気になる マンション管理士試験過去問題
本日は 設備系
平成 28年 問 37
〔問 37〕 マンションの外壁の補修工事に関する次の記述のうち、適切でないものは
どれか。
1 コンクリートのひび割れの補修における樹脂注入工法において、ひび割れ幅
の変動が大きい場合には軟質形のエポキシ樹脂を注入する。
2 コンクリートのひび割れの補修におけるシール工法は、ひび割れ幅が0.2 mm
未満程度の比較的幅の小さいひび割れの補修に有効な工法である。
3 吹付けタイル等の塗り仕上げの改修は、ひび割れに沿って塗膜を撤去するの
が原則であるが、塗膜が健全でコンクリートとの接着が良い場合は、塗膜を撤
去せずにひび割れ改修を行うことがある。
4 タイル張り外壁の浮き部分の補修におけるアンカーピンニング全面エポキシ
樹脂注入工法は、タイルの中央に穿孔して樹脂を注入してタイルを固定させる
工法である。
4 について
タイルの 目地 に穿孔(穴をあける)して樹脂を注入する のが適切
(浮き空間に樹脂を注入するためにセッカクのタイルの中央に孔をあけるのは
いかにも ?? という感を覚え この肢がアヤシイ と思えるのではないだろうか)
ということで この肢が 適切でないもの で 正解
1 ~ 3 は 設問のとおりであり 適切といえる
Uチューブ に <タイル 浮き 注入> などのタイトルで載っていたりしている
と思われます
ので 実際の工事の様子を イロイロ参考にすることも好いのでは
自身には 5年間ほど ビル管理関係の業務をした経験があります
シンプルなのですが 実に合理的な水洗トイレのボールタップの詳細のことなど
も その折に学びました
建物全体の給排水経路のあり方のことやサマザマな設備に触れることができ
とても好い経験をさせてもらいました
設備関係は 文章だけではナカナカ理解できないことが多く タイヘンでしょうが
一度でも マンションの実際の設備(地下に受水タンクがみられたり 屋上の給水・
貯水タンクのマンホールを開けたりしての各設備の様子が眺められたり 陸屋根
の防水工法の種類のことなども見ることができたり)を見ることがあると 理解の
一助にもなるだろうと思うのですが〔モチロン了承を頂いたうえでの見学 というこ
と 当然ですが〕
そのようなチャンスをもてると とても 好いのですが