能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

高齢社会検定試験を受けてきました 時間と余裕があれば、楽しい検定 超高齢社会と検定試験

2013年09月14日 | 資格・転職・就職

第1回 高齢社会検定を受検してきました。

記念すべき第1回です。

Img_0871

試験会場は、ちょっと敷居の高い東京大学駒場キャンパス一号館。

象牙の塔としてのシンボリックな威圧感が・・・。

Img_0870

試験会場には、文字通り老若男女・・・さまざまな方々が・・・。

少し女性が多かったような感じがしました。

試験監督は、二名の女性。黒のスーツを着たなかなかの威容。

おそらく東大大学院に在籍する才女か、東大高齢社会総合研究機構の研究員さん・・・。

賢そうな女性でした。


受験する方々もなかなかユニーク。


初老の男性(少しガラッパチ)、試験官に対して、ボヤきます。

「このマークシートの文字、小さくて読みにくいなあ。文字が小さくて薄いんだよなあ。」


この後ろに座る友人らしい中年の男性が言います。

「でも、場外馬券の投票券と変わらないんじゃねえの。」


試験会場、大爆笑。


受験者は、700名程度。

さきほどのガラッパチ親父さんは、瞬時に計算し検定試験の収入が500万円ぐらいあったことを吹聴されていました。

これまた大爆笑。

まだまだボケていないと思った次第です(笑)。


試験問題は、「東大がつくった高齢社会の教科書(東京大学高齢社会総合研究機構著・ベネッセ刊)」を読んでいれば、ほぼ回答できる内容。

応用問題はありません。

同教材を二、三回読んでいれば、8~9割正解できるという内容でした。


試験問題は秀逸。

東大の院生あたりが教授の指示で作問しているようで、問いの立て方が過去受験した様々な試験と比較しても、なかなか秀逸なもの。

背景を想像しながら解いていくことがなかなか楽しいひと時でした。

ありがとうございました。


高齢社会、いや正確に言うと、超高齢社会。

ニッポンの最大の課題とも言える社会問題です。

じわじわと進行するだけに、なかなか現実感のないのが本当のところだと思います。

40年後には、若者一人が老人一人を支える時代の到来です。


本当に一人ひとりが、自らのこと、周りのこと、社会のことを考えて意思決定していかなければ、大変な事態になると思います。

一人でも多くの人が、「東大がつくった高齢社会の教科書(東京大学高齢社会総合研究機構著・ベネッセ刊)」を読み、

まずは自身の在り方について考えていただく機会か増えればと考えています。


自己採点は、約8割。

10月半ばの発表を楽しみにしています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アベノミクスを超える第4の矢「アベノリンピクス」 日経ビジネス誌のオリンピック経済予測30にワクワク

2013年09月14日 | 本と雑誌

アベノリンピクス」 

これは、竹中平蔵さんが命名した「アベノミクス」に「オリンピック」を掛け合わせた造語。

2020年の東京開催に向けて、第4の矢として期待されている五輪経済効果を表した言葉です。


日経ビジネス2013.9.13号の巻頭特集は、「五輪経済予測30」。


閉塞感漂う日本経済に期待と希望をあたえる日経ビジネスらしい特集です。

できれば、日経ビジネスらしく100取り上げてもらいたかったなあ、あるいはもっと大胆に期待をあおってもらいたかったなあと思っています(笑)。


でも、東京五輪招致の決定は、何となくビジネスパースンの笑みが増えるという現象を巻き起こし、今までとは違う新しい世界に入ってきたような印象があります。


日経ビジネス誌が予測した30の項目の概略を紹介させていただきます。

実現率は70%あると思っています。

日経ビジネス誌の予測に対して、さらに「◎、〇、△、×」で再評価させていただきました。


1.第4の矢登場でアベノミクス加速 ◎


2.VIPを運ぶのは自動運転カー ×


3.水素カー △


4.会場運営は100%再エネ △


5.店舗で顔パス決済 △


6.通訳進化 ネット&クラウド 〇


7.飛行船で警備 △


8.超小型モビリティが選手村の足 △


9.超エコビル ◎


10.成田~羽田に新鉄道 1時間に ◎


11.株価20000円超え ◎


12.脱デフレ △


13.経済効果は3兆~100兆円 〇


14.財政健全化目標、先送り 〇


15.消費税、開催年に再引上げ △


16.都市開発計画進展 ◎


17.カジノ合法化 五輪後も 〇


18.TPP、規制緩和に追い風 〇


19.中韓との関係に変化 〇


20.中小企業の技術に脚光 ◎


21.結婚、出産ラッシュ △


22.訪日外国人2000万人に ◎


23.ホテル新規投資 ◎


24.小売業 販促に苦悩 〇


25.免税手続簡略化 〇


26.スポーツ市場膨張 ◎


27.テレビは主役の座から陥落 〇


28.温泉ブームの死角 〇


29.挑戦する社会に転換 ×


30.原発収束 △


2020年、東京。

自動車、ICT、アニメ、職人の技、スポーツ・・・。

国際社会に対するニッポンのショールームになると考えています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする