なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

指紋鑑定(フランケンシュタインの誘惑より)

2017年09月01日 | テレビ番組

皆さんこんにちはtatuakicadoです(*´з`)

お元気でしょうか?9月に入り朝晩涼しく、晴れでも湿度が少なくそれほど暑さは感じませんね。

一昨日にyahooショッピングで服と電子工作のキットを注文したんですが、非常に発送が遅れているらしくヤキモキしています。Amazonだったらこんな事はしないのに、yahooさん少しはAmazonを見習ってほしい物です( ;∀;)ナンチャッテ

さて、昨日HDDに落としておいたフランケンシュタインの誘惑を今日午後夕方に見ていました。

今回のテーマは指紋鑑定。今一番確実に使う事が出来る犯罪捜査方法です。DNAは初期には間違いなどが沢山ありました。

最初に指紋が犯罪捜査に使えると考えたのは、ヘンリーフォールズです。フォールズは貧しい家庭に生まれ科学が好きで医者になりました、最初キリスト教会の医者として各国に布教として出向いていたようです。

彼はキリスト教の教えと共にダーウインの進化論を広めていったのですが教会から反発を受け他の町医者になったり日本に来て医者の仕事をしたりしています。フォールズは日本の土器の古代の人が残した指紋の後に目を付けこれを調べれば進化の仕組みが分かるかもしれないと思うようになります。

親戚や日本人の医学生などの指紋を集めて照合していきました。その結果誰一人として一緒の指紋は無いと言う結果に行きつきます、その後医療用のアルコールが減っていて何者かが飲んだ可能性がありました。そこでそのアルコールが入っている瓶に指紋があったため指紋コレクションと照らし合わせた結果出入りしていた医学生が犯人と分かります。

ここでフォールズは犯罪の容疑者特定に使えると考えネイチャーに論文を書きます。

しかしその論文は目向きもされませんでした、理由は無名な医者であったことと貧乏な家の出であったことだったようです。

ここでフランシスゴルトンが登場します。ゴルトンは名門家の生まれで名門でない家柄の人は名門家の人よりも劣っていると言う考え方に基づき優生学と言う学問を研究します。

(優生学は現在では否定されています、ゴルトン自身も研究結果により優生学を否定しています)

ゴルトンは指紋に優生学を考えるヒントがあると考えました、そこで目にしたのはウイリアムハーシェルと言うこれまた名門(ダーウイン)の人がインドで契約書に指紋を使ったと言う研究論文に、目を通します。もちろんフォールズの論文にも目を通していました。

そこでゴルトンはこれが犯罪捜査に使えると考え論文を出します。しかしフォールズの名前はちらっと出てくるだけで指紋認証はハーシェルが考えたと書きました。

この論文を読んだ内務省大臣が犯罪捜査に指紋を活用しようと決めたのです。

これにフォールズは激怒していました(おまけに論文には彼の名前がスペルミスで書かれてありました)

ここで歴史にはフォールズではなくハーシェルが指紋捜査を考えたとなります。

ここで私がどうかと思うのは、フォールズとゴルトンやハーシェルはどっちが先に指紋捜査を考えたが喧嘩をしたことです。フォールズは何が何でも名を歴史に残そうと思ったようです。

他にも色々とコメンテーターの科学者の人が面白い発言をしていました。

今度の再放送を見られることをお勧めします。

さて、9月に入りました夏の疲れがどっと出てくるころだと思います。油断せず十分な睡眠をとりましょう。

そりでは良い土日を。

そりでは<(_ _)>

コメント
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