花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

安楽寺八角三重塔 高野槇 ホトトギスの花2種

2012年10月15日 | 旅行

        

日本にある三重塔で国宝はいくつあるか?わずかに13塔しかなく、奈良県に5塔あるが京都府には意外と浄瑠璃寺の1塔しかない。その他では滋賀県に2塔、福井県、兵庫県、広島県に1塔ある。そして長野県に2塔ある▼その1つが写真1で上田市の安楽寺にある八角三重塔である。日本に現存する唯一の八角塔である。700年代の建立とも言われるが判然としない▼写真2はその境内で見事に刈り揃えられた高野槇である。塔に似て美しい▼写真4、5はホトトギスの花である。写真3は安楽寺の山門を入ったところに咲いていた。写真4は我が家の玄関先にある。ホトトギスの花は9月29日にも紹介したが花弁にある模様がホトトギス(鳥)のおなかにあるのと似ているからの語源だが白色にはそれがない▼調べて見るとホトトギスの花の種類はアジアでは19種、日本ではその中の13種があるようだ。最近、覚えた花で名前ともどもちょっと魅かれている。HPの”小旅行ー40年の時を埋める旅”を追加しました。http://inakaikeda.iza-yoi.net/tabi5.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エビスグサ ハブソウの種子 薬草茶

2012年10月14日 | 果実・花

      

昨日、お茶の花のことを書いたが我が家では普通のお茶はなかなか出てこない。ハトムギ、ドクダミなど多くの薬草が混じったお茶が主流である。最初の頃は抵抗があったが今では美味しく飲める▼その材料の一つ、エビスグサとハブソウである。写真1は庭のあちこちで種子になっているエビスグサ(夷草)である。写真2が種子を収穫し干したものである。写真3、4がハブソウの種子である。ハブソウ(波布草)の花は8月2日のブログで紹介した▼この2種、花は似ているが葉、種子とも少し形が違う。エビスグサは葉先が丸実を帯びていてハブソウは細長く尖った感じである。逆に種子はエビスグサが細長く、エビスグサは短く少し太い。これらの種子、しばらく干して乾燥させ使用する▼年の終わり、紅白歌合戦を見る頃に、この種子がドカッと出てくる。種子の取り出しを行うのである。いつも年内最後の仕事になる。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お茶の花 熟したアケビ

2012年10月13日 | 果実・花

    

お茶は年に何度、収穫するのだろうか?種類にもよるのだろうが10月に入ってまた収穫時期か機械音とともに見かける。多いところで4~5回というところだろうか▼そのお茶の木に花が見える。写真1は散歩道に見える茶畑である。収穫が続いており綺麗に切りそろえられている。写真2は収穫をしていない木に咲き始めたお茶の花である。手入れ・収穫をしている木では根元の方に見かけるのみだが放置されている木では全体に咲いている。白く可憐な花である▼写真3は熟し口を開き始めたアケビである。昨年は2~3個しか実らなかったため今年は筆を用いて受粉をした。写真4はその効果が表れたか、たわわに生る実である。子供の頃にこんなのを見つけると歓喜しただろうと思う▼先日のポーポーそしてこのアケビ更にはまだ青いメベは生っている姿は似ている。甘いという点では同じだが甘味は異なる。種はアケビが一番細かい。口の中で種から実を剥がすように食べる。童心に帰る一時である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前山寺 三重塔 梅鉢草

2012年10月12日 | 果実・花

    

過日、長野県上田市にある前山寺(ゼンサンジ)を訪れた。写真1、2は前山寺の三重塔である。よく見るとこの塔、窓・扉そして廻縁がない▼これらは付けられるようになっていて建設途中の感がある。が、このままでも十分調和がとれた美しさと言うことで”未完成の完成の塔”と言われている▼写真3、4はそのお寺の中で近所の人(?)が販売していた梅鉢草である。山地などに自生しているようだ。この花とピンク色のリンドウと迷ったのだがやっぱりリンドウは紫だよな、と勝手に理屈を付けこれを購入した。確かに梅の花に似ている▼そう言えば、もう1つの購入の動機としておばさんの”たくさん増えますよ”と言うのがあった。調べて見ると地域によっては田んぼ道にもあるようだ。そのうちにそこら中に咲いている可能性がある。ちょっと恐怖。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リンドウ

2012年10月11日 | 果実・花

  

庭の花を見ていると紫色の花が多いことは以前のブログにも書いた。女房の好みだろうが私も紫は好きである。濃い紫の桔梗も好きだがこれぐらいの淡い紫色もいい▼写真1、2は桂の木の下に咲くリンドウである。リンドウは漢名の”竜胆”の音読みが変化しての名前のようだがリンドウの名は何か涼やかな感じがしていい▼リンドウと言えば知らずしてよく口ずさんでいる歌がある”・・・りんりんりんどうは濃むらさき、姉さの小袖も濃むらさき、濃むらさき・・・”。島倉 千代子さんの歌で西条 八十作詩の”りんどう峠”である▼ところでこの歌詞、私はずっと”濃むらさき”を”小むらさき”と思っていた。自分なりの解釈は”小さい紫→淡い紫”だった。りんどうの花は濃い紫が多い、知ってみればそりゃそうだろうの話だが・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする