能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

高齢社会検定の受験票が届きました 試験は9/14土曜日です  東京大学駒場キャンパスで実施 

2013年09月06日 | 資格・転職・就職

高齢社会検定に申し込みました。

試験日は、9月14日(土曜日)。

会場は、東大駒場キャンパス。


今日、メールと葉書で受験票が届きました。

結構、ドキドキするものです(笑)。


あと1週間、「東大がつくった高齢社会の教科書」を二回程度回していきたいと思います。


「高齢者検定試験」の内容

試験日        2013年9月14日(土)


受験コース   個人<総論+個人編>


受験会場      東京大学 駒場キャンパス 1号館113講義室(1階)


※会場へのアクセスは、添付ファイルをご確認ください。
※会場によっては空調の調整がきかない恐れがあります。温度調節ができる服装でご来場ください。


試験時間
<個人編>
11:50~12:00 説明(開場11:30)
12:00~12:50 試験
<総 論>
13:40~13:50 説明(開場13:20)
13:50~14:20 試験
<社会編>
15:10~15:20 説明(開場14:50)
15:20~16:10 試験


持ち物
受験票(このメールを印刷したもの)
筆記用具(HBまたはBの鉛筆、またはシャープペンシル・消しゴム)
腕時計(会場内に時計がない場合があります)


合否結果
2013年10月中旬頃より全受験者に合否通知を発送(郵送)致します。
※お申し込み後に住所等変更がある場合は、必ず運営事務局までご連絡ください。
※結果通知の送付先に変更がある場合は、試験日より1週間以内に事務局へメールにて
ご連絡下さい。以降にご連絡頂いた場合は、印刷の都合上、旧住所へ発送する場合が
御座います。必ず郵便局の転送サービスをご利用下さい。
※結果通知が11月上旬頃になっても届かない場合は、事務局までお問い合わせください。


試験当日の注意事項(必ずお読みください)
・会場内での喫煙は、ご遠慮ください。(一部全館禁煙の会場があります)
・試験開始より10分以上遅れた場合は入室(受験)できません。
・試験会場では試験官の指示に従ってください。
・試験中の途中退室はできません。
・併願の方は教室・座席を移動していただく場合があります。

禁止行為
・他の受験者に迷惑をかける
・電子機器等のアラームを鳴らす
・他の人物になりすましての受験
・飲食
・試験を妨害する行為
・不正とみなされる行為
・電子機器(電子手帳・多機能付時計・オーディオプレイヤー等)の使用
・その他試験上のルールを守らない 


上記の諸注意への違反及び禁止行為を行った受験者はその場で失格とし、退場して頂きます。
また、不正行為が発覚した場合は、合格認定後でも合格を取り消し、以後の受験をお断りする場合があります。
――――――――――――――――――――――――――――
お問合わせ先 
高齢社会検定試験運営事務局
TEL 03-3233-4808(10:00~12:00及び14:00~17:00 土・日・祝日を除く)
URL  http://www.kentei-uketsuke.com/gerontology/

※高齢社会検定は、一般社団法人高齢社会検定協会が主催する検定試験です。


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立教大学大学院ソーシャルデザイン集中講座 第3回目に参加 経営組織・事業の戦略と社会デザイン

2013年09月06日 | 学問

今日は、23時15分池袋発・元町・中華街行きの副都心線で家路に・・・。


21時30分まで講座・・・その後、クラスメート数人とバールへ。

カルパッチョと冷パスタを赤ワインで流し込み、池袋の夜を少しだけ楽しんだ次第です。

それにしても、仕事で疲れ果てた後に、空腹のまま講座に参加して、21時30分まで。

みなさん、立派なものです(学ぶ、考える・・・というのは、究極の贅沢。古代ギリシャの貴族階級のそれと同じという意見で一致しました-笑-そういえば修士論文と格闘していたあの頃が一番充実感があったような気もします)。


立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科×日経Bizアカデミーで開催されている「ソーシャルデザイン集中講座」の3回目に参加してきました。


今日の担当は、立教大学大学院准教授の坂本文武先生。


米国ケース・ウェスタン・リザーブ大学で非営利経営学修士をとられた若手研究者。

髪は少し白いものがありますが(失礼)、なかなかのイケメン。

東大の藤原帰一教授似のクールな坂本先生は、米国NPOへの経営コンサルティングを経験され、CSR、資金調達などを専門とされています。

理論だけで終わらせない実務派教員です。


今日のテーマは、「経営組織および事業の戦略と社会デザイン」。

組織論、ガバナンス論、イノベーション論を中心に講義と質疑応答の2時間30分。

参加者の問題意識も高く質問が飛び交います。

それに対して、学術と実務面から回答する坂本先生の切りかえしも、なかなか勉強になります。


レジュメには、まず命題を提示。

命題

「ぼくたちの会社はどうして信じられないことをするのか?

ソーシャルは、現代企業の福音なのか?

組織論が示唆する持続可能な組織論」


参加者とのやりとりの中で、坂本先生は板書していきます。


持続可能、目的性、利益配分、環境適応、ニーズ、持続責任、ゴーイングコンサーン、組織の存在・・・


組織論における組織は、有機的組織と機械的組織の2種類あることを解説され、そこに組織の生成、発展、衰退・・・を紐づけていきます。

組織は、「創業・・・成長・・・成熟・・・衰退」というライフサイクルの中を進んでいく・・・。

その中で組織は学習障害(P.センゲ)、習慣的な防御行動(アージリス)に陥り、ダークサイドに落ちていく・・・。

それは、集団圧力であり、集団浅慮(グループシンク)であり、集団凝集性。組織は硬直を起こし、衰退に向かって突き進んでいく・・・という文脈です。


また、株式会社組織のガバナンス、NPOのガバナンスの比較の中から、人間の「共感」と「経済合理性」について考えていくことに着地させます。

人はパンのみに生きない、背に腹はかえられない・・・。

そのパラドックスは、じっくり思考すると、人間研究の射程に立ち入ることになります。


坂本先生の持つ多様な思考回路から、さまざまな発見をいただいた講座でした。

坂本先生、ありがとうございました。


今日のレジュメより

1.社会デザインとは?

2.プラスティックワード化する「ソーシャル」

3.そもそも組織とは何か?

4.日本企業は価値づくりに成功しているのか?

5.企業は利潤最大化に向いた組織なのか?

6.利潤追求体質による弊害

7.ガバナンスの限界

8.持続可能な組織への挑戦


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