武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

官邸の悪党たち

2007年12月26日 | 人生の意味
これだけ国民から猛烈な批判を受け、やっと福田総理は折れたようだが、感度が悪い。
この際、薬害肝炎患者・原告団が納得していれば、ここで細かい事は言うまい。
だが、官僚と福田総理の今後の取り組み姿勢は、きっちりとチェックしていくつもりだ
福田総理は昨日、官邸で薬害肝炎の原告団・福田衣里子さんたちと会い、
「この場を借りて心からのおわびを申し上げます」と謝罪し、被害者全員を一律救済する考えを述べたそうな。
政治は冷厳な国家経営哲学を持つと同時に、人の為の無償の愛がなければ、政治をやる意味はない。

官邸は、外務省トップの事務次官・谷内正太郎(63)の定年を再び延長し、人事刷新は来年夏に先送りするという。
谷内は、2004年に外務事務次官に就任したが、今年3月に定年を1年間延長しており、来年1月で次官を勇退する予定だった。
しかし、1月18日から始まる国会の準備を考えると、「そのまま」 ということに官邸はしたいというが、その実は外務省の強権発動だ。
この人事先送りの決断は官邸が行ったということになっているが、本当は外務省官僚側の人事権発動であり、町村がそれに乗っただけだ。
本来持っているはずの高村大臣には、人事権は全くないということだ。
アヒルが疲れているような顔を持つ高村大臣だが、少し可哀想に見えてくる。
このように、官僚のわがままを聞いていると、守屋のような腐臭が汚い澱のように沈殿してくる。
(ムラマサ、虚空を一閃)

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福田衣里子と福田康夫

2007年12月25日 | 人生の意味
福田総理は、町の町内会長は、立派に務めることができると思うが、総理のリーダーシップを期待するのはとても無理だ。
考えてみれば、権力闘争を勝ち抜いてきた人ではなかった。
総理御曹子として育てられてきた2世であった。
我々は、この日本を捨てることはできないが、自民・福田内閣は捨てることはできる。
年金問題は、ぐじゃぐじゃで収拾がつかない状態になった。
厚労省官僚、社保庁職員、そして政治家は年末年始のおとそ気分を味わっている暇などない。休みを返上して年金台帳をチェックしなければならぬのが本来だ。
防衛腐敗は、白ブタ守屋の首を取って終りなのか。
本人は7600万円の高額な公務員退職金を「自ら受けとる資格はありません」と返還を国会で言明したが、それはどうなっているのか。
そして、最終結論を出したはすの薬害問題は、影の権力からの突き上げによって泡を食って引っくり返し、あとは国会でなんとかしてくれと泣きついた福田総理。
なぜ和解ではなく議員立法なのか。和解が成立すれば、それは法的拘束力をもたらすから、また改めて法律を作る必要などはない。
今、病気が進行している肝炎患者を一刻でも早く救うには和解がベストだ。
大阪高裁の裁判長は、国が全員一律救済を飲めば、その文言を和解書に入れると言っているのだ。本来、そうあるべきだとも所見の中で明言している。
それに対して、福田総理は意味深なことを言っている。
「全員一律救済は自民党総裁として決断し、党に投げかけたことです」とは、総理大臣としてではないと逃げている。つまり総理大臣と官僚の責任回避であり、国会にその責めを投げつけたということだ。
さらに、「原告団と会うのはやぶさかでない」などと冷たい物言いをしていたが、会うとすれば一国の総理ではなく、一党の総裁として会うのだろう。
患者の「不安」という言葉を理解しているのだろうか。藁をもすがる思いの患者原告団に対する、福田総理の冷ややかな態度には、智がなく愛もない。
さて、舛添は、根っからの悪人面をますますひどくし、白を黒と言いくるめる三百代言ぶりで、線引外の金額を30億円に増額し、これで全員救済だと凄んで見せたが、福田衣里子さんたち原告団から「信じた私がバカだった」と涙の抗議で拒絶され、一夜明けて世間は全員一律救済に舵を切ったことを知り、舛添は目を白黒、口をパクパクさせていたのは漫画というのか醜悪だった。
官房長官の町村も何も相談されず、全員一律救済の決定だけを聞かされては、師走の木枯らしも一層身にしみるだろう。
それにしても、自民党には人がいなくなったものだ。
かつては、キラ星の如くだったが、今は茶坊主みたいな面々では、官僚にバカにされて、官僚の小間使いに成り下がっているから、もはや政権担当能力に欠けると言わざるを得ない。
(ムラマサ、鋭く斬る)

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福田衣里子、走る

2007年12月24日 | 人生の意味
福田衣里子が走るー薬害肝炎問題。
長崎から福岡へ、そして明日には東京へ再びやってくる。
「ようやく政治が動いてくれた」
福田総理が議員立法による全員一律救済の「政治決断」を表明した昨日、患者原告団は期待にふくらんだ。
その一方で、「法案が、私たちの求める内容かどうか分かるまで、手放しでは喜べない」と不安ものぞかせる。
相談もされず何も聞かされていなかった舛添大臣。
今朝(24日)のコメントでは、いかにも我が手柄と話をしていたが、辻褄が合わないから、トチ狂った発言を繰り返していた。 この人の議員歳費そして大臣給与は全くの税金の無駄使いだ。
財務、厚労、法務省官僚らは、「寝耳に水」と驚きの声だった。
今回のドラスチックな政治決断は、福田でも何でもなく日本エスタブの決断だった。
年金、薬害、防衛腐敗で何の手も打たない福田の世論支持率が31%に急落し、底なしの崩落を恐れた。
エスタブが福田自民の流砂崩壊を察知し、森を窓口にして福田を突き上げたというのが真相だ。
官僚の抵抗はこれからだ。 法律を作るにしても、官僚が素直に患者本位の内容にするだろうか。 そのハードルをチェックしなければならない。 また厚労省・官僚の薬害犯罪も追及しなければ駄目だ。
奇岩城に巣くう腐臭を放つ官僚賊そして福田、町村、舛添を攻め滅ぼすのは、正義の鉢巻を額にきりりと締めた我が大和撫子たちである。
(ムラマサ、ギラリと光る)
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我が防衛大臣と自衛隊の漫画

2007年12月23日 | 人生の意味
日曜日なので漫画の話。
航空自衛隊トップの田母神・航空幕僚長は、UFOへの対処について、「これから検討することになるのではないか」と語り、
今まで、スクランブル発進で、UFOを発見したことはなく、「UFOの能力が分からないから、答えられないが、漫画に出てくるような飛び方をするなら、対応は難しいだろう」と言うが、漫画の読みすぎだ。
本人が言うように、見たこともないUFOの対策を練るより、他のやるべきことをやってくれ。
我が防衛大臣の石破も、UFOに関して語った。
少し長いが発言を引用しよう。
「UFOとは、航空機というからには翼があって揚力によって飛ぶのが航空機ですから、UFOが何によって飛んでいるのか、色んな議論があるのでしょうけど、それをそのまま領空侵犯で読めるかというとなかなか厳しいかもしれない。例えば隕石が降ってきたことと同じに考えられるか。隕石は自然現象だから何の意思もなく降ってくるわけですが、UFOの場合は意思なく降ってくるわけではない。これをどのように法的に評価するのかということもある。そうすると災害派遣が使えるのか、領空侵犯でもなさそうだ。そうすると防衛出動かということになるが、それをわが国に対する急迫不正な武力攻撃と考えるかというとそうはならないだろう。UFOが襲来して、色々な攻撃を仕掛けるということになれば、そういう評価も成り立つのだと思うが、『地球の皆さん、仲良くしよう』と言ってきたときに、それはわが国に対する急迫不正な武力攻撃でも何でもない。また、何らかの意思が伝達されたときに何を言っているかよく分からないという場合に一体、どのようにわが方の意思を伝達するのだということもある。防衛省として、こういう場合にどうするかということだ」
この位真剣に国の防衛を考えてくれたらと思うが、この人も漫画だ。
宇宙の彼方から飛来してくる位だから、知的にも技術的にも我々地球人が及びもつかないような高度レベルだろう。それに対して、上記のような漫画的思考を繰り広げてもお茶飲み話にしかならない。
防衛大臣なら、身内の腐敗、情報漏洩事件はもちろん、北朝鮮、中国、ロシア、韓国といった周辺国の軍事緊張にいかに対処すべきか、を考えるのが本来の任務だ。
UFOのことを考えても、防衛大臣の頭ではついていけまい。
どこかの大学の研究機関にでも任せておけばいいのだ。
(ムラマサ、ニヒルだ)
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新宿酒場ロン 12・21

2007年12月22日 | 人生の意味
新宿酒場ロン 12・21
島、絵美、銀さん、そして洋子ママがいる。
「福田と舛添は死んだな。政治的死というやつか」
「政治が古いんだな。 ひからびた官僚の悪霊に支配されている」
「それで福田内閣の支持率は急落して31%とな」
「まだまだ下がる。30%を切るのは時間の問題だろう、決断しないコンニャク総理だ」
「福田さんは、国のリーダーというより、保険会社の総務部長っていう感じだね」
「27日から4日間、中国に行くけど、なぜ今なの?」
「今行かないと、永遠に総理大臣としては行けない、というのが本音じゃないの」(笑)
「舛添はあんなものか。 口は達者だけど」
「受け狙いの評論家で、テレビで言いたい放題言ってれば面白いけど、仲間がいないし、意外に気が小さいからね。民主の石井のコワモテに脅かされたら、予算委員会でぺこりと頭を下げて、すぐに発言撤回していた」
「厚生官僚というのは、薬害エイズで懲りたと思っていたら、変わっていなかった。しかも同じミドリ十字だ」
「ミドリ十字は、今は田辺三菱になったけど、元々、日本陸軍の細菌部隊がルーツと言われているし、厚労省の天領だったからね」
「今回、裏で法務省、厚労省、財務省が暗躍して、それらをまとめて、福田総理と舛添を操ったのは、あの町村官房長官だ」
「町村は、もう総理の目はないな。官僚の御し方はうまいけど、それは同じ穴だから。 国家リーダーには、どうやっても見えない」
「原告団は、福田衣里子の存在が大きいね。彼女と話していると、真っ直ぐなものを感じる」
「何か、応援したくなるよね。昨日、長崎に帰ちゃった。本人から聞いたけど、刺繍が好きで、携帯ストラップを手作りして、長崎のお店に置いてもらっていると言ってたな」
「ところで、今後の展望は?」
「大阪高裁は、2度目の和解案を出すらしい。全員一律救済が盛り込めるかどうか。盛り込んだら、国がOKしない」
「すると、最高裁か。最高裁は憲法判断をするところだから、高裁判決は覆らない。すると実質国が勝って、衣里子さんたちは負けか」
「それを覆す方法は一つ」
「総選挙で民主・野党が政権をとることだ。そうなれば国が譲歩する政治決断になると読むが」
国の良心は、どこにあるのだろう。
官僚は、その姿を隠しながら、権力を我が物にし、矢面には政治家を押し立て、その裏で、権力の糸を操っているのは顔の見えない官僚群だ。
顔が見えると、アルマーニを着た守屋のような白ブタが事務次官だから、顔が見せられない訳だ。ぬくぬくと陰でやりたい放題の醜悪さだ。
白を黒と言いくるめ、表向きの体裁は見事に取り繕うが、その内実は腐敗と堕落の奇岩城に巣くう夜盗と、さほど変わりは無い。
渡辺行革大臣が、独立行政法人の統合、廃止、民営化を進めようとしたが、何一つ成功したものはなかった。ただ、3年後に見直しをやりましょうという空証文を書いたに過ぎない。
ここで、渡辺喜美が机を引っくり返して、辞表を叩き付けなければ、政治家としての矜持を疑う。
独立行政法人とか、ナントカ機構と名前が付くのは、役人の甘い蜜瓶でしかあり得ない。小泉さんが民営化をしたと思っていた、郵便局つまり郵政株式会社は、その上部に日本郵政機構なる組織が存在し、これは旧郵政省と思えば分かりやすい。小泉さんもびっくりの郵政省がゾンビのごとく復活し、郵政株式会社を支配している。2005年に民営化法案が成立してから、今年の10月に郵政株式会社が発足する2年の間で、官僚がコソコソと法律を作り続け、株式会社とは名ばかりの郵政省復活を成し遂げてしまった。
郵政民営化とは、これから10年かけて進めて行くシナリオになっているが、果たして素直に民営化されるかどうかは極めて疑わしい。
官僚と郵政反対派議員の抵抗と画策であり、その本質は官僚癌ウイルスの増殖に他ならない。
(ムラマサ、月光に蒼く冴える)
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