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数字で見る令和7年選抜甲子園出場校

2025-02-09 04:00:00 | 全英連参加者 2025+

 1月24日(金)、今春の選抜高校野球出場校が決定し、発表された。25日(土)、例年通りスポニチを購入、データを調べてみた。

    

バッター 第97回大会の出場は32校である。
 内訳は公立5、私立27。公立が15.6%である。昨春は5校出場。公立5(県立のみ)、私立27。
 今春の公立は県立4、市立1である。下線の2校は21世紀枠。
 橫浜青陵(神奈川)、市立和歌山(和歌山)
 広島商(広島)、高松商(香川)
 壱岐(長崎)

 市和歌山の設置者は和歌山県和歌山市である。

 学校名に専門学科名・総合を含む高校
 4校。下線は私立高校。昨年は2校。
 浦和実業(埼玉)早稲田実業(東京)
 広島商業(広島)、高松商業(香川)
 浦和実業は普通科・商業科併置校。早稲田実業は正式名称早稲田実業学校(高等部)で、普通科のみの設置校。
 私立高校のことはよくわからないが、県が設置の広島商業と高松商業ことを調べてみた。令和7年度入試、広島商は情報ビジネス科(320)、高松商は商業科(222)、情報数理科(33)、英語実務科(40)の募集である。カッコ内は募集人数。クラス規模が県により若干違うかもしれないが、広島商は8クラス、高松商は6,1,1で8クラスだと思う。

 私立高校のうち、大学の付属・係属・系列校
 15校。昨年は15校。
 運営法人が同一のものもあるが、そうでないものもある。
 東海大札幌(北海道,東海大)
 青森山田(青森,青森大
 高崎健康福祉大高崎(群馬,高崎健康福祉大)
 浦和実業(埼玉,浦和大)
 山梨学院(山梨,山梨学院大)
 二松学舎大学付(東京、二松学舎大)
 早稲田実業(東京,早稲田大)
 大垣日大(岐阜,日本大)
 常葉大菊川(静岡,常葉大)
 至学館(愛知,至学館大)
 東洋大姫路(兵庫,東洋大)
 天理(奈良、天理大)
 滋賀学園(滋賀,びわこ学院大
 滋賀短大付属(滋賀,滋賀短大)
 西日本短大付属(福岡,西日本短大)

 名前ですぐわかる(校名に含まれ、想像できる)例もあるが、埼玉県の野球ファンの感覚ではちょっとわからない大学もある。
 調べたから「そうなんだぁ」と思うレベルである。

    

 生徒数の多い学校
 全校生徒数1000人以上は10校である。昨年は13校。
 全て私立高校。埼玉県の公立高校の基準(以下同じ)では、40人×9クラス×3学年でこれくらいの数字になる。

応援団  3000人以上
 該当なし
 2000人以上
 2校
 浦和実業(埼玉,2762)
 橫浜(神奈川,2503)

 生徒数最大:浦和実業高校

 1000人以上
 8校。昨年は10校。

 至学館(愛知,1675)
 高崎健康福祉大高崎(群馬,1270)
 東洋大姫路(兵庫,1253)
 山梨学院(山梨,1200)
 天理(奈良,1187)
 青森山田(青森,1100)
 沖縄尚学(沖縄,1058)
 早稲田実業(東京,1033)

 生徒数の少ない学校
 全校生徒数500人未満の学校が3校。昨年は1校。40人×4クラス×3学年でこれくらいの数字になる。下線が公立高校。

 西日本短大付属(福岡,470)
 隠岐(長崎,414)
 エナジックスポーツ(沖縄,68)
 エナジックスポーツについては、ホームページを見る限り、私立学校の特性を生かし、特定の競技に全集中という感じである。

 生徒数最小:エナジックスポーツ高等学院

 生徒数の平均値
 平均値は956.75人。中央値は877.50人。参加校数が偶数なので、中央値の学校は存在しない。高松商(香川,901)と橫浜青陵(神奈川,854)の間である。
 なお、設置者別の生徒数の平均は、県立769.75人、市立752人、私立992人である。私立の平均1000人未満は、記憶がない。

 男子生徒の中で、野球部の生徒が多い学校
 野球部員の数を男子生徒数で割り、割合を算出した。ただし、スポニチの集計は、マネージャー数は別掲である。性別は不明。(一般的にマネージャーは「部員」だが選手ではない。従って数字はやや不正確である。)
 男子生徒の10%以上とみなせるのは18校である。昨年は16校。下線は公立高校。

 エナジックスポーツ(沖縄,66.10%)
 西日本短大付属(福岡,22.16%)
 広島商(広島,20.98%)
 柳ヶ浦(大分,17.90%)
 市立和歌山(和歌山,17.42%)
 聖光学院(福島,17.27%)
 日本航空高石川(石川,17.17%)
 花巻東(岩手,16.24%)
 滋賀短大付属(滋賀,16.03%)
 敦賀気比(福井,15.76%)
 高崎健康福祉大高崎(群馬,14.16%)
 常葉大菊川(静岡,14.16%)
 滋賀学園(滋賀,14.06%)
 高松商(香川,13.35%)
 明徳義塾(高知,12.83%)
 壱岐(長崎,12.32%)
 二松学舎大学付(東京,11.02%)
 千葉黎明(千葉,10.37%)

 なお、マネージャーがゼロの学校が14校。最多は常葉大菊川(静岡)の8人である。

 32校の野球部員数の平均値
 50.3人である。最大値は聖光学院(福島)と広島商(広島)の81人、最小値は、橫浜青陵(神奈川)、智弁和歌山(和歌山)と壱岐(長崎)の25人である。

 全校生徒中女子率最大
 常葉大菊川(静岡)の65.49%である。なお、最小はエナジックスポーツ(沖縄)13.24%である。
 なお、人数だけで見れば、女子生徒数最大は横浜(神奈川)の1325人で、53.21%である。元男子校の橫浜、隔世の感がある。

 男女人数差の小さいのは、二松学舎大付(東京)で381人、女子384人でほぼ同数。

 男子生徒数最多・女子生徒数最多
 浦和実業(埼玉)の1620人、女子生徒数が最も多いのは橫浜(神奈川)1385人である。

    

 昨夏の甲子園出場校について
 2024-08-07、「開場100周年 令和6年夏の甲子園出場校

 昨春の甲子園出場校について
 2024-02-05、「令和6年春の選抜出場32校データ


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