第1回 高齢社会検定を受検してきました。
記念すべき第1回です。
試験会場は、ちょっと敷居の高い東京大学駒場キャンパス一号館。
象牙の塔としてのシンボリックな威圧感が・・・。
試験会場には、文字通り老若男女・・・さまざまな方々が・・・。
少し女性が多かったような感じがしました。
試験監督は、二名の女性。黒のスーツを着たなかなかの威容。
おそらく東大大学院に在籍する才女か、東大高齢社会総合研究機構の研究員さん・・・。
賢そうな女性でした。
受験する方々もなかなかユニーク。
初老の男性(少しガラッパチ)、試験官に対して、ボヤきます。
「このマークシートの文字、小さくて読みにくいなあ。文字が小さくて薄いんだよなあ。」
この後ろに座る友人らしい中年の男性が言います。
「でも、場外馬券の投票券と変わらないんじゃねえの。」
試験会場、大爆笑。
受験者は、700名程度。
さきほどのガラッパチ親父さんは、瞬時に計算し検定試験の収入が500万円ぐらいあったことを吹聴されていました。
これまた大爆笑。
まだまだボケていないと思った次第です(笑)。
試験問題は、「東大がつくった高齢社会の教科書(東京大学高齢社会総合研究機構著・ベネッセ刊)」を読んでいれば、ほぼ回答できる内容。
応用問題はありません。
同教材を二、三回読んでいれば、8~9割正解できるという内容でした。
試験問題は秀逸。
東大の院生あたりが教授の指示で作問しているようで、問いの立て方が過去受験した様々な試験と比較しても、なかなか秀逸なもの。
背景を想像しながら解いていくことがなかなか楽しいひと時でした。
ありがとうございました。
高齢社会、いや正確に言うと、超高齢社会。
ニッポンの最大の課題とも言える社会問題です。
じわじわと進行するだけに、なかなか現実感のないのが本当のところだと思います。
40年後には、若者一人が老人一人を支える時代の到来です。
本当に一人ひとりが、自らのこと、周りのこと、社会のことを考えて意思決定していかなければ、大変な事態になると思います。
一人でも多くの人が、「東大がつくった高齢社会の教科書(東京大学高齢社会総合研究機構著・ベネッセ刊)」を読み、
まずは自身の在り方について考えていただく機会か増えればと考えています。
自己採点は、約8割。
10月半ばの発表を楽しみにしています。