なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

分子を冷やすには?(Newtonより)

2020年06月19日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです(^.^)
お元気でしょうか?
今日県をまたいでの移動が解禁になりました、とはいえまだ心配は続きますね。
今日は雨模様で心配だったJR高山本線の落石があったらしく、一部不通になっているようです。
さて先月号Newton記事に面白い物がありました。
皆さんは分子を急激に冷やすにはどうしたら良いと思いますか?
熱と言えば分子の振動運動と言えます、と言う事は分子が振動していれば熱い。
そこにあまり振動していない分子をくっつければ振動が移動して急冷するかもしれません。
アメリカ・マサチューセッツ工科大学の研究によれば(この記事では速度の遅い分子と表記されていました)衝突冷却と言う技術を応用してナトリウムチリュウム分子に冷やしたNa分子を磁場をかけて制御して冷やしたい分子に衝突することにより大幅に低い冷却をすることができたとありました。
これは私たちが普段からやっている熱いお湯に凍りを入れて冷やす様なことだと思いますが、分子レベルともなるとこういうことが簡単にできなく上記の方法でようやく実現したと言えます。
この技術は量子コンピューターでは必要らしく分子をより冷やすことが出来れば量子コンピュータ実現への近道かもしれません。
さて金曜日ですね。
どちらさんもお元気で。
そりでは<(_ _)>
コメント
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