”私も赤い”の意味に由来して付けられた名前と言われている吾亦紅の花が咲き始めた。”われもこうありたい”と言う思いを込めた名前との一説もある。調べていて驚くことがあった。蝶の幼虫がそれぞれ異なる草花に卵を産み・育つと言う種類があることは知っていたが吾亦紅にもあった!ゴマシジミと言うシジミチョウの1種はこの吾亦紅の蕾に卵を産み、これを食べて育つようだ。
名にも菊が付き菊の1種(?)かと思ってしまうが、アネモネの仲間シュウメイギク(秋明菊)だ。確かに花の形状は菊とは異なるように思う。長くすらりとした茎に咲く花、清々しさがある。
ソバと言えば白い花を想像するが赤い花もある。ヒマラヤの麓で赤花が咲く種があり、これを元に育てられたようだ。赤花と言っても濃いピンク色と言う感じだ。白いソバ畑も綺麗だが赤いソバ畑もきっと美しい。
玄関先、黄色と薄紫色の花が両側に並んでいる。黄色はレモンマリーゴールド、薄紫色の花はシオンの名のようだ。レモンマリーゴールドは葉から放たれる強い香りでアブラムシ・ハダニ更には蚊も遠ざけ、根から分泌される液は線虫・ナメクジを寄せ付けないと言われている。シオンは9月から10月に咲き、秋を告げる花として知られているようだ。
今年は彼岸花の開花が例年より2週間近く遅かったのは以前、記した。この花の種も10月中旬の開花だった、こちらは銀木犀だ。金木犀より少し早く、9月中旬に蕾が見える。まだ若木で鉢で育てている。
金木犀だ。例年なら9月中には開花している。11月の初め、週一でお世話になっている耳鼻科に行った。我が家より北に位置し多少寒い揖斐川町、病院の窓の傍にある金木犀にはまだ花が残っていた。
金木犀の下には金魚・メダカの水槽が並んでいる。毎年、金木犀の花顎まで落ちた時点で水槽の清掃(主に苔落とし)をするのだが今年はまだ、出来ていない。
秋の花々は気温・地中内温度がある状態まで下がらないと咲かないようだ。今日11月18日は72候 山茶始開(つばきはじめてひらく)だ。ここで言う”つばき”は山茶花(サザンカ)のことのようだ。我が家の山茶花は毎年、もう少し遅く咲く。が、今年は好きな花で20本前後ある椿が全く咲いていない。例年なら10月初めころからボツボツ咲き始めるのだが・・・。今年の椿・山茶花の開花は何時だろう?また始まりが遅い分、花が終えるのも遅いのだろうか?つまらんことに興味を抱きながらの立冬(11月7日)、冬入りだ。
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