ニュースを見て驚愕しました。
脱線事故の続くJR北海道に、国土交通省が立ち入り調査。
260か所以上の線路の異常が分かったとのこと。
大事故の前に発見されたのは不幸中の幸いです。
鉄道マンとしてのプライド、誇りはどこにいってしまったのでしょうか?
JR北海道と言えば、高倉健さんのイメージがダブっているため、本当に残念です。
「ハインリッヒの法則」という事故を未然に防ぐための法則があります。
これは、米国保険会社の技師であったハインリッヒさんが考案した法則。
一件の重大災害の背後には、
29件のかすり傷程度の軽災害があり、
その背後にはケガはないが、ヒヤリとした300の体験がある
というものです。
最近では、企業におけるリスクマネジメントやクレーム対応等で活用されている法則でもあります。
1・・・致命的な事故
29・・・軽災害
300・・・ヒヤリとした体験
今回の国土交通省の立ち入り調査では、260箇所以上の基準を満たさない線路の異常が見つかったとのこと。
まさに、この法則どおりです。
個人的には、大好きなJR北海道。
これを機にした安全体制の確保、組織風土の刷新、社員の意識改革・行動改革に取り組んでいただきたいと思います。