光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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線路際とバラスト

2007-07-08 21:19:14 | レイアウト・開運橋

 敷設した線路の脇は当初は紙粘土で道床とベースの間をつなぎ、土色に着色して処理していました。併用軌道に繋がる簡易軌道の積りでいましたからこのようなもので十分と思っていた訳です。
 しかし、製作中のレイアウトを見た知人達が残らずバラストが撒かれていないのは様にならないと言い出し、それもそうかと考え直し、結局バラストを撒く事になりました。
 さて、レイアウト用品としてのバラストで入手しやすいといえばKATOとTOMIXの二大ブランドですが、今回は近くの店にTOMIXの製品しかなかったのでそれを使用しています。

 技法としては両面テープの上にバラストを撒く方法が最近広がりつつあるようですが、このレイアウトの場合、立てかけたり移動したりを比較的頻回に行う可能性があることからオーソドックスな木工ボンドの水溶液をバラストに垂らすやり方によっています。但し、そのままではバラストが水溶液にしみこみにくいので事前に中性洗剤を混ぜた水をスプレーしてあります。見た目の仕上がりはともかくとして、乾燥後の固着は予想していたよりも強力で充分移動に耐えるようです。

 今回のTOMIXのバラストはどうも旧製品だったらしく砂の細かさがかなり荒いタイプでした。ユニトラックに使用した場合、見ようによっては少々おもちゃっぽく誇張された印象ですが、個人的にはいかにもJRに比べて簡易なイメージが出ている気もするのでこれはこれで気に入っています。
 一方で後から手に入れたKATOのバラストも一部のJR線で使ってみました。ユニトラック用に粒を合わせた様で線路の路肩部に使ってもそれ程違和感は感じませんでした。こちらも旧製品でいくつか色があったので場所によって灰色と茶色をブレンドして使い、側線など一部には草色のパウダーを使いました。

(TOMIX,KATO共に今回のレイアウトで使ったタイプのバラストは最新版のカタログには掲載されていない様です)