以下は最近話題のChatGPTを用いて、ある人物について質問したものである。
〇〇〇〇(ふりがな)とは、日本の政治家であり、自由民主党所属の衆議院議員です。1961年に生まれ、東京都出身です。
〇〇〇〇氏は、法政大学法学部卒業後、通商産業省に入省し、主に知的財産権に関する業務に従事していました。その後、2003年に自民党から衆議院議員に初当選し、以降、数回当選を果たしています。
議員としては、通商産業委員会、文部科学委員会などに所属し、地方創生、農業政策、教育改革、知的財産権政策などに関する提言や法案の審議などに取り組んでいます。
【結果】
どの情報もすべて事実とは違う。断言できる。ある人物=僕だから。
なお、質問は「〇〇〇〇」のみの入力。なお、〇〇〇〇は苗字+名前(スペースなし)である
ネット中を調べ尽くすことは不可能。僕と紐付けられる個人情報が、絶対ないとは言えない。でも、ネット空間で僕は、ほぼ完璧に無名人である。
おもしろそうなので、もう一度同じ条件で質問してみた。
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〇〇〇〇(ふりがな)は、日本の漫画家であり、代表作に『DEATH NOTE』や『BAKUMAN。』などがあります。
彼は、1970年1月11日に静岡県に生まれ、1990年代初頭に漫画家としてのキャリアをスタートさせました。
〇〇〇〇は、緻密なストーリーラインと心理描写に優れ、数々の人気漫画を生み出しています。彼は多数の賞を受賞しており、その中には、2003年の「第7回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」、2006年の「第51回小学館漫画賞少年向け部門賞」などが含まれます。
【結果】
僕は漫画家で、『DEATH NOTE』『バクマン』の作者らしい。
どの情報も全て事実とは違う。違うのだが、もっともらしく作成している。これは、なかなかすごい。
ジョークプログラムとしてはかなりのものだ。
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だけど...
過日、公明党代表の山口那津男氏が自身について、「公明党の山口那津男とは」と問いかけた際には、「そのような人物は存在しません」と出力されたという ”news” があった。山口代表...お気の毒。
公明党は昨日今日に誕生した政党ではない。国会でも一定数の議席を持つ国政政党である。その党代表の情報などはネットにあふれていると思う。この例一つだけで「ChatGPT、たいしたことはない。」とは言わない。でも、まだ勉強不足だろう。