![](http://pub.ne.jp/arccentral/image/user/thumb1184618287.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/b8/74adcc3875122ad4f249725f8abbd631.jpg)
このセクションのメインラインたる本線は雛段の下を通るエンドレスで甘味横丁から見下ろす形となります。
下の部分のエンドレスの半分は併用軌道区間で、ここにも街路を設定できるようにしています(これは「よ市」セクションでも同様で住宅地の中を併用軌道が走る構成になっています。これについては後ほど触れます)
この部分の町並みの構成ですが、たまたまこのセクションの製作時期が町並みコレクションの第一弾の発売時期と重なった事とこれ又たまたまですが、ファーラーの駅舎キットを二つアウトレットショップで格安で手に入れた事が重なりそれらを生かす方向で街づくりを進めました。
中でもファーラーの二つの建物は町並み自体の性格を決定するランドマークの役割を果たす事になりました。
町並みコレクションは今回のレイアウト製作に多大な役割を果たしていますが、街コレだけで構成された町並みは古ぼけているのに画一的(建物のサイズが殆ど同じという事も関係していたのでしょうが)で例えて云うなら、「脇役だけで構成されている舞台」を見るような感じがしました。
そこに比較的大きく、且つ見た目も堂々としたファーラーの建物がランドマークとして入ると脇役然とした街コレの建物類も一気に生き生きと見え始めたのです。正に相乗効果です。
(この時の教訓は後に電気街や映画館通り等を作る際にも意識した部分です。どんな町並みにも形式はどうあれランドマークを意識的に配置した方が街が生きて見えるというのは特に鉄道模型用のストラクチャーで街を作る時、留意すべきポイントではないでしょうか?)
ファーラー駅舎A(レンガ色の方。これに限らず、この種の外国型ストラクチャーを日本風のレイアウトに設置するときは違和感を消すための塗り換えか色刺しが必須と思います)は「文化会館」に、駅舎B(黄色い方)は「図書館」と言う想定で設置しました。
街コレからは雰囲気的に近い時計店と郵便局をそのまま、写真館は2軒を切り継いで「保存建造物」という想定で配置しました。
これらの建物は町並み毎取り外せる様に5㎜厚のグーパネのベース上に固定し増したが、「文化会館」の部分は背後を通る勾配線との視覚的なつながりを自然にする為2.5cm高のスタイロフォームで別のベースを作り他の町並みより一段高くしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/48/3e39f39c0c293e4353b2c9c9c2332763.jpg)
これらの町並みはその雰囲気から「保存街区」と仮称しています。
いわゆる「レトロ」系ですが、最新型の「きらら」や「東急300」辺りが走っても余り違和感は無いようです。