花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

収納庫 薪隠し竹柵 チェーソー刃付け 竹割器

2012年05月18日 | 製作

  

 

だんだんと私の仕事場が狭くなることに不満と不安を感じていた。広いと思っていたベランダが野菜(豆類、綿等)・柑橘類、来年への撒き種の置場に半分ほど占領された▼対策のため、インターネットで木製の収納庫を探したがピッタリくるものがない。作ることにした。ベニヤ板と柱にする角材を購入した。棚板は娘の家で台所を改造した時の出て来た板を使用した。簡単なものとスタートしたが2日を要した。写真1が今回、制作した収納庫である。上部に種を入れるところ、下部は籠のようなものを積み重ね収納出来るようにした。少しは整理が出来るか▼もう1つ、ストーブ用の薪置場の薪が雨の日に横風で濡れることから見栄えも考えカバーをしようと考えた。竹でのカバーが多少の風通しにもなり良いと製作したのが竹柵である(写真2)。取り外しのこともあり上部、下部をアルミ製の針金で留めている▼ところでこれらの製作で活躍するチェーンソーは使用していると短時間で切れ味が落ちる。丸・平ヤスリで磨くのだが角度をつけ真っ直ぐ磨くのが難しく、なかなか切れるようには磨けない。工具があるのである。写真4は電動式の刃付け機である。その名も”刃研ぎ名人”▼もう1つ、竹割器と言うのがある。丸竹を短冊状に同じ幅で割ることが出来る。写真5は5本に割るものである。”必要は発明の母”を実感する▼ベランダの収納庫に物が入った。かなりベランダが広くなった。女房曰く”もう1つ、あるといいなー”。”えっ!”と絶句、合掌。

 

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イモ等を洗う水車

2012年04月06日 | 製作

近くの大津谷から田畑に水が引き込めるように水路が整備されている。水田は勿論だがお茶畑にも水がいるのだろう。我が家の畑の横にも水路はあるが家の入口は本線がある▼”芋などを洗う水車が欲しい”とクライアント(女房)から注文が入り、作ってみることにした。先に知り合いの小父さんが作ってくれたのだががっちりした厚手の板で作ってくれた立派なものだった。水流が強いときはよいが、弱いと廻り切らなかった。私がつくるものだから望まなくても簡易版になる▼八角形で水流が弱くても羽根に水が溜まるように、水路の深さから考えると大きさはこれぐらいの径で等々、昔は技術者だった片鱗が出る(?)▼完成!試運転をするとよく廻る。いろいろと考えたつもりだがそんなに悩むほどでもなかったのかもしれない。早速、イモ洗いに使用してみた。しばらくして見に行くと蓋が開き、芋がきれいに流れていた。”失敗は成功のもと”とこの場にはふさわしくない言い訳をしながら改善した▼写真1枚目は水路に設置された水車で右上から来た水が左下に流れている。2枚目が全体写真である。3枚目は洗われたイモである。きれいに皮がなくなっている。久しぶりの使用だが春を手繰り寄せるかのように廻っている。

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タカキビでほうきに挑戦

2012年04月01日 | 製作

団子にした”たかきびもち”は大好物である。子供のころに米でついた餅よりたかきび、ひえなどで作った餅を好んで食べた▼畑に少しだがたかきびを作っている(勿論、女房が)。実を収穫しているのかと思えばほうきを知り合いの小父さんに作ってもらうために作っているとのことであった▼十分、おじいさんになったから俺も挑戦してみることにした。小父さんが作ったものをよ~く観察、何とかなりそうと製作をスタートした▼1枚目の写真が材料であるたかきびの穂である。全部が真っ直ぐでなく、長いの短いの色々ある。右に少し写っているのが小父さん作である。長短、太い・細いなど分別した後、製作開始した。最初は茎が折れる、括った糸が緩む等問題が生じたが8本作ることが出来た(写真2枚目は7本だが)。▼製作日数は2日。1日目に作ったものは持つところが太く関取用に近い。でも部屋3つにほうき8本、居間、台所、ベランダ、う~ん、大きな蠅たたき、夫婦けんか用、更には長居の客を帰すための立てかけ用・・・。

 

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遊歩道

2012年03月15日 | 製作

 

尾瀬湿原に行ったのは何年前だったろう。管理会社が東京電力だったことも意外だったので忘れられない。広大な湿原を足が重くなるのも忘れ、小さな花そして水に遊ぶ小魚を探しながら延々と遊歩道を歩いた。その景観は頭から離れなかった▼今の地に移り住んで1年経過した頃、知り合いから板を組んで作ったパレットをたくさん頂いた時、使い道が”尾瀬湿原の遊歩道”に結び付いた。真似事をしたいの気持ちが働いた▼土地の広さはそこそこある。庭を作り、畑を耕し、そして果樹を作ることは進んでいた。そこを遊び場として朝に夕に下駄で見廻れることを望んでいたので迷うことなく”板の道”作りに着手した。幅は一輪車が通るところは60cm、歩くのみは35cmぐらいとした▼写真左は池を見ながら進む道、写真2は畑と柿、ビワ、ブルーベリーなどの果樹が周りにあるところである。右の写真は畑をまわり帰り道の柑橘類通り(?)である▼柑橘類、プラム類など果樹の木が大きくなり通り道が脅かされてきた。大胆な剪定が必要かも知れない。畑がきれいに作っている?全て女房殿の頑張りである。

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竹塀(玄関)

2012年03月07日 | 製作

 

池波正太郎の小説に被れ、囲いを昔風の武家屋敷みたいにしたい。そこまで言わなくても昔は竹囲いの家が多かった気がする▼動物侵入を防ぐために作った金属製の柵、住むようになるとこれが頑丈すぎて引き篭りの家みたいな感じがする▼竹を多量に頂いたのを機に最初の工作として”竹囲い”に挑戦することにした。柵の寸法を測り、どのように竹を貼りつけるかを考え着手した▼竹は金網に挟む形にし縦に短冊状の竹を差し込む。切り口が見えないように半分に割った竹で挟む形で取り付ける。最も考えたのは竹柵を横方向にどこまで施工するかだった▼写真2枚は作った玄関の竹囲いで左は前の道路側から、右は庭側から写したものである。開閉するところは高さ一杯まで竹を貼り、その他の部分は半分の高さとした。遠目にはいいじゃないですか!自己満足の一作目、一昨年の春である。

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