成績不振者
欠点保有者
赤点者...
赤レンジャー(単数形)
赤点ズ・レッズ(複数形)
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考査の点数、授業中の活動、提出物等々が、求める水準に達していなければ、評価は10段階で3以上にはなるはずがない。26日の今年の仕事納めは、成績不振者・保護者との三者面談だった。
面談を通して感じたことは、本人にあまり危機感がないということ。
高校は進級できない可能性が有る。そのことをわかっていない or そのことはわかっていても、自分だけはそんなことはないと思っている。何とかなると勘違いしている。そんな感じである。でも、当然・残念なことだが、全員が進級を、求められる水準以下 or 何もしないで、保証されている訳ではない。全員が2年生、3年生になり、無事に卒業してくれることを望まない教師はいない。でも、勉強が出来なくても(勉強しても出来ない or 机に向かい勉強することをしない)、自動的に3年過ぎれば、全員が高卒になれるわけではない。
ここ数年、現任校でも前任校でも、何か成績不振に対して、生徒諸君の危機感はきわめて(恐ろしく)希薄であることに、いらだちや、不安を感じることがある。最低限の成績をとることはもちろんだが、いい成績をとることにも、あまり興味がない。これはある一定レベル以下の(学力)の高校(ふつうの生徒の多い学校:中学校で真ん中くらいの成績の生徒が多い学校)に共通する状況のように思えてならない。
どうしたら伝わる。
古くて新しい問題である。