する日本の取り組みは、世界でも比類のないものですから、安心できると思います。福島原発の場合は、米国GE製で老朽化していましたから、日本の技術思想が入っていませんでしたからね。
一方、こういう水素エネルギーの新技術が成功すれば、将来、何百兆円にもなる巨大ビジネスになりますから、政治的かつ商売的に目ざとい人達が出てくるのは、世の常です。
(じゅうめい)