「この人に不足しているものは、言葉ではなく知性だろう。」
もはや日本に《内輪うけ》は、存在し得ない。
SNSでやらかす人も、選挙で選ばれた人も自覚するべきだ。
僕も気をつけよう。
「この人に不足しているものは、言葉ではなく知性だろう。」
もはや日本に《内輪うけ》は、存在し得ない。
SNSでやらかす人も、選挙で選ばれた人も自覚するべきだ。
僕も気をつけよう。
ロサンゼルスから遠く離れた場所で行方不明になった母を探す《デジタルネイティブ世代》の高校生の娘ジューン。 人々の行動・生活がデジタルで記録される時代、母は簡単にみつかるはずだった-。 事故なのか事件なのか? 不可解な出来事はSNSで拡散され、国境を越えて大きなトレンドになっていく- |
本作は「search/サーチ」(’18年)の直接的な続編ではない。名前を借りたものである。
主人公のジューンはまさにデジタルネイティブ。その彼女がほぼ自宅でネットを駆使して母を捜す。「search」が面白かったので注目したが、名前を借りて興行的にダメ作品は多い。見るのが怖い感じがしたが、見ないでどうこう言えないので、見ることにした。
主人公のジューンと母親を中心にものがたりが進む。
ジューンの父・ジェイムズはジューンが幼かったころ病死。親子2人暮らしである。その母には新しい恋人・ケビンができた。2人はバカンスに出かけ、行方不明になる。
行方不明の原因は何か。母親の恋人を疑ったジューンは、自分で《捜査》を始める。現地駐在のFBI捜査官パク、現地で時間雇いをした便利屋のハビの助けを借りながら、彼女は真相に迫る。
サスペンス、推理ものなのでこれ以上書かない。
主人公ジューン
ストーム・リード(2003年7月1日生)
ハビ
ヨアキム・デ・アルメイダ(1957年3月15日生)
この2人の関係と推理がおもしろい。ハビ役のデ・アルメイダ。いい感じのおじさん感がよく出ている。
FBIのパク捜査官。家族の様々な問題に対応しているヘザー弁護士。彼らが謎の解決にどう関わるのか。ストリー展開が早く、追いかけるのが大変だけど、楽しいワクワクの展開だと思う。
全員はじめましての俳優さんたち。でも、おもしろい。プロットがいい証拠だろう。
最後はこうなるの?!
ちょっと腑に落ちない部分、時間の経過がわかりにくい部分がある。でも、見るに値する作品だ。少なくとも日本公開の際に名前を借りた「search」の評判を落とすような作品ではない。
本作はIMDbで、”This movie is a standalone sequel to Searching (2018), which starred John Cho.”とある。「search/サーチ」も原題と邦題は微妙にちがうことになる。なお、本作の原題はMissing(=行方不明)である。