今日は、5時起床でテレビの前へ。
マドリードの落選に驚きつつ、余裕をもってロゲ会長の発表を聞くことに。
近所の駒沢オリンピック公園に駆けつけようと思ったのですが、
ここは心を落ち着けてテレビとネットでチェックすることに・・・。
「TOKYO2020」のカードに感無量。
56年ぶりの東京開催、感動です。
個人的には、経済減速に苦しむスペイン、反政府デモや緊迫する隣国シリア情勢に直面するトルコでの開催も、それなりの開催の価値はあると思っていました。
ただ単に東京開催バンザイではなく、ヨーロッパの情勢、中東情勢も忘れずウォッチしていきたいと思っています。
今回の東京開催決定のベースは、震災後の復興を支えるスポーツの力というコンセプトであったと考えています。
福島や東北で起こった大災害、そこから立ち上がるパワー・・・。
それをシンボリックに訴求して勝ちえた招致。
マドリードやイスタンブールを上回ったのです。
失われた20年、シュリンクを続けていた日本経済にとって、今回の決定はものすごいパワーになると考えています。
少なくともこの7年間、東京を中心に人の動き、カネの動きが加速していくことになると思います。
すでにゼネコン関連やスポーツ用品関連の株価が上昇していますが、それよりもマインド部分が大きい。
一体感、上昇志向、ポジティブ、前向き、希望、元気・・・といった勢い、流れが出てくるのではないでしょうか。
特に、若い人たちにとっては、この国について考える、グローバルを体験する絶好の機会になると思います。
今晩は、とっておきのワインで祝杯をあげたいと思います。